シラバス情報

科目名
生活支援技術概論
担当教員名
二瓶 さやか
ナンバリング
NDc1030
学科
2024年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 介護コース 1年/2024年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 こどもコース 1年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 1年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 1年
学年
1年
開講期
2023年度前期
授業形態
演習
単位数
1単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
介護福祉士の資格を有し介護施設での実務経験を積んだ教員がその経験を活かし、介護を必要とする個々に応じた生活支援技術を実践するに必要となる知識について教授する。

ねらい
①科目の性格
本科目は、介護福祉士養成課程カリキュラムにおける必修科目であり、領域「介護」の「生活支援技術」に関する科目の一つである。なお、日常生活支援技術Ⅰ・Ⅱ・Ⅲとも関連する科目である。
②科目の概要
介護とは、介護福祉士の理念に基づき、日常生活を営むのに支障がある者への支援(=日常生活支援)を意味している。介護を必要とする人々の日常生活の自立を促し、個々に応じた安全で安楽な基本的介護技術を実践するに必要となる基本的知識を身に付ける。
③授業の方法(ALを含む)
本科目は、講義による解説を中心として、グループによるディスカッションを取り入れた授業を行う。【グループワーク】【討議・討論】また、学生が授業内容から得た知識や考え方、感想、疑問点などを記入し適宜教員がフィードバックし内容理解を深める【リアクションペーパー】

リアクションペーパー/グループワーク/ロールプレイ・模擬授業
④到達目標
1.支援を必要な人にとって人間として尊厳ある「暮らし」について理解することができる。
2.自立や自己決定に基づく生活マネジメントについて理解することができる。
3.基礎的な生活支援技術の理論を理解することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND①-1 社会福祉に関する法や制度の基本的理解/ND①-2 支援に関しての基本的理解/ND②-1 事実や支援の効果についての実証及び理解

第1回
事前学習
【事前学習】生活支援技術概論の教科書の内容を確認し、授業内容(概要)について予習に取り組む
45分
授業内容
ガイダンス 「生活」とは 〜概念・定義の理解〜
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容を復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第2回
授業内容
生活支援とは何か(1)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容を復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める。疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第3回
授業内容
生活支援とは何か(2)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容を復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める。疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書・授業内での配布資料を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第4回
授業内容
高齢者と障害者の理解(1)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容を復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める。疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書・授業内での配布資料を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第5回
授業内容
高齢者と障害者の理解(2)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容を復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める。疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書・授業内での配布資料を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第6回
授業内容
自立に向けた生活支援 (移動・移乗の意義と目的:安楽な体位)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容、関連する生活支援技術Ⅰの実技演習内容も併せて復習し、本科目の学習内容について理解を深める。疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書・授業内での配布資料を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第7回
授業内容
自立に向けた生活支援 (移動・移乗の意義と目的:体位変換)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容、関連する生活支援技術Ⅰの実技・演習の内容を併せて復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める。疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書・授業内での配布資料を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第8回
授業内容
自立に向けた生活支援 (安全な移動:歩行介助)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容、関連する生活支援技術Ⅰの実技・演習の内容を併せて復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める。疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書・授業内での配布資料を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第9回
授業内容
自立に向けた生活支援 (安全な移動;車椅子介助)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容、関連する生活支援技術Ⅰの実技・演習の内容を併せて復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める。疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書・授業内での配布資料を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第10回
授業内容
施設における高齢者の暮らしの実際
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容、関連する生活支援技術Ⅰの実技・演習の内容を併せて復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める。講義の内容についてレポートにまとめる(A4・1枚)
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書・授業内での配布資料を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第11回
授業内容
施設における高齢者の暮らしの実際
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容、関連する生活支援技術Ⅰの実技・演習の内容を併せて復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める。疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書・授業内での配布資料を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第12回
授業内容
施設における暮らしの実際とまとめ
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容、関連する生活支援技術Ⅰの実技・演習の内容を併せて復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める。疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書・授業内での配布資料を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む。以降の授業・実技に活かせるよう、10回ー12回の総復習に取り組む。
45分
第13回
授業内容
自立に向けた生活支援(入浴・清潔保持の意義と目的)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容、関連する生活支援技術Ⅰの実技・演習の内容を併せて復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める。疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書・授業内での配布資料を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第14回
授業内容
自立に向けた生活支援(入浴・清潔保持:入浴介助)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内で説明のあった本科目に該当する教科書の内容、関連する生活支援技術Ⅰの実技・演習の内容を併せて復習し、本科目の学習内容(概要)について理解を深める。疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回授業で学習する内容について教科書・授業内での配布資料を参照し、生活支援技術Ⅰの授業にて実践できるよう実技の該当箇所についても併せて予習に取り組む
45分
第15回
授業内容
生活支援技術概論 基礎的理解の総括
事後学習
【事後学習】生活支援技術Ⅱ・Ⅲの授業の総復習に取り組む。実習での実践に向けて、ポイント等をまとめる。
45分

フィードバック
提出されたレポート等は翌週以降の授業内で返却し、質疑についても授業内で解説する。
評価方法および評価の基準
到達目標は、授業内全てに関連する内容である。
体験型課題レポート(30%)、筆記試験(70%)とし、総合的に評価し60点以上を合格とする。
合格点に満たない場合は再試験を行うが、再試験の実施の有無は平均点等から判断する。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
生活支援技術Ⅰ
介護福祉士養成講座編集委員会
中央法規出版
9784805857663
生活支援技術概論のテキストを継続して使用します
生活支援技術Ⅱ
介護福祉士養成講座編集委員会
中央法規出版
9784805857670
日常生活支援技術Ⅰのテキストを継続して使用します
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ