教員名 : 鳥越 信吾
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科目名
演習 1Mクラス
担当教員名
鳥越 信吾
ナンバリング
SAj5001
学科
2020〜2023年度 大学 社情デザイン学部 社情デザイン学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度後期
授業形態
演習
単位数
2単位
実務経験の有無
無
実務経験および科目との関連性
無
ねらい
①科目の性格
社会情報デザイン学科における「演習・卒業研究」領域の、卒業要件必修科目である。「卒業研究」を見据えながら、前期「現代社会プロジェクト」で獲得した基礎力をさらに伸ばすことを目指す。
②科目の概要
前期現代社会プロジェクトでは、社会についての自身の違和感を練り上げ、各自の「研究テーマ」をもつことを目指した。後期の演習では、その研究テーマについての探究を継続していくことで、それを自身の学問的な「問い」へと精緻化することを目指す。そのために、本科目では文献輪読と研究発表を行っていく。
③授業の方法(ALを含む)
演習形式で実施する。
リアクションペーパー/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション
④到達目標
1)社会学の専門的な知識を獲得する。
2)自身の研究テーマを深めていき、自らの力で問題を発見することができる。 3)調査・発表・議論の仕方に習熟し、能動的に情報収集、考察、発言ができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
SA①-4 多様な社会的ニーズの理解する力の修得/SA②-2 課題解決力の修得/SA③-3 連携・協働する力の獲得
内容
本演習では、各自の卒業論文の執筆に向けて本格的に動き出す。第一に、社会学の基本図書を輪読し、社会学的知識の獲得に努める。第二に、自分の興味あるテーマについての専門的な論文を読み、要約し、発表することをとおして、自分の疑問点を学問的な「問い」へと精緻化していく練習をする。第三に、論文の書き方の基本を習得し、自分の力で学術的な論文を書けるようになることを目指す。
これらを通して目指すのは、第一義的には各自の社会学知識の習得と研究の進捗であるが、それだけではない。こうした研究活動をとおして、問いを自ら作り出す発想力やそれを解決へと導く探究力、他者に自分の意見をわかりやすく伝えるプレゼンテーション能力、そして仲間と意思疎通をとるコミュニケーション能力などの醸成も目指す。 各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【事前学習】指定された文献および関連文献を必ず読み、自分なりの意見、疑問、批判をもっておく。90分
【事後学習】プレゼンテーションおよびディスカッションの内容をふまえ、自分なりの考察を書いておく。90分 フィードバック
各回の冒頭で前授業についての振り返りおよび質疑を行い、学習理解の深化を図る。
評価方法および評価の基準
毎回の授業への取り組みと課題(40%)および輪読・研究発表(60%)を総合的に評価し、60%以上を合格とする。
それぞれの到達目標に対する評価方法および割合は下記の通り。 到達目標1 各回の課題10%/40% 輪読・研究発表20%/60% 到達目標2 各回の課題20%/40% 輪読・研究発表20%/60% 到達目標2 各回の課題10%/40% 輪読・研究発表20%/60% 教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
教科書は使用しない。
推薦書・参考文献
授業内で指示する。
履修上の助言、教員からのメッセージ
輪読文献については、受講生と相談の上決定する。
また、受講生の関心によって、授業内容および進度が変化する可能性がある。 |