シラバス情報

科目名
公衆衛生学実験 2Cクラス(13:00〜15:15)
担当教員名
吉澤 剛士
ナンバリング
NBa1003
学科
2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 1年
学年
1年
開講期
2023年度後期
授業形態
実験
単位数
1単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
厚労省の研究機関で公衆衛生及び疫学研究に係る業務の経験を持つ教員が担当し、公衆衛生に関する実験について指導を行う。

ねらい
①科目の性格
本科目は、食物栄養学科の「社会・環境と健康」領域に位置する必修科目である。人間を取り巻く生活の場における環境と健康の関係について実験を通して習得する。更に、人間集団の健康の保持増進を推進、指導するに当たり、地域住民の健康に関する問題点を把握するために必要な統計処理と、健康教育の方法を習得する。
②科目の概要
地域や国レベルでの健康増進と疾病予防を目指す公衆衛生に関する実験について理解する。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、実験の方法を学び、実験結果をまとめ、発表する。発表時にはグループによるディスカッションを取り入れた授業を行う。【グループワーク】【討議・討論】
実技、実験/レポート/グループワーク/ディスカッション/ディベート/プレゼンテーション/ICT
④到達目標
1.実験を通じて環境による健康への影響を理解し、説明することができる。
2.実験内容をまとめ、プレゼンテーションを通して分かりやすく説明することができる。
3.実験内容をレポートとして作成することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NB①-4 コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力/NB③-1 探求意欲・態度/NB③-4 協調性とリーダーシップ

第1回
事前学習
手引書の参照
操作手順の動画を参照
授業内容
オリエンテーション
事後学習・次回事前学習
手引書の復習
操作手順の動画を参照
第2回
授業内容
実験【グループワーク】【実験】
事後学習・次回事前学習
実験結果のまとめ【グループワーク】【討議・討論】
第3回
授業内容
データまとめ、発表準備【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
プレゼンテーションの準備【グループワーク】【討議・討論】
第4回
授業内容
発表(プレゼンテーション)【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
実験内容の復習【グループワーク】【討議・討論】
他のグループのプレゼンテーションを評価
第5回
授業内容
実験【グループワーク】【実験】
事後学習・次回事前学習
実験結果のまとめ【グループワーク】【討議・討論】
第6回
授業内容
データまとめ、発表準備【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
プレゼンテーションの準備【グループワーク】【討議・討論】
第7回
授業内容
発表(プレゼンテーション)【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
実験内容の復習【グループワーク】【討議・討論】
他のグループのプレゼンテーションを評価
第8回
授業内容
実験【グループワーク】【実験】
事後学習・次回事前学習
実験結果のまとめ【グループワーク】【討議・討論】
第9回
授業内容
データまとめ、発表準備【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
プレゼンテーションの準備【グループワーク】【討議・討論】
第10回
授業内容
発表(プレゼンテーション)【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
実験内容の復習【グループワーク】【討議・討論】
他のグループのプレゼンテーションを評価
第11回
授業内容
発表(プレゼンテーション)【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
実験内容の復習【グループワーク】【討議・討論】
他のグループのプレゼンテーションを評価
第12回
授業内容
実験【グループワーク】【実験】
事後学習・次回事前学習
実験結果のまとめ【グループワーク】【討議・討論】
第13回
授業内容
データまとめ、発表準備【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
プレゼンテーションの準備【グループワーク】【討議・討論】
第14回
授業内容
発表(プレゼンテーション)【グループワーク】【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
実験内容の復習【グループワーク】【討議・討論】
他のグループのプレゼンテーションを評価
第15回
授業内容
発表(プレゼンテーション)【グループワーク】【討議・討論】
事後学習
実験内容の復習【グループワーク】【討議・討論】
他のグループのプレゼンテーションを評価

フィードバック
質問や課題に関しては次回の講義の中でフィードバックを行う。
評価方法および評価の基準
実験への参加貢献度(30%)、レポート作成(40%)、プレゼンテーション(30%)とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1.参加貢献度(10%/30%)、レポート作成(10%/40%)、プレゼンテーション(10%/30%)
到達目標2.参加貢献度(10%/30%)、レポート作成(10%/40%)、プレゼンテーション(10%/30%)
到達目標3.参加貢献度(10%/30%)、レポート作成(20%/40%)、プレゼンテーション(10%/30%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
教科書は使用しない
推薦書・参考文献
オリジナル資料(手引書)を配布
【参考書】中央労働災害防止協会編 『新衛生管理』上第1種用 中央労働災害防止協会
【参考書】日本作業環境測定協会編 『作業環境測定ガイドブック0 総集編』日本作業環境測定協会

履修上の助言、教員からのメッセージ
生活環境、労働環境と健康の関連を理解するために、一般環境測定による作業環境測定を実施し、その結果の評価を行い、パソコンを用いてレポートを作成する。保健衛生上の現象を数量的に把握した上で、管理栄養士として健康教育の指導能力向上を目指し、液晶プロジェクターを利用してプレゼンテーションを行う。

実験内容(以下の内容を各班に分かれて実施する)
作業環境要素:一般環境における環境測定(作業環境要素)
温熱環境(温度、湿度、不快指数など)空気環境及び換気(粉じん、風速、二酸化炭素)
視環境(照度)音環境(騒音)水質検査(遊離残留塩素濃度、水素イオン濃度)

提出及び発表内容
各実験に対し各自レポートを作成する
各実験に対しグループでプレゼンテーションを行う
プレゼンテーションに対し質疑応答を行う

出席日数が不足した場合や総合評価60点に満たない場合は再履修となる。