シラバス情報

科目名
エアロビック運動Ⅱ(エアロビックダンス)
担当教員名
飯田 路佳
ナンバリング
学科
2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度後期
授業形態
実習
単位数
1単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
有 20年以上ダンス指導に携わってきた経験を活かし、指導の実際と指導者に必要なポイントを伝えることができる。

ねらい
①科目の性格
この科目は食物栄養学科の資格科目であり、選択科目である。健康運動実践指導者の資格を取得するために必要なエアロビック運動について、実技を通して習得する。
②科目の概要
エアロビック運動におけるエアロビックダンスに必要な基本知識を学習し、技術を習得する。運動を行う時の服装から環境条件、および運動実施上の留意点等指導者にふさわしい態度や能力を養う。
③授業の方法(ALを含む)
この科目では、アクティブラーニングを用いて、エアロビックダンスの実践力を身に着ける授業である。
グループワークやペアワークを用いて実践力を高めると共に、スマートフォンやタブレットにより、自身やグループメンバーの動きを分析、修正し、指導者として必要な動きを評価する力を養う。
リアクションペーパーを用い、自分の運動感覚を確認するための内省の記述を積み重ね、自分の成長の変化を確認できるようにするとともにその状況に基づいた教員の適切なアドバイスの資料とする。
リアクションペーパー/実技、実験/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/ICT
④到達目標
1.単に技術習得だけでなく、自分自身も運動のよろこびを知ることができる。
2.楽しんで動くことができるだけでなく、人に伝えることができる。
3.最終的には実際に楽しくわかりやすい指導をすることができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)

第1回
事前学習
エアロビックダンスを行うために適切な服装を準備しておく。
授業内容
オリエンテーション(準備)【グループワーク】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第2回
授業内容
エアロビックダンスに必要な基本知識1(服装、環境条件、運動実施上の留意点)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第3回
授業内容
エアロビックダンスに必要な基本知識2(特性と効果)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第4回
授業内容
エアロビックダンスに必要な基本知識3(運動動作と運動強度)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第5回
授業内容
エアロビックダンスに必要な基本知識4(音楽の特徴と指導方法)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第6回
授業内容
エアロビックダンスの実際1(一連の運動動作の実習)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第7回
授業内容
エアロビックダンスの実際2(一連の運動動作の実習と運動上の留意点の習得)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第8回
授業内容
エアロビックダンスの実際3(運動プログラムの作成)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第9回
授業内容
エアロビックダンスの実際4(運動プログラムの作成と実践・修正)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第10回
授業内容
エアロビックダンスの実際5(運動プログラムの実施-音楽に合わせる)【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第11回
授業内容
エアロビックダンスの実際6(運動プログラムの実施-適切なキューイング)【実技】【グループワーク】【プレゼンテーション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第12回
授業内容
エアロビックダンスの実際7(運動プログラムの実施-正確な動作と動き込み)【実技】【グループワーク】【プレゼンテーション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第13回
授業内容
実技試験1 (4分間での運動プログラムの実施と相互評価)【実技】【グループワーク】【プレゼンテーション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第14回
授業内容
実技試験2 (4分間での運動プログラムの実施と相互評価)【実技】【グループワーク】【プレゼンテーション】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
第15回
授業内容
まとめ【実技】【グループワーク】【プレゼンテーション】
事後学習

フィードバック
リアクションペーパーのフィードバックは、授業内で適宜行う。
実技や指導能力のプラスになるよう、状況に応じ、個人に対して、あるいはペア、グループ、クラス内全体にフィードバックする。
評価方法および評価の基準
平常点60%(授業に対する意欲・関心・態度等。毎回のリアクションペーパー含む)、試験(実技)40%
時間厳守。20分以上の遅刻は欠席、忘れものは減点とする。以上を総合し、60点以上を合格とする。

到達目標1.平常点25%/60%、試験(実技)10%/40%
到達目標2.平常点25%/60%、試験(実技)10%/40%
到達目標3.平常点10%/60%、試験(実技)20%/40%

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
健康運動実践指導者養成用テキスト
健康・体力づくり事業財団
健康・体力づくり事業財団
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
運動が得意な人も、苦手な人も、やろうという気持ちが大切だと思います。
多くの人に健康を伝える力を身に着けてみようと思う人は、一緒にがんばっていきましょう。