教員名 : 根岸 晴夫
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科目名
食品加工学実習 1Cクラス(9:45〜12:10)
担当教員名
根岸 晴夫
ナンバリング
NBa3022
学科
2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
実習
単位数
1単位
実務経験の有無
無
実務経験および科目との関連性
無
ねらい
①科目の性格
本科目は管理栄養士養成課程教育カリキュラムにおける「食べ物と健康」分野の「食品の分類と食品の成分」および「食品の生産・加工・保存・流通と栄養」に関する科目の一つである。1年次履修「食品学Ⅰ」、「食品学Ⅱ」、「調理学」および「食品衛生学」で学んだ食材・食品成分の基本特性、食品の安全性について、食材を実際に加工することで知識を確認するとともに、同時に進行する「食品加工学」で学ぶ加工・保存方法を実行して、その意義や原理への理解を深める。穀類、いも類、豆類、野菜・果実類,藻類や乳・卵等の畜産物を加工食材として各種食品の製造実習を行う。また、殺菌、凍結乾燥、包装技術を体験するほか、食品加工に利用される酵素のはたらきを確かめる。実習は4〜5人グループで行い、製造した食品はその場で試食する。
②科目の概要
食材・食品成分の基本特性、食品の安全性について、食材を実際に加工することで知識を確認するとともに、同時に進行する「食品加工学」で学ぶ加工・保存方法を実行して、その意義や原理への理解を深める。
③授業の方法(ALを含む)
実習は実習テキストに基づいてスライドと配布資料を用いて行う。各自工夫して実習ノートを作成することを推奨する。
実技、実験/レポート
④到達目標
1.加工食材・成分の特性と製造原理の関係を理解することができ、重量を含む測定・計算結果を他班や文献と比較して論理的にレポートに記述することができる。
2.加工・保存・流通過程における食品成分の変化を理解し、加工操作のポイントをとらえて、重量を含む測定・計算結果を他班や文献と比較して論理的にレポートに記述することができる。 3.食品の加工・保存方法、加工食品の種類と製造・利用法についての科学的知識を身に付け、身の回りの加工食品の意義について理解ができる。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NB①-3 基礎・専門知識の活用方法/NB②-1 情報リテラシー/NB②-3 論理的思考
第1回
事前学習
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。
45分
授業内容
食品加工の意義と目的についての実習講義
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第2回
授業内容
食品加工についての実習講義1回目
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第3回
授業内容
イチゴジャム、牛乳ゼリーについて製造実習を行う。製造したイチゴジャムについては、殺菌、缶詰、瓶詰めを行う。
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第4回
授業内容
乳類の製造実習と葉菜類の加工保存実習を行う。
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第5回
授業内容
いも類と藻類の製造実習を行う。
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第6回
授業内容
穀類の製造実習を行う。
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第7回
授業内容
パンの製造実習を行う。
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第8回
授業内容
豆類、肉類・果実類等の加工についての実習講義2
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第9回
授業内容
麴等を用いた酵素実験
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第10回
授業内容
豆類の加工実習
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第11回
授業内容
肉類の加工実習
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第12回
授業内容
乳類、果実類の加工実習
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第13回
授業内容
食用油脂並びにレトルト殺菌の加工実習
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第14回
授業内容
課題題目についての結果(他班との比較)及び考察・結論についてグループワーク。
事後学習・次回事前学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
【事前準備】事前に配布した実習講義テキストを読んでおく。 90分
第15回
授業内容
まとめ
事後学習
【事後学修】スライド解説、教科書の記述および授業内での質疑応答を整理してノートを整理する。配布プリントで復習する。
45分
フィードバック
分からない部分については、メールを活用して質問に対応する。
評価方法および評価の基準
授業への参加度30%、実習レポート計70%とし、総合評価60点以上を合格とする。
各到達目標の評価割合については以下の通りとする。 1.食品加工の意義・目的、食品保存の原理を理解することができる。 (授業への参加度10%/30%、レポート計30%/70%) 2.加工・保存・流通過程における食品成分の変化を理解することができる。 (授業への参加度10%/30%、レポート計20%/70%) 3.食品の加工・保存方法、加工食品の種類と製造・利用法についての科学的知識を身に付けることができる。 (授業への参加度10%/30%、レポート計20%/70%) 教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
『新しい食品加工学 改訂第3版』
高村仁知、森山達哉編
南江堂
フジショップ
推薦書・参考文献
栢野新市、水品善之、小西陽太郎編『食品学II』羊土社
履修上の助言、教員からのメッセージ
実習は事前に十分に作り方の手順を理解して参加をすることが大切です。状況により実習内容に変更があるかもしれません。
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