シラバス情報

科目名
表現基礎(空間)
担当教員名
杉元 葉子
ナンバリング
SAd1005
学科
2020〜2023年度 大学 社情デザイン学部 社情デザイン学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
演習
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
建築及びインテリア・デザインの設計・設計監理の実務経験のある教員が担当し、図面/モデル表現やプレゼンテーションの基本を踏まえて指導する

ねらい
①科目の性格
本科目は、社会情報デザイン学科の専門科目の「企画構想ラボ 表現基礎科目」領域に該当する卒業要件選択科目である
②科目の概要
"もの"、部屋、家、まちなど3次元の対象の表現の基礎を扱う。表現の原理や約束事など図法の基本を学び、手描きによる簡単な三面図や透視図などの表現と、モデルによる表現の基本を修得する
③授業の方法(ALを含む)
講義による解説と簡単な制作実技を行う。制作実技は、手描きによるフリーハンド・スケッチや簡単な作図、モデル制作を含む。教室での指導に加え、制作物の進捗状況について原則として各回毎にレポート提出を求め、チェックし必要な指導を行う。
リアクションペーパー/プレゼンテーション/レポート(表現)/創作、制作
④到達目標
1.3次元から2次元への図面表現の基本を理解し、”もの”の簡単な表現と、デザイン思考における提案及びプレゼンテーションへの応用ができる
2.室内と建築の図面表現の基本(一般図、透視図)を理解し、室内と建築の簡単な表現と、デザイン思考における提案とプレゼンテーションへの応用ができる
3.”もの”、室内、建築の簡単なモデル表現ができ、デザイン思考における提案及びプレゼンテーションへの応用ができる

⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
SA②-1 デザイン思考の修得/SA②-3 多様な表現力の修得

第1回
事前学習
UNIVERSAL PASSPORTで配布した資料を準備し眼を通しておく
90分
授業内容
オリエンテーション —3次元の"もの"と空間の表現┃表現法の歴史的展開/プロジェクトにおけるデザイン思考プロセスでの活用
【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容を復習し、理解が不十分な内容について学びなおしておく。さらに理解が難しい内容は質問項目として整理する
[事前学習]授業中の指示に従い、次回表現する対象と用具を準備する。
180分
第2回
授業内容
”もの”を表現してみよう1 —フリー・ハンド・スケッチによる三面図
【実技】【制作】【レポート(制作)】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中の課題の進捗についてレポートを提出し、未了の場合は完了させておく。理解が不十分だった内容について学びなおしておく。さらに難しい場合は質問項目として整理する。授業を参考にいろいろな”もの”の表現を試みてみる
[次回事前学習]授業中の指示に従い、次回表現する対象と用具を準備する
180分
第3回
授業内容
”もの”を表現してみよう2 —フリー・ハンド・スケッチによるアクソノメトリック図・アイソメトリック図
【実技】【制作】【レポート(制作)】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中の課題の進捗についてレポートを提出し、未了の場合は完了させておく。理解が不十分だった内容について学びなおしておく。さらに難しい場合は質問項目として整理する。授業を参考にいろいろな”もの”の表現を試みてみる
[次回事前学習]授業中の指示に従い、次回表現に用いる用具を準備する
180分
第4回
授業内容
”もの”を表現してみよう3 —フリー・ハンド・スケッチによる透視図
【実技】【制作】【レポート(制作)】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中の課題の進捗についてレポートを提出し、未了の場合は完了させておく。理解が不十分だった内容について学びなおしておく。さらに難しい場合は質問項目として整理する。授業を参考にいろいろな”もの”の表現を試みてみる
[次回事前学習]授業中の指示に従い、次回表現に用いる用具を準備する
180分
第5回
授業内容
室内を表現してみよう1 —フリー・ハンド・スケッチによる基本の室内表現┃平面図・展開図・天井伏せ図
【実技】【制作】【レポート(制作)】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中の課題の進捗についてレポートを提出し、未了の場合は完了させておく。理解が不十分だった内容について学びなおしておく。さらに難しい場合は質問項目として整理する。授業を参考にいろいろな室内の表現を試みてみる
[次回事前学習]授業中の指示に従い、次回表現に用いる用具を準備する
180分
第6回
授業内容
室内を表現してみよう2 —フリー・ハンド・スケッチによる基本の室内表現┃内観透視図(1点透視図)
【実技】【制作】【レポート(制作)】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中の課題の進捗についてレポートを提出し、未了の場合は完了させておく。理解が不十分だった内容について学びなおしておく。さらに難しい場合は質問項目として整理する。授業を参考にいろいろな室内の表現を試みてみる
[次回事前学習]授業中の指示に従い、次回表現に用いる用具を準備する
180分
第7回
授業内容
建物を表現してみよう1 —フリー・ハンド・スケッチによる基本の建築図┃配置図/平面図/屋根伏せ図
【実技】【制作】【レポート(制作)】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中の課題の進捗についてレポートを提出し、未了の場合は完了させておく。理解が不十分だった内容について学びなおしておく。さらに難しい場合は質問項目として整理する。授業を参考にいろいろな建築の表現を試みてみる
[次回事前学習]授業中の指示に従い、次回表現に用いる用具を準備する
180分
第8回
授業内容
建物を表現してみよう2 —フリー・ハンド・スケッチによる基本の建築図┃立面図/断面図
【実技】【制作】【レポート(制作)】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中の課題の進捗についてレポートを提出し、未了の場合は完了させておく。理解が不十分だった内容について学びなおしておく。さらに難しい場合は質問項目として整理する。授業を参考にいろいろな建築の表現を試みてみる
[次回事前学習]授業中の指示に従い、次回表現に用いる用具を準備する
180分
第9回
授業内容
建物を表現してみよう3 —フリー・ハンド・スケッチによる基本の建築図┃外観透視図(2点透視図)空間の形の表現
【実技】【制作】【レポート(制作)】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中の課題の進捗についてレポートを提出し、未了の場合は完了させておく。理解が不十分だった内容について学びなおしておく。さらに難しい場合は質問項目として整理する。授業を参考にいろいろな建築の表現を試みてみる
[次回事前学習]授業中の指示に従い、次回表現に用いる用具を準備する
180分
第10回
授業内容
建物を表現してみよう4 —フリー・ハンド・スケッチによる基本の建築図┃外観透視図(2点透視図)細部と点景の表現
【実技】【制作】【レポート(制作)】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中の課題の進捗についてレポートを提出し、未了の場合は完了させておく。理解が不十分だった内容について学びなおしておく。さらに難しい場合は質問項目として整理する。授業を参考にいろいろな建築の表現を試みてみる
[次回事前学習]授業中の指示に従い、次回表現に用いる用具を準備する
180分
第11回
授業内容
モデル表現1┃室内モデル/建築外観モデル —モデルの製作図の作成
【実技】【制作】【レポート(制作)】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中の課題の進捗についてレポートを提出し、未了の場合は完了させておく。理解が不十分だった内容について学びなおしておく。さらに難しい場合は質問項目として整理する。
[次回事前学習]授業中の指示に従い、次回表現に用いる材料や用具を準備する
180分
第12回
授業内容
モデル表現2┃室内モデル/建築外観モデル —主要部材の切り出し
【実技】【制作】【レポート(制作)】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中の課題の進捗についてレポートを提出し、未了の場合は完了させておく。理解が不十分だった内容について学びなおしておく。さらに難しい場合は質問項目として整理する。
[次回事前学習]授業中の指示に従い、次回表現に用いる材料や用具を準備する
180分
第13回
授業内容
モデル表現3┃室内モデル/建築外観モデル —テクスチャーの表現
【実技】【制作】【レポート(制作)】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中の課題の進捗についてレポートを提出し、未了の場合は完了させておく。理解が不十分だった内容について学びなおしておく。さらに難しい場合は質問項目として整理する。
[次回事前学習]授業中の指示に従い、次回表現に用いる用具を準備する
180分
第14回
授業内容
モデル表現4┃室内モデル/建築外観モデル —細部の表現
【実技】【制作】【レポート(制作)】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業中の課題の進捗についてレポートを提出し、未了の場合は完了させておく。理解が不十分だった内容について学びなおしておく。さらに難しい場合は質問項目として整理する。
[次回事前学習]モデルを完成させ、発表の準備をする
180分
第15回
授業内容
発表と講評
【実技】【制作】【プレゼンテーション】【リアクションペーパー】【レポート(制作)】
事後学習
[事後学習]授業全体を改めて振り返り整理して、理解が不十分なところがないようにする
90分

フィードバック
提出された実技の課題とリアクションペーパーはUNIPAにて解説、コメントをする。制作成果品の発表については授業時間中にコメントする。
評価方法および評価の基準
各授業回に指示する実技課題への取り組み(30%)、レポート(制作)/制作物(70%)で評価し、60点以上を合格とする。
到達目標1 各授業回の実技課題(10/30%) レポート(制作物)(10/70%)
到達目標2 各授業回の実技課題(10/30%) レポート(制作物)(30/70%)
到達目標3 各授業回の実技課題(10/30%) レポート(制作物)(30/70%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
使用しない。必要に応じて授業で資料を配布する
推薦書・参考文献
「新版 デザイン製図ハンドブック」小山清男 著 ダヴィッド社
「スケッチ感覚でパースが描ける本」中山繁信 著 彰国社

履修上の助言、教員からのメッセージ
本格的な建築製図は大変ですが、専門家でなければ必要ありません。一方一般の人でも、ものや室内、建築、街の姿を図面などから読解し、自ら簡単な表現ができることは、プロジェクトのプロセスで表現の幅を広げるだけでなく、3次元の思考を身につけることによりプロジェクト自体の発想の可能性も広げます。難しいと思わず、ぜひチャレンジしてみてください。