教員名 : 赤堀 博美
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科目名
フードコーディネート論
担当教員名
赤堀 博美
ナンバリング
NCe4001
学科
2020〜2023年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2単位
実務経験の有無
無
実務経験および科目との関連性
無
ねらい
①科目の性格
フードスペシャリスト資格取得のための科目である。食品の基礎の学習に加えて実践に対応できる食の専門家とすての知識を得る。
②科目の概要
フードスペシャリスト資格のうちのフードコーディネート分野の科目である。食文化、食卓・食空間のコーディネート、メニュープランニング、フードマネージメント、食企画、メディアを通しての情報発信など実践に役立つノウハウを学ぶ。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、講義による解説を中心として、ミニテスト、リアクションペーパー、レポート課題などを取り入れた授業を行う。
ミニテスト/リアクションペーパー/レポート
④到達目標
1、食文化、食卓のマナーを身につけ、説明することができる。
2、心地よく食事することができる食空間を提案することができる。 3,時代にあった食企画を提案することができる。 4,自らのもつ食品学等の知識に加えて、必要なフードコーディネートを提案することができる。 5,フードスペシャリストとして現場で指導的立場で活躍できる知識を身につけることができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NC①-1 食に関する基礎知識、ビジネスに関する専門的知識/NC②-2 食に関する問題把握、判断力/NC③-2 食の専門家としての倫理観、責任感
第1回
事前学習
テキストのまえがき、目次を読む。
自分が考える「フードコーディネート」とは、を頭の中でまとめる。 流通している食品、映像で流れている料理シーンに興味を持ってみること。 新聞、ネットニュースなどに注目し、日々の社会の動きを敏感に察知すること。 45分
授業内容
フードコーディネーターの仕事について、実践的な観点から解説する。自分が考える「フードコーディネーター」についてレポートにまとめる。
事後学習・次回事前学習
フードコーディネーターの仕事についてのプリントを読み、復習。テキスト第1章を読む。
45分
第2回
授業内容
テキスト第1章「フードコーディネートの基本理念」について解説する。
事後学習・次回事前学習
授業内容を復習。テキスト第8章を読む。
45分
第3回
授業内容
第8章「食企画の実践コーディネート」前半部分を中心に、フードコーディネーターの実践力の基礎を身につけるために必要なノウハウを学ぶ。
事後学習・次回事前学習
6W3Hについて復習。第2章を読む。
45分
第4回
授業内容
第2章「食事の文化」のうち日本の食の歴史について学ぶ。
事後学習・次回事前学習
日本の食文化についてテキストを復習。第3章を読む。
45分
第5回
授業内容
第3章「食卓のコーディネート」の前半を解説する。日本料理のセッティングを覚える。
事後学習・次回事前学習
日本料理のセッティングをしっかり覚える。第3章後半のテキストを読む。
45分
第6回
授業内容
第3章「食卓のコーディネート」中国料理、西洋料理のセッティングを解説。西洋料理のセッティングを覚える。
事後学習・次回事前学習
西洋料理のセッティングをしっかり覚える。第4章を読む。
45分
第7回
授業内容
第4章「サービスとマナー」前半、日本料理のサービスとマナーについて解説。食卓以外のマナーについても解説。
事後学習・次回事前学習
日本料理のサービスとマナーをしっかり覚える。
45分
第8回
授業内容
第4章「サービスとマナー」後半、中国料理、西洋料理のマナーを解説。
事後学習・次回事前学習
日本料理、中国料理、西洋料理のサービスとマナーの違いを理解し、覚える。
45分
第9回
授業内容
第5章「メニュープランニング」前半 日本料理の献立の流れを解説し、自分で献立を立てられるようになる。
事後学習・次回事前学習
日本料理の会席料理の献立を立てる。第5章の後半を読む。
45分
第10回
授業内容
第5章後半 各国料理の献立の流れを解説。西洋料理の献立を立てられるようになる。
事後学習・次回事前学習
西洋料理のコース料理の献立を立てる。第6章を読む。
45分
第11回
授業内容
第6章「食空間のコーディネート」前半を解説。生活の中の食空間を理解し、食空間を自らが作る際の基礎を学ぶ。
事後学習・次回事前学習
自分の家の食空間、自分が好きな飲食店の食空間などに注目し、その特徴を把握する。また、使いやすい厨房、台所とはどのような空間であるか考察する。
45分
第12回
授業内容
具体的な飲食店等のキッチンレイアウトについて解説する。
事後学習・次回事前学習
フードスペシャリストが働く食空間を作るにはどのような要素が必要かをまとめる。それをもとに第7章「フードサービスマネージメント」を読む。
45分
第13回
授業内容
第7章「フードサービスマネージメント」について解説する。飲食経営に必要なスキルを身につける。
事後学習・次回事前学習
コロナ時代にあって求められる”食”とは何かを考えながら復習する。
45分
第14回
授業内容
まとめ授業。第1章から第7章で身につけた知識をもとに食企画を立てる。
事後学習・次回事前学習
授業の復習と「食企画」まとめ。
45分
第15回
授業内容
第8章「食企画の実践コーディネート」後半と第1〜7章で身につけた知識をもとに「食企画」を提案するレポートを作成する。
事後学習
45分
フィードバック
提出された課題には授業内で解説、コメントする。
評価方法および評価の基準
平常点、レポートで70%、小テストを含むテスト30%とし、総合評価60点以上を合格とする。
教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
三訂フードコーディネート論
(公社)日本フードスペシャリスト協会
建帛社
推薦書・参考文献
フードコーディネーター教本 日本フードコーディネーター協会 柴田書店
履修上の助言、教員からのメッセージ
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