教員名 : 中村 禎子
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科目名
機能性評価論
担当教員名
中村 禎子
ナンバリング
NCd3006
学科
2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度後期
授業形態
講義
単位数
2単位
実務経験の有無
無
実務経験および科目との関連性
無
ねらい
①科目の性格
機能性評価論は、食の安全・安心と機能性の領域に関する専門の必修科目である。食品の開発に関わることを目的とし、食品の機能性の科学的評価に関する考え方、基礎知識、方途を習得する。
②科目の概要
機能性評価論は、食品機能学で学修する内容と連動し、科学的根拠の評価方法、リスク分析の方法に従って、主として三次機能の科学的評価方法を修得する。
③授業の方法(ALを含む)
講義、調査のほか、学生が自ら調べてプレゼンテーションする機会を設ける。
授業内課題を課し、フィードバックする。 リアクションペーパー/レポート/グループワーク/プレゼンテーション
④到達目標
1. 食品の三次機能の評価方法を理解できる。
2. 食品の三次機能の評価方法と表示を理解できる。 3. 食品の機能性にかかる情報を把握し、問題点を整理できる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NC①-1 食に関する基礎知識、ビジネスに関する専門的知識/NC②-1 論理的思考・判断力
第1回
事前学習
シラバスをよく読んでおく。
90分
授業内容
食品の機能性評価論の入門編
食品の機能性評価と安全性評価の関連性 リアクションペーパー(授業内課題レポートを含む) 事後学習・次回事前学習
食品の機能性評価と安全性評価の関連性をまとめる。
消費者庁のHPで法的根拠のある機能性食品の区分を調べる。 180分
第2回
授業内容
科学的根拠の評価方法概説
授業内課題・リアクションペーパー 事後学習・次回事前学習
科学的根拠の評価の考え方を整理する。
食の関連情報を調べ、科学的評価方法について調べる。 180分
第3回
授業内容
科学的根拠の評価方法の手順と方途
授業内課題・リアクションペーパー(レポートを含む) 事後学習・次回事前学習
科学的根拠の評価方法の手順と方途をまとめる。
機能性を表示した食品を調べる。 180分
第4回
授業内容
科学的評価方法と表示の関連性
授業内課題(レポートを含む)グループワーク・リアクションペーパー 事後学習・次回事前学習
科学的評価方法と表示の関連性についてまとめる。
消費者庁のHPにアクセスして食品の機能性表示について調べる。 180分
第5回
授業内容
法的根拠のある機能性食品と評価方法の関連性
授業内課題(レポートを含む)グループワーク・リアクションペーパー 事後学習・次回事前学習
法的根拠のある機能性食品と評価方法の関連性について整理する。
特定保健用食品について機能性の評価方法を調べて発表する準備をする。 180分
第6回
授業内容
プレゼンテーションと討論−特定保健用食品
授業内課題(レポートを含む)グループワーク・リアクションペーパー 事後学習・次回事前学習
特定保健用食品について機能性の評価方法についての課題をまとめる。
栄養機能食品について調べて発表する準備をする。 180分
第7回
授業内容
プレゼンテーションと討論−栄養機能食品
事後学習・次回事前学習
栄養機能食品について機能性の評価方法についての課題をまとめる。
180分
第8回
授業内容
プレゼンテーションと討論−機能性表示食品
授業内課題(レポートを含む)グループワーク・プレゼンテーション・リアクションペーパー 事後学習・次回事前学習
機能性表示食品について機能性の評価方法についての課題をまとめる。
いわゆる健康食品について工夫している点と課題をまとめる。 次回のまとめのための準備をする。 180分
第9回
授業内容
前半のまとめ
事後学習・次回事前学習
まとめ方が不十分であったところを整理する。
提示するHPにアクセスして、情報の調査をする。 180分
第10回
授業内容
まとめのフィードバックとHPを用いた検索と情報の読み方
授業内課題(レポートを含む)グループワーク・プレゼンテーション・リアクションペーパー 事後学習・次回事前学習
関心のある食品の成分や機能性について紹介したHPを検索する。
機能性を表示している食品を実際に見る。 180分
第11回
授業内容
生活習慣病予防を謳う食品の機能性の科学的評価方法−1 整腸作用、消化管機能維持作用など
授業内課題(レポートを含む)グループワーク・リアクションペーパー 事後学習・次回事前学習
機能性の評価方法を復習し、実際の食品を調べる。
糖質代謝、脂質代謝についての復習をしておく。 180分
第12回
授業内容
生活習慣病予防を謳う食品の機能性の科学的評価方法−2 糖質代謝、脂質代謝、体重コントロール他
授業内課題・リアクションペーパー 事後学習・次回事前学習
機能性の評価方法を復習し、実際の食品を調べる。
免疫機能や睡眠など成体のリズムについての復習をしておく。 180分
第13回
授業内容
その他の生理機能を謳う食品の機能性の科学的評価方法−免疫関連、疲労、睡眠など
授業内課題・リアクションペーパー 事後学習・次回事前学習
機能性の評価方法を復習し、評価方法の特徴と限界をまとめる。
科学的根拠の考え方を復習する。 180分
第14回
授業内容
まとめ 試験
到達目標に対するまとめを行う。 事後学習・次回事前学習
理解できていないところ、疑問点をまとめる。
自己評価をする。 180分
第15回
授業内容
まとめのフィードバックと本講義のメッセージ
リアクションペーパー 事後学習
食品の機能性に関心を持ち、調査を継続する。
90分
フィードバック
授業内課題、プレゼンテーションに対する説明を行う。
評価方法および評価の基準
1. DP①-1 食に関する基礎知識、ビジネスに関する専門的知識:食品の三次機能の評価方法を理解できる。 授業内課題(レポートを含む)10% プレゼンテーション10% 試験(レポートを含む)10%
2. DP①-1 食に関する基礎知識、ビジネスに関する専門的知識:食品の三次機能の評価方法と表示を理解できる。 授業内課題(レポートを含む)10% プレゼンテーション10% 試験(レポートを含む)10% 3. DP②-1 論理的思考・判断力:食品の機能性にかかる情報を把握し、問題点を整理できる。 授業内課題(レポートを含む)10% プレゼンテーション10% 試験(レポートを含む)20% 授業内課題(レポートを含む)30% プレゼンテーション30% 試験(レポートを含む)40%とし、総合的に評価する。トータル60%以上を取得した場合に単位を取得できる。 教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
教科書は指定しない。その都度資料を配布する。
推薦書・参考文献
その都度提示する。
履修上の助言、教員からのメッセージ
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