シラバス情報

科目名
運動生理学
担当教員名
長浜 尚史
ナンバリング
NBa3008
学科
2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は、食物栄養学科の学修領域である「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」の選択科目であり、特に運動が身体に及ぼす影響を生理学の観点から学んでいく。
②科目の概要
人間が運動をおこなうとき、からだの機能はどのような応答を示すのだろうか。またトレーニングをおこなうとからだの形態や機能はどのように変化するのだろうか。さらにこれらのことと栄養との関連はどうなるのだろうか。運動生理学では身体運動によるからだの生理学的な諸機能がどのように変化するのかを学び、健康やスポーツのための運動について考察する。
③授業の方法(ALを含む)
この授業は教科書を使用し、スライドで補足説明を加えていく講義スタイルをとる。1回の講義では教科書の1章分を扱うが、人間個体の生理現象を学習するので、適宜、各章の内容を関連付けながら話を進めていく。そして、講義の冒頭には先週の復習を、また最後には当日授業で学んだことを質問することで復習してもらう。このことにより、知識が定着しているところと不十分なところを自ら確認し、主体的な学習を促していく。さらに途中で2回実技・実験(AL)を行い、講義で得た知識や技術・方法を、学生が実際に確かめる。
実技、実験
④到達目標
1.身体運動によりからだの諸機能が生理学的にどのように変化するのかを理解し、説明できる。
2.健康の維持増進や効果的なスポーツ実践に必要な身体運動を理解し、説明できる。
3.運動負荷に対する生体応答を実験・実習で確認することからその活用方法を理解し、説明できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NB①-1 食・栄養・健康の基礎知識/NB①-2 食・栄養・健康の専門知識/NB①-3 基礎・専門知識の活用方法

第1回
事前学習
教科書を入手し、運動生理学とはどのような内容を学ぶのか、全体像を把握しておく、不確かな箇所については、1、2年時に学んだ科目や高校時に学習した生物などの教科を復習しておく。
90分
授業内容
オリエンテーション、運動生理学の概要
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、理解しきれなかった箇所については、自身で資料などを利用して補っておく。

【次回事前学習】教科書を予め読んでおく。そして、運動生理学を学ぶ上で知っておかなければならないキーワードが示されているので、ノートに50〜100字程度でまとめておく。
180分
第2回
授業内容
骨格筋の形状と機能、筋収縮のエネルギー供給機構
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、授業の最後に示した復習問題に取り組み、次の授業で発表できるようにしておく。

【次回事前学習】教科書を予め読んでおく。そして、運動生理学を学ぶ上で知っておかなければならないキーワードが示されているので、ノートに50〜100字程度でまとめておく。
180分
第3回
授業内容
筋線維組成について、筋収縮の速度とパワー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、授業の最後に示した復習問題に取り組み、次の授業で発表できるようにしておく。

【次回事前学習】教科書を予め読んでおく。そして、運動生理学を学ぶ上で知っておかなければならないキーワードが示されているので、ノートに50〜100字程度でまとめておく。
180分
第4回
授業内容
運動と神経系の機能、随意運動と不随意運動
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、授業の最後に示した復習問題に取り組み、次の授業で発表できるようにしておく。

【次回事前学習】教科書を予め読んでおく。そして、運動生理学を学ぶ上で知っておかなければならないキーワードが示されているので、ノートに50〜100字程度でまとめておく。
180分
第5回
授業内容
筋の収縮様式と筋力、トレーニングによる筋力と筋の形態変化
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、授業の最後に示した復習問題に取り組み、次の授業で発表できるようにしておく。

【次回事前学習】教科書を予め読んでおく。そして、運動生理学を学ぶ上で知っておかなければならないキーワードが示されているので、ノートに50〜100字程度でまとめておく。
180分
第6回
授業内容
運動と呼吸循環系
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、授業の最後に示した復習問題に取り組み、次の授業で発表できるようにしておく。

【次回事前学習】身体運動負荷に対する呼吸循環応答を確認するための【実技、実験】に備え、教科書(呼吸・循環)を熟読しておく。
180分
第7回
授業内容
直線的運動負荷時の呼吸循環応答、直接法【実技、実験】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、課題レポート作成に向けたデータ整理や資料収集を行う。

【次回事前学習】身体運動負荷に対する呼吸循環応答を確認するための【実技、実験】に備え、教科書(呼吸・循環)を熟読しておく。
180分
第8回
授業内容
3段階運動負荷時の呼吸循環応答、間接法【実技、実験】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、課題レポート作成に向けたデータ整理や資料収集を行う。

【次回事前学習】教科書を予め読んでおく。そして、運動生理学を学ぶ上で知っておかなければならないキーワードが示されているので、ノートに50〜100字程度でまとめておく。
180分
第9回
授業内容
運動とホルモン
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、授業の最後に示した復習問題に取り組み、次の授業で発表できるようにしておく。

【次回事前学習】教科書を予め読んでおく。そして、運動生理学を学ぶ上で知っておかなければならないキーワードが示されているので、ノートに50〜100字程度でまとめておく。
180分
第10回
授業内容
筋疲労の要因
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、授業の最後に示した復習問題に取り組み、次の授業で発表できるようにしておく。

【次回事前学習】教科書を予め読んでおく。そして、運動生理学を学ぶ上で知っておかなければならないキーワードが示されているので、ノートに50〜100字程度でまとめておく。
180分
第11回
授業内容
運動と体温調節
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、授業の最後に示した復習問題に取り組み、次の授業で発表できるようにしておく。

【次回事前学習】教科書を予め読んでおく。そして、運動生理学を学ぶ上で知っておかなければならないキーワードが示されているので、ノートに50〜100字程度でまとめておく。
180分
第12回
授業内容
運動と栄養、身体組成と肥満
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、授業の最後に示した復習問題に取り組み、次の授業で発表できるようにしておく。

【次回事前学習】教科書を予め読んでおく。そして、運動生理学を学ぶ上で知っておかなければならないキーワードが示されているので、ノートに50〜100字程度でまとめておく。
180分
第13回
授業内容
運動処方
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、授業の最後に示した復習問題に取り組み、次の授業で発表できるようにしておく。

【次回事前学習】教科書を予め読んでおく。そして、運動生理学を学ぶ上で知っておかなければならないキーワードが示されているので、ノートに50〜100字程度でまとめておく。
180分
第14回
授業内容
老化に伴う身体機能の変化
事後学習・次回事前学習
【事後学習】学んだことを思い出し、教科書やメモをもう一度見直す。そして、授業の最後に示した復習問題に取り組み、次の授業で発表できるようにしておく。

【次回事前学習】半期間の総まとめをするので、教科書やノートを見直し、運動生理学で学んだことをしっかり復習しておく。具体的に運動生理学で学んだ基礎・専門用語の理解や身体運動に伴う生体内の変化などである。
180分
第15回
授業内容
まとめ
事後学習
理解できたところとできなかったところを確認し、できなかったところについては教科書やノートなどを参考に再度まとめ直す。
90分

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評価方法および評価の基準
期末試験50%、課題レポート20%、平常点(授業への参加度:取り組みや振り返りのコメント)30%とし、60点以上を合格とする。具体的な到達目標に対する評価方法・評価基準は以下の通りである。

到達目標1:平常点20%、期末試験20%
到達目標2:平常点10%、期末試験30%
到達目標3:課題レポート20%

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
入門運動生理学(第4版)
勝田茂編、和田正信、松永智
杏林書院
978-4-7644-1159-3
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ