シラバス情報

科目名
中国語Ⅰb 2Dクラス
担当教員名
池間 里代子
ナンバリング
NEg1033
学科
2020〜2024年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 1年/2020〜2024年度 大学 教育人文学部 児童教育学科 1年/2020〜2024年度 大学 教育人文学部 心理学科 1年/2024年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 介護コース 1年/2020〜2024年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 1年/2024年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 こどもコース 1年/2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 1年/2020〜2024年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 芸術・文化コース 1年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 1年/2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 1年/2020〜2024年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 多文化・共生コース 1年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 1年/2020〜2024年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 1年/2020〜2024年度 大学 社情デザイン学部 社情デザイン学科 1年
学年
1年
開講期
2023年度後期
授業形態
演習
単位数
1単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
この科目については、すでに教授のみならず、テキスト作成・参考書作成・通訳業務・検定試験実施に係る業務を行ってきた。

ねらい
①科目の性格
大学教育課程において選択必修となっている外国語科目である。中国語Ⅰaを学んだ学生を対象に、中国語の基礎を学ぶ。
②科目の概要
まず、中国語Ⅰaで学んだ中国語の基礎を復習する。中国語の発音は初学者にとって難しいので、具体的・個別的に指導を行う。テキスト後半を学ぶ。テキストはHSK1級範囲に準拠しているので、適宜模擬試験を導入して学びの振り返りを行う。
③授業の方法(ALを含む)
対面授業・オンライン授業(ハイブリッド方式も含む)を問わず、テキストの進度に沿って新しい文法事項・中国の歴史や社会などの話題を盛り込みつつ進行していく。語学授業であるため、教員の後について発音・音読あるいはグループ活動などによって聴解・発表能力を高めていく。
リアクションペーパー/グループワーク/ディスカッション/ロールプレイ・模擬授業
④到達目標
初級レベルの簡単な中国語会話が身に着く。短・中期規模の旅行や語学研修などで、日常会話が使えるレベルの活動ができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
K⑤-1 外国語基礎理解/K⑤-2 異文化の理解・尊重/K⑤-3 外国語コミュニケーション

第1回
事前学習
前期内容の確認。第8課本文の音読。
45分
授業内容
前期内容(1−7課)の復習。
事後学習・次回事前学習
事後学習:忘れていた発音・文法・単語などをメモ書きする。
次回事前学習:第8課「熱身」「本文」の発音をチェックし、読む練習をする。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第2回
授業内容
第8課前半:本文を正しく発音する。「注釈」の項目説明を聞き、理解する。中国の通貨についての理解を深める。
事後学習・次回事前学習
事後学習:既習事項の確認をする。
次回事前学習:「練習」2⃣の解答を作成する。3⃣の音声教材を聴いて、空欄を埋める。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第3回
授業内容
第8課後半:「本文」部分のロールプレイ。「ピンイン」「漢字」「応用(ペア・グループワーク)」の実行。
事後学習・次回事前学習
事後学習:質問に対して、適切に・すぐに答えることができたかを検討する。あまりできなかった場合は、滑らかにできるまで練習する。
次回事前学習:第9課「ウォームアップ」「本文」の音読。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第4回
授業内容
第9課前半:「在」の様々な用法を学ぶ。省略疑問文を理解する。
事後学習・次回事前学習
事後学習:「ウォームアップ」「本文」「注釈」を復習する。
次回事前学習:「練習」を解く。「ピンイン」を音声教材により発音練習する。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第5回
授業内容
第9課後半:「本文」を分担して発音する。「注釈」を確認し、「練習」を行う。「応用」のペアワーク・グループワークを行う。
事後学習・次回事前学習
事後学習:新出語を覚え、「在」文型を確認する。
次回事前学習:第10課「ウォームアップ」「本文」の発音練習する。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第6回
授業内容
第10課前半:第9課で学んだ動詞「在」を用いた存在表現と対をなす、動詞「有」を用いた存在表現を学ぶ。また、助動詞(テキストは能願動詞)の可能表現を学ぶ。
事後学習・次回事前学習
事後学習:存在表現「在」と「有」の使い方が理解できるようにする。
次回事前学習:「練習」を解いておく。「ピンイン」にある軽声の音声教材を聴く。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第7回
授業内容
第10課後半:本文・注釈を復習し、「練習」「ピンイン」「応用(ペアワーク・グループワーク)」を行う。
事後学習・次回事前学習
事後学習:文法事項の確認、軽声の復習を行う。
次回事前学習:第11課「本文」の発音練習、並びに時刻表現の中国語表記の法則をみつける。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第8回
授業内容
本課では中国語の時刻表現を学ぶ。日常生活に不可欠なものであるので、正確に学習すること。「注釈」にもあるが、時刻と時間の表現について誤解ないよう整理しながら学習を進めて欲しい。また、時刻・時間は文のどこに置くべきかが決まっているので、この理解も完璧にして欲しい。
事後学習・次回事前学習
事後学習:「時刻」と「時間」の表現、文中の位置を確認する。
次回事前学習:「練習」「応用」部分の予習をすること。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第9回
授業内容
第11課後半:時間・時刻表現に留意しつつ、前回授業を振り返る。「練習」「ピンイン」「応用」を行う。
事後学習・次回事前学習
事後学習:時刻表現について習熟する。具体的には、事後学習時の〇時〇分を中国語で正確に表現できる。
次回事前学習:第12課「ウォームアップ」「本文」の発音練習を行う。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第10回
授業内容
第12課前半:主述述語文・助動詞「会」の推量用法などを学ぶ。
事後学習・次回事前学習
事後学習:「本文」「注釈」の例文が読め、日本語訳ができるかを確認する。
次回事前学習:「練習」2⃣3⃣の答えを考える。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第11回
授業内容
第12課後半:本文を読み、「注釈」を復習する。「練習」「ピンイン」「応用」を行う。
事後学習・次回事前学習
事後学習:「主述述語文」文型を理解する。「ピンイン」の三音節語に慣れる。
次回事前学習:第13課「ウォームアップ」「本文」「注釈」、及び「練習2⃣3⃣」を予習する。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第12回
授業内容
第13課(通し):「在」の副詞用法などを学ぶ。
事後学習・次回事前学習
事後学習:「練習2⃣」の意味が間違いなく取れるかを確認する。自分の電話番号を暗唱する。
次回事前学習:第14課「ウォームアップ」「本文」「注釈」、及び「練習2⃣3⃣」を予習する。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第13回
授業内容
第14課(通し):「了」の用法、否定の表現を主として学ぶ。
事後学習・次回事前学習
事後学習:「応用」を正しく発音し、実際の場で使えるように準備する。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第14回
授業内容
第15課(通し):強調構文、年月日の言い方を学ぶ。
事後学習・次回事前学習
事後学習:「ペアワーク・グループワーク」を暗唱することにより、買い物シーンの会話に習熟する。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照
第15回
授業内容
確認試験:今まで学習した内容を確認するための試験を実施する。
事後学習
事後学習:どこができ、あるいはできなかったのか、を精査して今後の学習計画の参考にする。(あわせて30分程度)
所要時間は記述内容を参照

フィードバック
音声教材を一通り聴き、意味が理解できなかった箇所を中心に復習すること。
評価方法および評価の基準
試験結果を40%、随時出題した課題を30%、授業出席を含む受講状況を30%とし、60%以上を合格として単位認定を行う。規定の出席に満たない場合は単位を認定しない。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
STANDARD COURSE 1
姜丽萍
北京语言大学出版社
978-4-906725-18-2
株式会社スプリックス
推薦書・参考文献
初級レベルの授業なので、辞書・参考書などは特に必要ない。HSK試験受験希望者は、授業と並行して『HSK公式過去問集1級』(スプリックス社)を参考にするのもよい。(強制ではない)
語学研修や旅行などで中国語圏へ短期・長期滞在を希望する学生は、『地球の歩き方:北京』などを参考にするとよい。ただし、本授業は中国語の標準語(北京を中心とした言葉)を扱うので、上海語・広東語・台湾語などは扱っていないことを特筆する。

履修上の助言、教員からのメッセージ
履修上の注意:なるべくお休みのないように。できれば事前メールなどで申し出ること。(できる限りのフォローをする)既定の出席に満たない場合は単位を認定しない。
メッセージ:私も大学1年から中国語を始めたので、皆さんもがんばって学んで欲しい。英語と全く回線が異なる言語なので、やればやるだけ身に着く。