シラバス情報

科目名
卒業研究 0Pクラス
担当教員名
石井 和美
ナンバリング
NBd5061
学科
2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 4年
学年
4年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
演習
単位数
4単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
本科目を担当する教員には、医師や管理栄養士、研究機関等で実務を経験している教員が含まれる。医療、栄養管理、栄養指導等の経験を活かした教育を展開する。

ねらい
①科目の性格
本科目は、食物栄養学科専門科目に位置づけられ、卒業必修科目である。
3年次の食物栄養学演習、4年次の卒業研究は、連続履修の通年科目である。
②科目の概要
科学的根拠に基づいて人々の健康に貢献できるようになるために、仮説・検証・まとめのステップを実践する。テーマの設定から始まり、その仮説を検証する方法を計画して、調査や実験などを主体的に実施する。得られた結果を論理的に考え、研究成果の発表、卒業論文等にまとめる。
③授業の方法(ALを含む)
研究テーマの設定、その仮説を検証するための研究計画の立案を行う。研究計画にしたがって、調査や実験・実習などを実施し、研究を進める。得られた結果を論理的に考え、研究成果の発表、卒業論文等にまとめる。学生が主体的に研究を実践する。
に関連する文献などの内容やデータを分析し、現状や問題点について、ディスカッションを行い、まとめ、発表する。研究テーマに沿って、実験・実習・調査などを行い、研究を進める。
実技、実験/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション
④到達目標
1.科学的思考に基づいた情報を選択することができる。
2.科学的根拠を示すプロセスを理解する。
3.エビデンスに基づく分析や考察ができる。
4.論理的に記述・発表できる
5.研究課題の中でコミュニケーション力や協調性など社会で役立つ人間力を養う。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
KF①-4 コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力/KF②-2 論理的思考、意思決定/KF③-3 主体的・継続的学修

内容
仮説の検証方法(実験・実習・調査)の進め方は、研究室ごとに異なる。

1回    オリエンテーション【グループワーク】【ディスカッション】
2〜3回  卒業研究テーマ選定【グループワーク】【ディスカッション】
4〜5回  先行研究の調査【グループワーク】【ディスカッション】【レポート】
6〜7回  研究計画の立案【グループワーク】【ディスカッション】【レポート】
8〜20回  研究の実施(実験・実習・調査など)【実技、実験】【グループワーク】【ディスカッション】
21〜29回  研究結果のまとめ【グループワーク】【ディスカッション】【レポート】
30回    研究成果の発表【グループワーク】【プレゼンテーション】【レポート】

テーマ設定、先行研究の調査、仮説の検証、論理的な考察、まとめを実践していく過程で、人々の健康に貢献するために必要なスキルである論理的思考、対象者に応じたコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、円滑な遂行のための協調性ととリーダーシップ、実践力を養う。
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【事前準備】1年次、2年次までに履修した科目をしっかり復習しておきましょう。授業時に詳細を説明します。(各授業に対して90分)
【事後学修】食物栄養学演習で行った実験・講義について、結果をまとめ記録することを必須とする。授業時に詳細を説明します。(各授業に対して90分)

フィードバック
実施する研究計画については、綿密に指導教員と相談し、研究の実施後は、ディスカッションを交えながらまとめあげていく。科学的根拠に基づいた専門性の高い知識を習得するための指導が行われ、理解を深められるようにする。
評価方法および評価の基準
到達目標1~5について、卒業研究への取り組みを40%、研究発表を20%、作成した卒業論文を40%とし、総合評価60点以上を合格とする。

到達目標1.卒業研究への取り組み(8%/40%)、研究発表(4%/20%)、作成した卒業論文(8%/40%)
到達目標2.卒業研究への取り組み(8%/40%)、研究発表(4%/20%)、作成した卒業論文(8%/40%)
到達目標3.卒業研究への取り組み(8%/40%)、研究発表(4%/20%)、作成した卒業論文(8%/40%)
到達目標4.卒業研究への取り組み(8%/40%)、研究発表(4%/20%)、作成した卒業論文(8%/40%)
到達目標5.卒業研究への取り組み(8%/40%)、研究発表(4%/20%)、作成した卒業論文(8%/40%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
授業時に指定します
授業時に指示します
推薦書・参考文献
授業時に指定します

履修上の助言、教員からのメッセージ
卒業研究をとおして、科学的根拠に基づいて人々の健康に貢献することの意義をより深く理解しましょう。