シラバス情報

科目名
介護総合演習Ⅰ
担当教員名
宮内 寿彦、山口 由美、二瓶 さやか
ナンバリング
NDe3077
学科
2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 1年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 1年
学年
1年
開講期
2023年度後期
授業形態
演習
単位数
1単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
介護福祉士や看護師資格を有する教員が、福祉施設や病院等における介護を必要とする方への実務経験を活かして介護福祉士資格を有するための介護実習の目的や意義について教授する。

ねらい
①科目の性格
介護福祉士養成課程の必修科目、指定科目領域「介護」の「介護総合演習」に関する科目の1つである。主として介護実習Ⅰに対応し、実習と組み合わせての学習を行う。
 実習において支援を必要とする人々に実践的に関わる上での留意点について学び、介護実習の目的や意義について理解する。介護実習に臨むための事前学習及び事後学習に取り組む科目である。
②科目の概要
介護実習の教育的効果を高めるため、実習の目的や意義、基本的マナー、実習記録の記載方法、実習計画の立案方法など、実習に必要な知識や技術について学ぶ。実習前に実習計画発表会、終了後には実習報告会を開催する。
③授業の方法(ALを含む)
講義形式で実習の目的・意義等を理解する。実習計画書や実習報告書はレポート形式で記載し、報告会の機会を用いて発表・報告する。【レポート】【プレゼンテーション(発表+意見交換)】
レポート/ディスカッション/プレゼンテーション
④到達目標
1.介護実習Ⅰにおける実習の意義について理解することができる
2.実習前・中・後に及び介護実習のプロセスを理解することができる
3.介護実習Ⅰ-1〜介護実習Ⅱ-2まで介護実習全体の学びを理解することができる
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND①-1 社会福祉に関する法や制度の基本的理解/ND①-2 支援に関しての基本的理解

第1回
事前学習
【事前学習】「介護実習の手引き」を読み、介護総合演習Ⅰ・介護実習Ⅰの内容を理解しておく
45分
授業内容
介護実習とは <介護実習の目的と意義について>
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった内容について「実習の手引き」を参照し理解を深める。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照し、疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第2回
授業内容
介護実習Ⅰ-1の概要理解 <実習施設の特性と利用者理解>
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった内容について「実習の手引き」を参照し理解を深める。授業時に配布された資料の作成に取り組む(実習施設の理解と利用者理解)
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照し、疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第3回
授業内容
介護実習計画書の立案方法の理解と作成
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった内容について「実習の手引き」を参照し理解を深める。第2回の授業内容をもとに実習計画書の提出に向けて作成を進める。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照し、疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第4回
授業内容
介護実習における基本的マナー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった内容について「実習の手引き」を参照し理解を深める。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照し、疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第5回
授業内容
介護実習に関する書類と実習記録の記載方法
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった内容について「実習の手引き」を参照し理解を深める。第1-5回までに作成した実習に関する書類の記載方法等の総確認を行う。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照する。適切に実習計画書を発表できるよう練習に取り組む
45分
第6回
授業内容
介護実習Ⅰ-1 実習計画発表 <実習計画発表会>
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容(発表)を踏まえて、実習計画書の修正などの確認を行う。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照し、疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第7回
授業内容
介護実習Ⅰ-1 実習中間指導 <グループ指導>
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった内容について「実習の手引き」を参照し理解を深める。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照する。適切に実習計画書を発表できるよう練習に取り組む
45分
第8回
授業内容
介護実習Ⅰ-1 実習振返り <実習反省会>
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業(反省会の発表)の内容を踏まえ、作成資料の修正を行い、実習内容について再度振り返りを行う。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照し、疑問点や質問項目について整理しておく。
介護実習報告会に関連する内容(介護過程の展開等)の学習に取り組む
45分
第9回
授業内容
介護総合演習Ⅳ 介護実習報告会参加
事後学習・次回事前学習
【事後学習】介護実習報告会での学びや、疑問点や質問項目について整理しまとめる(A4・1枚)
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照し、疑問点や質問項目について整理しておく。
介護実習報告会に関連する内容(介護過程の展開等)の学習に取り組む
45分
第10回
授業内容
介護総合演習Ⅳ 介護実習報告会参加
事後学習・次回事前学習
【事後学習】介護実習報告会での学びや、疑問点や質問項目について整理しまとめる(A4・1枚)
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照し、疑問点や質問項目について整理しておく。
介護実習報告会に関連する内容(介護過程の展開等)の学習に取り組む
45分
第11回
授業内容
介護実習Ⅰ-2の概要理解 <実習施設の特性と利用者理解>
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった内容について「実習の手引き」を参照し理解を深める。授業内で配布された資料作成に取り組み、実習施設と利用者理解を深める
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照し、疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第12回
授業内容
介護実習計画書の立案方法の理解
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった内容について「実習の手引き」を参照し理解を深める。第11回の授業内容をもとに実習計画書の提出に向けて作成を進める。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照し、疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第13回
授業内容
介護実習計画書と関連書類の作成
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった内容について「実習の手引き」を参照し理解を深める。第13回の授業までに作成した実習に関する書類の記載方法等の総確認を行う。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照する。適切に実習計画書を発表できるよう練習に取り組む
45分
第14回
授業内容
介護実習Ⅰ-2 実習計画発表 <実習計画発表会>
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容(発表)を踏まえて、実習計画書の修正などの確認を行う。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について「実習の手引き」を参照する。適切に実習計画書を発表できるよう練習に取り組む
45分
第15回
授業内容
介護実習Ⅰ-2 実習振返り <実習反省会>
事後学習
【事後学習】介護実習Ⅰ(実習Ⅰー①、Ⅰー②)の内容を総復習し、学んだ内容についてまとめる。次回の実習に向けて、課題などを整理する。
45分

フィードバック
提出されたレポート等は翌週以降の授業内で返却及び冊子等にまとめ配布する。提出書類は事前及び事後指導において教員面談にも使用しフィードバックを行う。
評価方法および評価の基準
到達目標は、授業内全てに関連する内容である。
実習に関する提出書類(提出状況・記載内容)・授業内の取組み・教員面談などから総合評価を行い、60点以上を合格とする。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
介護実習の手引き
人間福祉学科 介護福祉士養成課程
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
介護総合演習Ⅰ・介護実習Ⅰの科目を受講するには履修要件を満たす必要があります。
配布される「実習の手引き」にて履修要件を確認し履修登録をしてください。