教員名 : 成谷 宏文
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科目名
食品微生物学
担当教員名
成谷 宏文
ナンバリング
NCC3001
学科
2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2単位
実務経験の有無
無
実務経験および科目との関連性
無
ねらい
①科目の性格
本科目は、食品開発学科の専門科目『食の科学』の領域に該当する必須科目であり、
食品衛生監視員および食品衛生管理者の任用資格取得に必要な食品微生物学の基礎知識を学ぶ。 ②科目の概要
食品に関わる微生物は、腐敗や食中毒に関係する微生物と、発酵食品や有用物質の生産にかかわる微生物とがある。
本科目では、これらに関する基本的知識を習得し、腐敗菌や食中毒菌の種類と特徴、増殖とその制御、衛生管理や、 醸造・発酵食品における微生物の関わり、発酵による有用物質の生産技術について解説する。 さらに、ワンヘルスの理念に基づき、食品中の薬剤耐性菌の問題、食品添加物の概要も解説する。 ③授業の方法(ALを含む)
微生物学の基礎的知識を必要とするため「基礎微生物学」のまとめを最初に行う。
授業は資料を配付し、PowerPointを使用する。授業内容の理解を助けるために、 毎回授業の最初に前回の講義内容に関する簡単な小テスト(疑問、質問の記入欄を含む)を行い【ミニテスト】、 理解度が低い点がある場合、解説を行う。【フィードバック】 ミニテスト
④到達目標
食品衛生監視員および食品衛生管理者の任用資格取得に必要な食品微生物学の基礎知識の習得を学習目標とする。
1. 発酵微生物、腐敗菌、食中毒菌の種類と特徴について説明できる 。 2. 代表的な発酵食品における微生物の制御、衛生管理について説明できる。 3. 発酵による有用物質の生産技術について説明できる。 4. これらの微生物と人間生活との関わり方について概説できる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NC①-1 食に関する基礎知識、ビジネスに関する専門的知識/NC②-1 論理的思考・判断力/NC③-1 食に関わる主体的・継続的学修
第1回
事前学習
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。
90分
授業内容
食品微生物学に関するトピックス、微生物の構造・増殖・代謝 【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第2回
授業内容
微生物の利用(発酵食品1)【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第3回
授業内容
微生物の利用(発酵食品2)【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第4回
授業内容
微生物の利用(プロバイオティクス1)【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第5回
授業内容
微生物の利用(プロバイオティクス2)【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第6回
授業内容
微生物の工業利用【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第7回
授業内容
食品の腐敗【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第8回
授業内容
微生物の制御・衛生管理【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第9回
授業内容
まとめ1【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第10回
授業内容
食中毒細菌(種類・特徴、検査・検出法、日本・世界の食中毒発生状況)【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第11回
授業内容
抗生物質(抗菌薬)【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第12回
授業内容
薬剤耐性菌(薬剤耐性菌の問題とワンヘルス)【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第13回
授業内容
食品添加物概論【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第14回
授業内容
遺伝子工学とバイオテクノロジー【ミニテスト】
事後学習・次回事前学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
学内ネットワークに開示してある講義スライドを事前に読むこと。 180分
第15回
授業内容
まとめ2【ミニテスト】
事後学習
配付パワーポイント資料、ノート等で復習する。
90分
フィードバック
授業内容の理解を助けるために、毎回授業の最初に前回の講義内容に関する簡単な小テスト(疑問、質問の記入欄を含む)を行い【ミニテスト】、
理解度が低い点がある場合、解説を行う。【フィードバック】 評価方法および評価の基準
4つの到達目標の評価は、毎回の小テスト(平常点)計30%、中間・期末筆記テスト各35%(計70%)で行い、
総合評価60点以上を合格とする。 到達目標1 小テスト(平常点)10%/30%、中間筆記テスト 10/35%、期末筆記テスト 10/35% 到達目標2 小テスト(平常点) 5%/30%、中間筆記テスト 10/35%、期末筆記テスト 10/35% 到達目標3 小テスト(平常点)10%/30%、中間筆記テスト 10/35%、期末筆記テスト 10/35% 到達目標4 小テスト(平常点) 5%/30%、中間筆記テスト 5/35%、期末筆記テスト 5/35% 教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
使用しない。授業中にプリントを配布する。
推薦書・参考文献
藤井建夫 編著「食品微生物学の基礎」 講談社 (2013)
村田容常,渋井達郎 編著「食品微生物学」東京化学同人(2015) 履修上の助言、教員からのメッセージ
合格点に満たなかった場合は「再試験」を行う。
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