シラバス情報

科目名
解剖生理学実験 1Bクラス(13:00〜15:15)
担当教員名
竹嶋 伸之輔
ナンバリング
NBa3007
学科
2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
実験
単位数
1単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
白血病の発症機構の解明やワクチン開発を通して,マウス、ウシの免疫機能の解析、解剖学的な解析などを担当した。
実際の開発過程での経験を実験計画に活かし、経験談を交えながら講義をおこなうことで、現場のイメージを掴みやすい授業を目指す。

ねらい
①科目の性格
正常な人体の構造(つくり)・機能(はたらき)を学修する食物栄養学科の選択科目であり、“人体の構造と機能及び疾病の成り立ち”を学ぶ科目群に配置されている。
健康の保持・増進、傷病者の療養のための栄養管理・教育の主役である管理栄養士にとって、本科目は講義科目の解剖生理学を補完するものであり、同科目とともに人間生活を支える栄養や健康、疾病の成り立ちを理解するための必須基盤科目である。
なお、栄養士資格および管理栄養士国家試験受験資格を取得するためには、本科目の履修は必須である。
②科目の概要
人体やモデル動物、遺伝子等を対象に実験を行い、講義等で学んだ人体の構造と機能に関する専門知識を検証・補強し、机上では理解し難い事項を体得し、また医学・生物学関連情報の収集・検討を行う。
③授業の方法(ALを含む)
実習書に基づき実験を行い、レポートを提出する
実技、実験/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション
④到達目標
1.実験授業をとおして、解剖生理学等の関連講義科目で学んだ人体の構造と機能に関する専門知識を実地に検証できる。
2.生体試料や精密な機器・器具類の取扱を経験し、卒業後の様々な局面で通用する手を動かすことを厭わない“手で考える態度”を実践できるようになる。
3.なぜだろう、ああそうか、という回路形成を訓練し、自らの考えを簡潔に他者に説明することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NB①-1 食・栄養・健康の基礎知識/NB①-4 コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力

第1回
事前学習
配布資料に沿って、机上実験等を行う。
45分
授業内容
授業内容
オリエンテーション
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第2回
授業内容
主要臓器のマクロ・ミクロ形態学的観察−Ⅰ
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第3回
授業内容
主要臓器のマクロ・ミクロ形態学的観察−Ⅱ【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第4回
授業内容
血液・免疫(糖負荷試験/血色素/凝集抗体価/免疫溶血等)−Ⅰ【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第5回
授業内容
血液・免疫(糖負荷試験/血色素/凝集抗体価/免疫溶血等)−Ⅱ【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第6回
授業内容
人体の構造【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第7回
授業内容
医学・生物学関連情報の収集・検討(NCBI, NMCD等)【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第8回
授業内容
感覚生理学(皮膚感覚/視覚/反射等)【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第9回
授業内容
初級電気生理学(筋電図・神経伝導速度等)【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第10回
授業内容
初級電気生理学(スパイロメーターなど)【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第11回
授業内容
遺伝子解析(PCRとその応用等)−Ⅰ【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第12回
授業内容
遺伝子解析(PCRとその応用等)−Ⅱ【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第13回
授業内容
遺伝子解析(PCRとその応用等)−Ⅲ【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第14回
授業内容
学修成果プレゼンテーションの準備【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習・次回事前学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分
第15回
授業内容
ラットの解剖【グループワーク】【ディスカッション】
事後学習
レポートを作成する中で、反芻・確認を行う。
180分

フィードバック
随時質問を受け付ける【グループワーク】【ディスカッション】
評価方法および評価の基準
平常点(毎回の実験でのノート作成を含む)20点、レポート70点、発表10点により評価を行い、60点以上を合格にする。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
栄養科学イラストレイテッド解剖生理学
志村二三夫・岡 純・山田和彦
羊土社
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
レポートが多いので、貯めないように毎週出してください