シラバス情報

科目名
中国コミュニケーションⅡ 2Aクラス
担当教員名
仇 暁芸
ナンバリング
SAe2005
学科
2020〜2023年度 大学 社情デザイン学部 社情デザイン学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度後期
授業形態
演習
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
日本語・中国語の通訳者として現場で仕事をしたことがある。中国語教材に執筆したことがある。

ねらい
①科目の性格
この科目は日本及び日本人と密接な関係を持つ隣国である中国の文化、歴史や社会問題等を学ぶ授業である。入門の「中国コミュニケーションI」続き、さらに知っていくこの授業も「中国脅威論」という視点から離れ、巨大国家「中国」を俯瞰し、中国に住む人の今とそこに至る歴史などを知ることになる。
②科目の概要
この科目の内容は主に次の6つの角度から中国を理解する。「地図で知る巨大な中国」、「現代中国の普通の暮らし」、「中国社会の基礎」、「中華帝国の栄光と屈辱」、「日中が触れたくない歴史の闇」、「大国中国の抱える問題」。
③授業の方法(ALを含む)
講義のみならず、学生による発表もある。事前に予習の一貫としてワークシート等を記入し、授業に臨む。
リアクションペーパー/レポート/グループワーク/ディスカッション/ディベート/プレゼンテーション
④到達目標
6つの角度から中国社会の歴史や文化を理解し、中国に関する基礎知識を得る。また、自ら意見を述べ、自分の考えを表現する力も養う。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NA②-3 相互理解と自己表現/KE②-3 自己表現、相互理解/KE③-1 主体的・継続的学修

第1回
事前学習
この授業をなぜ取りたいのか、知りたい内容を整理する。関係内容について、自ら書籍や公式サイトなどを利用し、調べておいて下さい。そして、質問(最低限一つ)も用意してください。
45分
授業内容
オリエンテーション
事後学習・次回事前学習
今日話したこと、知ったことを記録し、復習してください。次回、「中華料理」と「中国語の簡単な挨拶」について予習を行って下さい。
45分
第2回
授業内容
「中華料理」と「中国語の簡単な挨拶」
事後学習・次回事前学習
授業で学習したものを整理し、記録(ノートやワークシート等)してください。次回、「大国の巨大な課題」について予習を行ってください。
45分
第3回
授業内容
「大国の巨大な課題」
事後学習・次回事前学習
授業で学習したものを整理し、記録あるいはメモ(ノートやワークシート等)してください。次回、自分の発表を準備してください。テーマなど詳細は授業で伝えます。
90分
第4回
授業内容
学生発表
事後学習・次回事前学習
自分の発表を振り返り、またクラスメートの発表を聞き、気になった内容を調べてください。次回、「大学入試”高考”」について予習を行ってください。
45分
第5回
授業内容
「大学入試”高考”」
事後学習・次回事前学習
授業で学習したものを整理し、メモ(ノートやワークシート等)してください。次回、「一人っ子同士の結婚、男子が大変」を予習してください。
45分
第6回
授業内容
「一人っ子同士の結婚、男子が大変」
事後学習・次回事前学習
授業で学習したものを整理し、メモしてください。次回、自分の発表について準備をしてください。詳細は授業で伝えます。
90分
第7回
授業内容
学生発表
事後学習・次回事前学習
今日の自分の発表を振り返り、良かったところと改善点を整理してください。次、「毛沢東 vs 蒋介石」について予習をしてください。
45分
第8回
授業内容
「毛沢東 vs 蒋介石」
事後学習・次回事前学習
授業で学習したものを整理し、分からないところを調べてください。次回、「眠る獅子を食い荒らす列強」について予習を行って下さい。
第9回
授業内容
「眠る獅子を食い荒らす列強」
事後学習・次回事前学習
授業で学習したものを整理し、ポイントを書き下ろしてください。次回、自分の発表を準備してください。詳細は授業で伝えます。
90分
第10回
授業内容
学生発表
事後学習・次回事前学習
今日の発表を振り返り、良かった点と改善点を把握してください。次回で取り上げる「天安門事件」について予習をしてください。
45分
第11回
授業内容
「天安門事件」
事後学習・次回事前学習
今日の授業感想を振り返り、特に面白かったことを書き下ろしてください。次回、「1億人を超す少数民族」について調べてください。
45分
第12回
授業内容
「1億人を超す少数民族」
事後学習・次回事前学習
授業で学習したものを整理し、ポイントを書き下ろしてください。次回、最終回の自分の発表を準備してください。
90分
第13回
授業内容
学生発表
事後学習・次回事前学習
今日の発表の特に良かった点は言えますか。自分とクラスメートの発表内容を整理してください。これまで学んできたことを復習し、次回のテストの準備をしてください。
90分
第14回
授業内容
テスト
事後学習・次回事前学習
テストの手応えはどうですか。次回、最終回で「まとめ」に入ります。これまで学んできた内容の中、特に印象に残った内容、気になっている内容、更に知りたい内容を整理し、次回の授業で発言できるように準備してください。
45分
第15回
授業内容
まとめ
事後学習
半期の授業を振り返り、感想をまとめてください。
45分

フィードバック
質問などがあれば、いつでも聞いてください。
評価方法および評価の基準
出席率と教室でのパフォーマンス40%、課題(ワークシート等)の提出20%、発表20%、テスト20%  うち、60%以上が合格である。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
図解でわかる 14歳から知っておきたい中国
インフォビジュアル研究所
大田出版
9784778316358
フジショップで購入
推薦書・参考文献
中国に関係する書籍なら、興味のある物なら何でも気軽に読んでください。

履修上の助言、教員からのメッセージ
日本在住24年の中国語母語話者の教員が担当する授業です。これから中国のことはもちろん、中国人と関わっていくことが増えていきます。隣りの大国のことを知り、国際知識を身に着けることを目標にして欲しいです。客観的に日本と中国のことを知り、楽しさも感じられるといいですね。入門の「中国コミュニケーションI」の続き、さらに知りたい方は「中国コミュニケーションII」の受講を勧めます。同時に2つの授業を取ることも大丈夫です。教科書は同じです。