シラバス情報

科目名
日常生活支援技術Ⅱ
担当教員名
二瓶 さやか
ナンバリング
NDc2031
学科
2024年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 介護コース 1年/2024年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 こどもコース 1年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 1年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 1年
学年
1年
開講期
2023年度後期
授業形態
演習
単位数
1単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
介護福祉士の資格を有し介護施設での実務経験を積んだ教員がその経験を活かし、介護を必要とする個々に応じた生活支援技術を実践するに必要となる知識について教授する。

ねらい
①科目の性格
本科目は、介護福祉士養成課程カリキュラムにおける必修科目であり、領域「介護」の「生活支援技術」に関する科目の一つである。なお、生活支援技術概論、日常生活支援技術Ⅰ・Ⅲとも関連する科目である。
②科目の概要
日常生活を送る上で支援が必要な人々がどのような状態にあっても、その人の自立・自律を尊重し、適切な介護技術を用いて安全で安楽に支援できるように、知識や技能を習得する。科学的根拠に基づく生活支援技術を用い、尊厳やプライバシーの保持といった介護の基本を実践においても活かす力を身に付けるための学びである。 
③授業の方法(ALを含む)
本科目は、講義による解説を中心として、グループによるディスカッションを取り入れた授業を行う。【グループワーク】【討議・討論】また、学生が授業内容から得た知識や考え方、感想、疑問点などを記入し適宜教員がフィードバックし内容理解を深める【リアクションペーパー】
リアクションペーパー/グループワーク/ディスカッション/ロールプレイ・模擬授業
④到達目標
1.介護を必要とする人の自立(自律)に向けた介護のあり方について理解することができる。
2.科学的根拠に基づいた生活支援技術に関する知識を身に付け理解することができる。
3.生活支援技術における多職種連携について理解することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND①-1 社会福祉に関する法や制度の基本的理解/ND①-2 支援に関しての基本的理解/ND②-1 事実や支援の効果についての実証及び理解

第1回
事前学習
【事前学習】生活支援技術概論・日常生活支援技術Ⅰの講義・実技の総復習に取り組み、知識(専門用語)・技術の確認に取り組む
授業内容
日常生活支援技術Ⅱガイダンス
 生活支援技術の実際と応用について
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容を復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、生活支援技術Ⅲの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第2回
授業内容
生活支援技術と環境整備①
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書・生活支援技術Ⅲの実技で学習した内容を合わせて復習し、知識・技術の定着を図る。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、生活支援技術Ⅲの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第3回
授業内容
生活支援技術と環境整備②
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書・生活支援技術Ⅲの実技で学習した内容を合わせて復習し、知識・技術の定着を図る。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、生活支援技術Ⅲの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第4回
授業内容
自立に向けた生活支援技術(食事介助)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書・生活支援技術Ⅲの実技で学習した内容を合わせて復習し、知識・技術の定着を図る。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、生活支援技術Ⅲの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第5回
授業内容
自立に向けた生活支援技術(身支度の介助 基礎)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書・生活支援技術Ⅲの実技で学習した内容を合わせて復習し、知識・技術の定着を図る。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、生活支援技術Ⅲの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む。
45分
第6回
授業内容
自立に向けた生活支援技術(身支度の介助 応用)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書・生活支援技術Ⅲの実技で学習した内容を合わせて復習し、知識・技術の定着を図る。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、生活支援技術Ⅲの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む。
45分
第7回
授業内容
自立に向けた生活支援技術(屋外での車いす介助)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書・生活支援技術Ⅲの実技で学習した内容を合わせて復習し、知識・技術の定着を図る。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、生活支援技術Ⅲの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第8回
授業内容
自立に向けた生活支援(福祉用具の利用と留意点)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書・生活支援技術Ⅲの実技で学習した内容を合わせて復習し、知識・技術の定着を図る。
【次回事前学習】介護実習Ⅰー①の実習での取り組みについて整理し課題や疑問点・質問項目について整理しておく。
45分
第9回
授業内容
施設における生活支援技術の実際①
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業の内容を復習し疑問点や質問項目がある場合には、教科書を参照し確認する。
【次回事前学習】事後学習をもとに介護実習Ⅰー①での目標・課題を検討する。介護実習Ⅰー①での取り組みについて整理し課題や疑問点・質問項目について整理しておく。
45分
第10回
授業内容
施設における生活支援技術の実際②
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業の内容を復習し疑問点や質問項目がある場合には、教科書を参照し確認する。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、生活支援技術Ⅲの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第11回
授業内容
自立に向けた生活支援技術(排泄介助①)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書・生活支援技術Ⅲの実技で学習した内容を合わせて復習し、知識・技術の定着を図る。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、生活支援技術Ⅲの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第12回
授業内容
自立に向けた生活支援技術(排泄介助②)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書・生活支援技術Ⅲの実技で学習した内容を合わせて復習し、知識・技術の定着を図る。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、生活支援技術Ⅲの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第13回
授業内容
自立に向けた生活支援技術(排泄介助③)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書・生活支援技術Ⅲの実技で学習した内容を合わせて復習し、知識・技術の定着を図る。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、生活支援技術Ⅲの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第14回
授業内容
自立に向けた生活支援技術(睡眠時の介護・環境整備)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書・生活支援技術Ⅲの実技で学習した内容を合わせて復習し、知識・技術の定着を図る。
【次回事前学習】第1ー14回の授業内容について教科書を参照し総復習に取り組む。疑問点や質問項目について整理しておく。
45分
第15回
授業内容
生活支援技術Ⅱ 概論総括
事後学習
【事後学習】生活支援技術Ⅱ・Ⅲの授業の総復習に取り組む。実習での実践に向けて、ポイント等をまとめる。
45分

フィードバック
提出されたレポート等は翌週以降の授業内で返却し、質疑についても授業内で解説する。
評価方法および評価の基準
到達目標は、授業内全てに関連する内容である。
体験型課題レポート(30%)、筆記試験(70%)とし、総合的に評価し60点以上を合格とする。
合格点に満たない場合は再試験を行うが、再試験の実施の有無は平均点等から判断する。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
生活支援技術Ⅰ
介護福祉士養成講座編集委員会
中央法規出版
9784805857663
生活支援技術概論のテキストを継続して使用します
生活支援技術Ⅱ
介護福祉士養成講座編集委員会
中央法規出版
9784805857670
日常生活支援技術Ⅰのテキストを継続して使用します
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ