シラバス情報

科目名
社会調査の基礎
担当教員名
吉田 亨
ナンバリング
NDb2017
学科
2024年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 介護コース 2年/2024年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 こどもコース 2年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 2年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
ソーシャルワーク専門科目で、社会福祉士の必修科目。社会福祉士国家試験科目「社会福祉調査の基礎」に対応している。2年前期「人間福祉基礎演習」、2年後期「社会理論と社会システム」、3年「人間福祉演習」、4年「卒業研究」とも関連する。
②科目の概要
ソーシャルワーカーが問題提起や業務改善に向けた提案を行う際には、エビデンスに基づく議論が不可欠である。そのエビデンスを示すために行なわれる社会調査について、基礎的な内容を学ぶ科目である。社会調査における倫理、量的調査を中心に質的調査も含めた社会調査の全体像、及び、ソーシャルワークにおける評価が主な内容である。。
③授業の方法(ALを含む)
講義科目だが、「ミニテスト」を3回行い、知識の定着を図る。また、リアクションペーパーを毎回使用する。
ミニテスト/リアクションペーパー
④到達目標
1. 社会調査の基本的な考え方を理解しており、調査の良否が判断できる。
2. ソーシャルワークにおいて、社会調査を適切に使うことができる。。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND②-1 事実や支援の効果についての実証及び理解/ND②-3 統計的資料の解釈と理解

第1回
事前学習
シラバスを確認する。教科書を用意する。
90分
授業内容
ソーシャルワークにおける社会調査の意義・目的・デザイン
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習は、授業中に指示する。
180分
第2回
授業内容
社会調査における倫理と個人情報保護
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習として、教科書の第3・4章を読んでおく。
180分
第3回
授業内容
量的調査の実施方法(第3・4章)
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習として、教科書の第5・6章を読んでおく。
180分
第4回
授業内容
量的調査での標本抽出(第5・6章)
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習として、教科書の第1・2章を読んでおく。
180分
第5回
授業内容
量的調査のデザインと変数(第1・2章)
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習として、教科書の第13章を読んでおく。
ミニテスト①のために、第1〜5回の内容を再度復習する。
180分
第6回
授業内容
量的調査の信頼性・妥当性及び回収率(第13章)・ミニテスト①
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習として、教科書の第7・8章を読んでおく。
180分
第7回
授業内容
量的調査での調査票の作り方(第7・8章)
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習として、教科書の第9・10章を読んでおく。
180分
第8回
授業内容
量的調査の実施過程(第9・10章)
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習として、教科書の第11・12章を読んでおく。
180分
第9回
授業内容
量的調査の集計(第11・12章)
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習は、授業中に指示する。
ミニテスト②のために、第6〜9回の内容を再度復習する。
180分
第10回
授業内容
量的調査の統計解析・ミニテスト②
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習は、授業中に指示する。
180分
第11回
授業内容
質的調査の目的・種類・方法
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習は、授業中に指示する。
180分
第12回
授業内容
質的調査でのデータ分析
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習は、授業中に指示する。
180分
第13回
授業内容
ソーシャルワークにおける評価の意義と対象
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習は、授業中に指示する。
ミニテスト③のために、第10〜13回の内容を再度復習する。
180分
第14回
授業内容
ソーシャルワークにおける評価方法・ミニテスト③
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習する。
事前学習は、授業中に指示する。
180分
第15回
授業内容
まとめ
事後学習
授業内容を総復習する。
90分

フィードバック
リアクションペーパーに記載された学生からの質問には、次回の授業で、出来る限り回答する。ミニテストの答案は、採点が終わり次第、返却する。
評価方法および評価の基準
ミニテスト(3回)90%、リアクションペーパー10%とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1. ミニテスト90%、リアクションペーパー10%
到達目標2. ミニテスト90%、リアクションペーパー10%

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
社会をはかるためのツール−社会調査入門
西野理子
学文社
978-4-7620-1834-3
推薦書・参考文献
【推薦書】 
日本ソーシャルワーク教育学校連盟編.社会福祉調査の基礎.中央法規
鈴木淳子.質問紙デザインの技法(第2版).ナカニシヤ出版

履修上の助言、教員からのメッセージ
ミニテストの得点合計が60%に達しない時は、再試験を課す。