シラバス情報

科目名
地域福祉論Ⅰ
担当教員名
佐藤 陽
ナンバリング
NDa2011
学科
2024年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 介護コース 2年/2024年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 こどもコース 2年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 2年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
社会福祉法第4条地域福の推進を目的とする同法109条に位置づけられた社会福祉協議会の福祉活動専門員として地域福祉実践に携わったを経験を活かして担当し、地域福祉を具体的な実践事例等を用いながら指導する。

ねらい
①科目の性格
本科目は、学科の社会福祉基礎科目に位置付けられた必修科目であり、社会福祉士受験資格取得を目指す学生は、地域福祉論Ⅰと地域福祉論Ⅱを履修する必要がある。④についてはⅠにおいてもふれる面があるが、Ⅱとともに到達される目標である。
社会福祉士養成課程教育カリキュラムにおいて、これまでの「地域福祉の理論と方法」と「福祉行財政と福祉計画」を基礎に見直され、地域共生社会の実現に向けて求められる社会福祉士が担うべき役割を理解し、多機関の協働による包括的な相談支援体制の仕組み等の知識を習得するための科目「地域福祉と包括的支援体制」として創設された。
社会福祉法に市町村の包括的な支援体制の構築の支援が位置付けられ、重層的支援体制整備事業が創設され、その担い手として社会福祉士の活用が示されている。本科目は、今日の地域を基盤とするソーシャルワークについて、地域福祉の考え方と包括的支援体制について、それを支える福祉行財政と福祉計画について理解する。カリキュラムにおける「ソーシャルワークの基盤と専門職」「ソーシャルワークの理論と方法」とともに理解を深めることが必要である。
②科目の概要
地域福祉の基本的な考え方、福祉行財政システム、福祉計画の意義と種類、策定と運用、地域福祉の変化と多様化・複雑化した地域生活課題、地域共生社会の実現に向けた包括的支援体制と多機関協働、災害時における総合的かつ包括的な支援体制、地域福祉と包括的支援体制の課題と展望について学修する。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、講義による解説を中心とするが、より具体的に学べるよう地域福祉実践者にゲストスピーカーとして報告をしてもらい、質疑応答や、シンキングタイムを設けて、小グループで話し合うことも取り入れた授業を行う。また、講義等を通して得た知識の定着と理解度を確認するレポートライティングを行うとともに、毎時リアクションペーパーを記入し、次回授業開始時に教員がフィードバックし、学習内容の理解促進を充実させる。
リアクションペーパー/レポート/グループワーク
④到達目標
1.地域福祉の基本的考え方、展開、動向について理解することができる。
2.地域福祉における主体と対象を理解し、住民の主体形成の概念を理解することができる。
3.地域福祉を推進するための福祉行財政の実施体制と果たす役割について理解することができる。
4.地域福祉計画をはじめとした福祉計画の意義・目的及び展開を理解することができる。
5.包括的支援体制の考え方と多職種及び多機関協働の意義と実際について理解することができる。
6.地域生活課題の変化と現状を踏まえ、包括的支援体制における社会福祉士の役割を理解することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ND①-1 社会福祉に関する法や制度の基本的理解/ND②-2 援助・支援に関する理論の基本的理解/ND③-1 問題解決のための専門性と倫理

第1回
事前学習
厚生労働省HP「これからの地域福祉のあり方に関する研究会報告書」「地域共生社会の実現に向けて」を確認し、自分なりに内容を整理しまとめる。
90分
授業内容
序章 私たちの暮らしと生活課題
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第2回
授業内容
序章 生活する場でふだんのくらしのしあわせを築けるように
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第3回
授業内容
第1章 地域福祉の主体と形成
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第4回
授業内容
第2章 地域における民間組織・住民の役割
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第5回
授業内容
地域福祉活動実践の実際①
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第6回
授業内容
第3章 社会福祉協議会の組織と役割
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第7回
授業内容
社会福祉協議会の実際
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第8回
授業内容
地域福祉活動実践の実際②
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第9回
授業内容
社会福祉協議会で働く先輩から学ぶ
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第10回
授業内容
第4章 地域福祉の基本的な視点
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第11回
授業内容
第5章 イギリス・アメリカにおける地域福祉の発達過程
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第12回
授業内容
第6章 日本における地域福祉の発達過程
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第13回
授業内容
第7章 地域社会の概念と変化
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第14回
授業内容
第8章 地域福祉における行政組織及び専門職の役割
事後学習・次回事前学習
復習することを必須とし、授業時に紹介されたHP、法律や政策、図書、国家試験問題等について各自で内容を理解し深められるよう、復習ノートを作成する。次回に向けては、担当教員の次回使用予定の配布資料を事前に通読し、自分の分からなかった用語を事前に理解できるように確認しておくこと。
180分
第15回
授業内容
まとめ
事後学習
全講義のまとめのフィードバック内容を復習して地域福祉の理解を深める。
180分

フィードバック
毎授業のリアクションペーパーの質疑に対して、次回の授業開始時に応答し、必要に応じてペーパーにて返答する。
評価方法および評価の基準
各授業回のリアクションペーパー(14%)、レポート課題提出(35%)、筆記試験(40%)、授業への参加度(グループワークや発言等)や特質すべき課題への取り組み(11%)で評価し、60点以上を合格とする。
到達目標1.リアクションペーパー(3/14)、課題提出(6/35)、筆記試験(7/40)、授業への参加度や特質すべき課題への取り組み(2/11)
到達目標2.リアクションペーパー(3/14)、課題提出(6/35)、筆記試験(7/40)、授業への参加度や特質すべき課題への取り組み(2/11)
到達目標3.リアクションペーパー(2/14)、課題提出(6/35)、筆記試験(7/40)、授業への参加度や特質すべき課題への取り組み(2/11)
到達目標4.リアクションペーパー(2/14)、課題提出(6/35)、筆記試験(7/40)、授業への参加度や特質すべき課題への取り組み(2/11)
到達目標5.リアクションペーパー(2/14)、課題提出(5/35)、筆記試験(6/40)、授業への参加度や特質すべき課題への取り組み(1/11)
到達目標6.リアクションペーパー(2/14)、課題提出(6/35)、筆記試験(6/40)、授業への参加度や特質すべき課題への取り組み(2/11)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
地域福祉と包括的支援体制
編集・著 木下聖・佐藤陽
株式会社みらい
978-4-86015-543-8
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
テキストを事前に読み、授業でより理解を深め、随時実際の実践者等から地域福祉活動を知り、授業時に紹介するホームページや書籍、資料等の様々な情報提供を活かし各自で確認し、毎回の授業後の復習にしっかり取り組むよう心がけてください。