シラバス情報

科目名
給食経営管理臨地実習
担当教員名
石井 和美、芝崎 本実、岡本 節子
ナンバリング
NBd5045
学科
2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 4年
学年
4年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
実習
単位数
1単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
管理栄養士としての実務経験を給食経営管理臨地実習の事前・事後指導において、実習の心構え、実習に向けての教育内容等に活かして指導する。

ねらい
①科目の性格
本科目は、管理栄養士養成教育カリキュラムにおける「専門分野・臨地実習」に関する科目の一つであり、栄養士資格取得のための給食運営臨地実習を履修した上で、さらに、管理栄養士国家試験受験資格を得るためには、臨床栄養臨地実習Ⅰ、臨床栄養臨地実習Ⅱ、公衆栄養臨地実習、そして給食経営管理臨地実習の4科目より合わせて3単位以上の履修が必要となり、そのための選択科目です。
②科目の概要
本科目は、高度な資質を備えた管理栄養士の養成を目標とし、給食運営におけるマネジメントとして、栄養面、安全面(HACCPに基づく衛生管理も含む)、経済面全般のマネジメントを行う能力、組織管理などのマネジメントの基本的な考え方や方法を特定給食施設の実習を通して体得します。
③授業の方法(ALを含む)
学外の病院、学校、事業所、福祉施設などの施設にて、臨地実習を行います。
レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/実習・インターンシップ
④到達目標
特定多数人に食事を提供する給食施設における利用者の身体の状況、栄養状況、生活習慣等に基づいた食事の提供に係わる栄養・食事管理、および給食経営管理を大局的に捉え、自ら問題提起し、その解決を図る能力を身につけ、実践できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NB①-3 基礎・専門知識の活用方法/NB②-4 問題解決、行動力/NB③-2 社会に貢献する意欲・態度

内容
臨地実習施設における実習。
医療関係施設・学校・事業所・福祉施設などの特定給食施設において、施設の管理栄養士の指導の下で、1週間にわたり管理栄養士業務を実践する実習です。
①管理栄養士が果たすべき専門領域に関する基本となる能力を身につける。
②管理栄養士に必要とされる知識、技術、態度および考え方の総合的能力を身につける。
③栄養の指導や給食経営管理を行うために必要な能力を身につける。
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
実習前の事前学習 5時間
実習中の学習 1時間
実習後の事後学習 5時間

フィードバック
実習後に臨地実習ノートの提出、報告会を実施する。
評価方法および評価の基準
実習施設における評価50点、臨地実習ノート50点により評価し、総合評価60点以上を合格とする。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
全施設における臨地実習マニュアル〔給食経営管理、給食の運営〕
松崎政三、名倉秀子著
建帛社
推薦書・参考文献
【推薦書】西岡葉子他編集「特定給食施設管理事例集」学建書院
     厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
【参考図書】「日本人の食事摂取基準(2020年版)の実践・運用特定給食施設における栄養・食事管理」第一出版

履修上の助言、教員からのメッセージ
それぞれの施設の対象者や管理栄養士としての給食マネジメントを十分に把握したうえで、実習に臨んでください。