シラバス情報

科目名
Webページ作成基礎 1Bクラス
担当教員名
名児耶 厚
ナンバリング
SAi2003
学科
2020年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 2年/2020〜2023年度 大学 社情デザイン学部 社情デザイン学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
演習
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は社会情報デザイン学科の領域科目群・情報領域の選択科目である。情報発信・収集手段として主要なものとなったWebページの作成知識・表現方法を修得するため、PCによる演習形式を中心に仕組みや作成用言語の文法を学ぶ。
②科目の概要
Webページ作成用の言語による作成演習を中心に行い、コンピュータやWebの基本を理解する。同様にデザイン用言語を使い、見やすく使いやすい表現の実装スキルを習得する。意図しない結果となった時に粘り強く原因を探ることにより、問題発見・解決につながる能力を身に付ける。
③授業の方法(ALを含む)
実技を中心としつつ並行して講義・解説を行い、結果や成果物を提出していく流れが基本となる。授業内の演習も課題の一部として行い、授業に参加し作成演習を行うことがそのまま課題にもつながるようにする。不具合の修正や制作物の自由な拡張を通して理解を深め、復習や確実なスキル修得につなげる。
ミニテスト/リアクションペーパー/実技、実験/レポート/創作、制作
④到達目標
1. コンピュータの基本的な知識を有し、必要な操作を行うことができる。
2. 基本的なWebページの構造を理解し、作成用言語によるページ作成ができる。
3. デザイン用言語の基本を理解し、デザインや装飾を行うことができる。
4. Webやネットワークの基本を理解し、必要な情報収集や問題解決へとつなげられる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
SA①-2 情報活用技術の修得

第1回
事前学習
シラバスを読み、科目の性格、概要等を確認しておく。
自分の受講環境・使用するPCについて把握する。
90分
授業内容
オリエンテーション、基礎知識、ファイルの保存や管理【実技】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
説明内容を振り返り、疑問点等を整理し、必要に応じて質問する。
[次回事前学習]
自分の受講環境を確認し、必要に応じて機材の確認や準備を行う。
90分
第2回
授業内容
受講環境の設定・構築、言語仕様の基本を理解する【実技】【ミニテスト】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
今回までの内容を復習し、授業時に不十分と感じた項目は教員への質問なども行いながら確認しておく。
[次回事前学習]
必要な導入作業や動作確認を済ませておく。
180分
第3回
授業内容
文書の構造:見出し・段落・画像【実技】【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
授業時に不十分と感じた項目の復習と未達成項目を進める。
[次回事前学習]
提示する課題を行い、前回までの範囲を復習しておく。
180分
第4回
授業内容
リンクの作成、リストとテーブル【実技】【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
授業時に不十分と感じた項目の復習と未達成項目を進める。
[次回事前学習]
提示する課題を行い、前回までの範囲を復習しておく。
180分
第5回
授業内容
フォームの設置、グループ化【実技】【ミニテスト】【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
授業時に不十分と感じた項目を中心に復習を行う。合わせて質問項目として整理しておく。
[次回事前学習]
次回以降の演習内容を読み、把握・理解しておく。
180分
第6回
授業内容
CSSの基本、文章や背景の装飾【実技】【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
授業時に不十分と感じた項目の復習と未達成項目を進める。
[次回事前学習]
提示する課題を行い、前回までの範囲を復習しておく。
180分
第7回
授業内容
ブロック要素、サイズ・余白・境界【実技】【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
授業時に不十分と感じた項目の復習と未達成項目を進める。
[次回事前学習]
提示する課題を行い、前回までの範囲を復習しておく。
180分
第8回
授業内容
デザイン対象の指定、クラスとID【実技】【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
授業時に不十分と感じた項目の復習と未達成項目を進める。
[次回事前学習]
提示する課題を行い、前回までの範囲を復習しておく。
180分
第9回
授業内容
CSSによる配置とデザイン【実技】【ミニテスト】【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
授業時に不十分と感じた項目を中心に復習を行う。合わせて質問項目として整理しておく。
[次回事前学習]
次回以降の演習内容を読み、把握・理解しておく。
180分
第10回
授業内容
基本的なページのデザイン【実技】【ミニテスト】【創作、制作】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
提示する課題を実施し、前回までの範囲の復習を行う。
[事後学習]
制作物の概観を検討し、作成準備を整える。
180分
第11回
授業内容
項目別に分かれるページのデザイン【実技】【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
授業時に不十分と感じた項目の復習と未達成項目を進める。
[次回事前学習]
提示する課題を行い、前回までの範囲を復習しておく。
180分
第12回
授業内容
一般的なページデザインと採用の検討【実技】【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
授業時に不十分と感じた項目の復習と未達成項目を進める。
[次回事前学習]
提示する課題を行い、前回までの範囲を復習しておく。
180分
第13回
授業内容
複雑な構造のデザイン【実技】【ミニテスト】【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
授業時に不十分と感じた項目を中心に復習を行う。合わせて質問項目として整理しておく。
[次回事前学習]
次回以降の演習内容を読み、把握・理解しておく。
180分
第14回
授業内容
デザインの選択と決定【実技】【創作、制作】【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]
提示する課題を実施し、前回までの範囲の復習を行う。
[次回事前学習]
検討を進め、作成を続ける。
180分
第15回
授業内容
学習範囲のまとめ、全体を通しての確認・総合作成演習【実技】【創作、制作】【レポート】
事後学習
全体を通して復習し、理解不足と感じる項目の再確認を行う。
作成を続け、完成させる。
180分

フィードバック
解説を兼ねた課題の解答配布・説明を翌週以降に行い、それらを元に修正・拡張や情報収集・調査へとつなげる。さらに教卓での操作を映しての実演や再提出の機会等を設けて各回の実技や課題を複数回行い、復習の徹底・理解の定着を目指す。
評価方法および評価の基準
演習に伴う制作物や課題の提出によりスキルや知識の修得を確認し、目標達成状況を評価する。
全体では各回・単元ごとの制作物・課題の提出(70%)と授業内実習への取り組み(30%)とし、60点以上を合格とする。
到達目標ごとの配分は次の通りとする。
1. 制作物・課題の提出(15%/70%)・授業内演習への取り組み(5%/30%)
2. 制作物・課題の提出(20%/70%)・授業内演習への取り組み(10%/30%)
3. 制作物・課題の提出(20%/70%)・授業内演習への取り組み(10%/30%)
4. 制作物・課題の提出(15%/70%)・授業内演習への取り組み(5%/30%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
1冊ですべて身につく HTML&CSSとWebデザイン 入門講座
Mana
SBクリエイティブ
978-4-7973-9889-2
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ