シラバス情報

科目名
調理学実習Ⅳ (13:00〜15:15)
担当教員名
鴨下 澄子
ナンバリング
NBa4025
学科
2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度後期
授業形態
実習
単位数
1単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は、管理栄養士養成課程教育カリキュラムにおける「専門基礎分野:食べ物と健康の実践又は実習」に関する科目のひとつであり、専門科目の選択として位置づけられている。多種多様な料理に興味がある、さらに学びを深めたいと意欲のある学生に向けて開講されている。
②科目の概要
日本料理をはじめとする諸外国の料理や、供応食、郷土料理を学修する。調理操作、盛り付け、献立構成、食文化について学ぶ。
③授業の方法(ALを含む)
本科目は、グループによる実習を基本に進める。献立作成ではテーマに沿った献立を作成し、実習する。また、各回で実習する国や料理の歴史などについてまとめる。
実技、実験/レポート/グループワーク
④到達目標
1.供応食、郷土料理、諸外国の料理を理解し、献立構成や背景にある食文化を理解する
2.課題に沿った献立を作成し、適切な盛り付けを実践する
3.日常的な調理操作から発展的な調理操作までを理解し、実践する
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NB①-3 基礎・専門知識の活用方法/NB②-4 問題解決、行動力/NB③-1 探求意欲・態度

第1回
事前学習
授業内容
オリエンテーション:
 ・実習の進め方について
   実習室に入る前の準備
   実習室の使い方
 ・班編成について
 ・授業内容について

課題①:お正月から春にかけての行事と、その時に食される和菓子の歴史
事後学習・次回事前学習
第2回
授業内容
日本料理:三色おはぎ、みぞれ和え、煎茶【実技・実験】【レポート】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
第3回
授業内容
沖縄料理:沖縄風炊き込みご飯、豚の角煮、麩チャンプルー、もずく汁【実技・実験】【レポート】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
第4回
授業内容
イタリア料理:トマトのブルスケッタ、きのこと魚介のクリームソースパスタ、ミラノ風カツレツ、ティラミス【実技・実験】【レポート】【グループワーク】
《日本の郷土料理》説明
事後学習・次回事前学習
第5回
授業内容
ベトナム料理:フォー、生春巻き、焼きナスサラダ、小豆の温かいチェー【実技・実験】【レポート】【グループワーク】
《日本の郷土料理》確認・修正
事後学習・次回事前学習
第6回
授業内容
スペイン料理:パエリア、ガスパッチョ、にんじんサラダ、レモンと蜂蜜のシフォンケーキ【実技・実験】【レポート】【グループワーク】
《日本の郷土料理》確認・食材決定・発注
事後学習・次回事前学習
第7回
授業内容
日本の郷土料理:自由献立【実技・実験】【レポート】【グループワーク】
課題②:献立に取り入れた郷土料理の歴史、献立作成のポイント、1人分の栄養価
事後学習・次回事前学習
第8回
授業内容
韓国料理:ビビムパック、ミヨク、チャプチェ、チヂミ【実技・実験】【レポート】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
第9回
授業内容
ロシア料理:ビーフストロガノフ、きゅうりとビーツのロシア風サラダ、ラガーリキ、ロシアンティー【実技・実験】【レポート】【グループワーク】
《冬のおもてなし料理》説明
事後学習・次回事前学習
第10回
授業内容
トルコ料理:トルコの食事パン、羊肉と干しアンズの煮込み、レンズ豆のスープ、羊飼いのサラダ【実技・実験】【レポート】【グループワーク】
《冬のおもてなし料理》確認・修正
事後学習・次回事前学習
第11回
授業内容
タイ料理:鶏肉のイエローカレー、揚げ春巻き、空芯菜炒め、ライムジュース【実技・実験】【レポート】【グループワーク】
《冬のおもてなし料理》確認・食材決定・発注
事後学習・次回事前学習
第12回
授業内容
冬のおもてなし料理:自由献立【実技・実験】【レポート】【グループワーク】
課題③:献立作成のポイント、1人分の栄養価
事後学習・次回事前学習
第13回
授業内容
北欧料理:じゃがいものポタージュ、えびのカクテル、スウェーデン風ミートボール、煮りんごのグラスケーキ【実技・実験】【レポート】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
第14回
授業内容
日本の菓子:和菓子【実技・実験】【レポート】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
第15回
授業内容
まとめ:実習室の清掃、課題の提出
事後学習

フィードバック
課題①〜③に関する準備:授業時間内に確認し、個別にフィードバック(修正指示および再提出)を行う。
課題①〜③:授業終了後に確認し、コメントをつけて後日返却する
評価方法および評価の基準
到達目標1.課題①②③(20%/40%)、授業への取り組み(20%/60%)
到達目標2.課題①②③(20%/40%)、授業への取り組み(20%/60%)
到達目標3.授業への取り組み(20%/60%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
使用しない。適宜プリントを配布する。
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
3年生および4年生を対象に開講されます。実習の性質上、授業時間内に終了しない可能性も考慮して履修願います。