シラバス情報

科目名
生活支援技術応用Ⅱ
担当教員名
久保田 直子
ナンバリング
NDc3034
学科
2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 2年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 2年
学年
2年
開講期
2023年度後期
授業形態
演習
単位数
1単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は、人間福祉学科の専門科目「ケアワーク」の領域に該当する卒業要件選択科目であり、介護福祉士養成カリキュラムにおける指定科目の一つである。
②科目の概要
福祉的支援を必要とする人々の生活に対する理解を深め、個々の心身の状態・環境等に応じた生活支援技術について学び、より実践的な技術の取得を目指す。
③授業の方法(ALを含む)
・本科目は実践的な介護技術を習得するために、演習形式で行う。
・実際の事例を教材に、適切だと考える支援についてグループで議論して発表する。
・多職種でのチームアプローチを具体的に理解するためにロールプレイ形式で行う。
・関連職種の役割、専門性を動画・文献等の資料から学ぶ。
・遠隔授業では福祉的支援を必要とする人々の生活をより具体的にイメージできるように動画視聴を取り入れる。
・理解の度合いを確かめるとともに疑問点を明らかにするためリアクションペーパーを利用する。
リアクションペーパー/実技、実験/レポート/グループワーク/ロールプレイ・模擬授業/ケースメソッド
④到達目標
1.基本的な動作を観察して必要な介助を選択して実施することができる。
2.心身・環境などの個別の状況に応じた介助方法を理解して説明することができる。
3.福祉的支援を必要とする人々の生活をより具体的にイメージして説明することができる。
4.医療・保健・福祉分野の各職種の専門性を理解して、連携について自分の考えを表現することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND②-1 事実や支援の効果についての実証及び理解

第1回
事前学習
事前にUNIVERSAL PASSPORTにてシラバスに目を通す。(10分)
所要時間は記述内容を参照
授業内容
オリエンテーション、介護福祉士の役割、生活支援技術についてこれまで学んできたことの振り返りおよび今後学びたいことの明確化【グループワーク】【リアクションペーパー】

事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく。(15分)
[次回事前学習]UNIVERSAL  PASSPORTで配布した資料に目を通す。(15分)
所要時間は記述内容を参照
第2回
授業内容
道具を使った介護、座位移乗、PNF、バランスとは【実技】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく。(30分)
[次回事前学習]配布した資料に目を通す(30分)
所要時間は記述内容を参照
第3回
授業内容
臥位から座位・自立に向けた介護、身体の名称、筋力とは、姿勢の見方【実技】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく。(30分)
[次回事前学習]配布した資料に目を通す(30分)
所要時間は記述内容を参照
第4回
授業内容
座位から立位・自立に向けた介護、動きの名称、感覚とは、関節可動域とは【実技】【リアクションペーパー】

事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく。(30分)
[次回事前学習]配布した資料に目を通す(30分)
所要時間は記述内容を参照
第5回
授業内容
立位動作および歩行・自立に向けた介護【実技】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく。(30分)
[次回事前学習]配布した資料に目を通す(30分)
所要時間は記述内容を参照
第6回
授業内容
疾患別の補装具・歩行器・杖・福祉用具の使い方【実技】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容を見直し、理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく。(30分)
[次回事前学習]配布した資料に目を通す(30分)
所要時間は記述内容を参照
第7回
授業内容
福祉的支援を必要とする人々の生活を考える、ICFについて考える【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容に関して提示する課題および関心を持ったテーマについてレポートを提出する。理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく(60分)
所要時間は記述内容を参照
第8回
授業内容
障がい者にとってのスポーツ、スポーツの意味と工夫【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容に関して提示する課題および関心を持ったテーマについてレポートを提出する。理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく(60分)
所要時間は記述内容を参照
第9回
授業内容
急性期・回復期・慢性期・社会復帰それぞれのリハビリテーション(理学療法・言語聴覚療法)【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容に関して提示する課題および関心を持ったテーマについてレポートを提出する。理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく(60分)
所要時間は記述内容を参照
第10回
授業内容
脳血管障害・認知症のリハビリテーション(作業療法)【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容に関して提示する課題および関心を持ったテーマについてレポートを提出する。理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく(60分)
所要時間は記述内容を参照
第11回
授業内容
車いすユーザーの生活(頚髄損傷・脊髄損傷)【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容に関して提示する課題および関心を持ったテーマについてレポートを提出する。理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく(60分)
所要時間は記述内容を参照
第12回
授業内容
重度障がい者の社会参加(脳性麻痺)【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容に関して提示する課題および関心を持ったテーマについてレポートを提出する。理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく(60分)
所要時間は記述内容を参照
第13回
授業内容
10代で発症後の生活(脳血管障害)【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容に関して提示する課題および関心を持ったテーマについてレポートを提出する。理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく(60分)
所要時間は記述内容を参照
第14回
授業内容
難病患者の生活(パーキンソン病)【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容に関して提示する課題および関心を持ったテーマについてレポートを提出する。理解が不十分な内容について質問項目として整理しておく(60分)
所要時間は記述内容を参照
第15回
授業内容
病院から在宅へ・各専門職のかかわり、まとめ、振り返り【ロールプレイ】【レポート】
事後学習
[事後学習]授業で取り扱った内容に関して提示する課題および関心を持ったテーマについてレポートを提出する。(60分)
所要時間は記述内容を参照

フィードバック
提出された課題には、授業時間内および翌週以降の授業時間内に解説・コメントする。
評価方法および評価の基準
各授業回に指示する課題への取り組み(40%)とレポート(60%)評価し、60点以上を合格とする。
到達目標1.課題提出(10%/40%)、レポート(15%/60%)
到達目標2.課題提出(10%/40%)、レポート(15%/60%)
到達目標3.課題提出(10%/40%)、レポート(15%/60%)
到達目標4.課題提出(10%/40%)、レポート(15%/60%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
使用しない。授業中に資料を配布する。
推薦書・参考文献
推薦書「障害を問い直す」 松井彰彦、川島聡、長瀬修編著 東洋経済新報社
推薦書「Keep your smile」 momoちゃん 文芸社 
参考図書「最新介護福祉士養成講座8生活支援技術Ⅲ」介護福祉士養成講座編集委員会編 中央法規出版

履修上の助言、教員からのメッセージ