シラバス情報

科目名
健康栄養学演習 0Bクラス
担当教員名
飯田 路佳
ナンバリング
NAd4114
学科
2020〜2023年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
演習
単位数
4単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
担当教員には、医師、管理栄養士、研究機関等で実務を経験している教員が含まれる。実務現場での経験を学生の研究テーマに反映させながら演習を進める。

ねらい
①科目の性格
本科目は、健康栄養学科専門科目『演習』に位置づけられる選択科目である。共通科目、学科専門科目で学んだ知識および技術を基礎とし、自らが興味・関心をもつ分野に関して研究テーマを設定する。本科目は「卒業研究」に向けての準備科目である。
②科目の概要
研究テーマの設定のために、種々の分野の文献(研究論文)や書籍、諸資料などを調べ、指導教員や学生とディスカッションをする。その上で自身の興味ある研究テーマを設定する。研究テーマをどのように展開していくか、研究手法などを含めて研究計画を立てる。研究の一連の流れを修得するとともに、学生同士の活発な意見交換などにより、コミュニケーション能力を高める。
③授業の方法(ALを含む)
研究の意義、研究の進め方、研究テーマ設定のための情報収集方法について演習を中心に進める。定期的に研究の進捗状況を報告し、他者とディスカッションすることで研究テーマへの理解を深める。
実技、実験/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション
④到達目標
1.研究とは何かを説明することができる。
2.大学で学んだ知識や技術をもとに多分野のことに興味を持ち、課題を探求することができる。
3.研究テーマについて他者とコミュニケーションをとり、ディスカッションすることができる。
4.自身の興味・関心に応じた研究テーマを決定することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NA②-1 情報収集、エビデンスに基づく判断・評価/NA②-2 健康問題への論理的思考・行動/NA③-2 問題の把握、解決策の立案

内容
第1回      オリエンテーション
第2回〜第3回   卒業研究指導教員による研究テーマの説明会および個別相談
第4回      卒業研究指導教員(ゼミ)の決定
第5回〜第8回   卒業研究テーマの検討(文献・資料調査など)【レポート】
第9回〜第10回   卒業研究テーマの設定(指導教員とのディスカッション)【ディスカッション】
第11回〜第15回 研究テーマ関連の資料、情報収集【レポート】
第16回〜第17回 研究の方向性の検討【ディスカッション】【グループワーク】
第18回〜第20回 研究計画の立案【レポート】
第21回〜第24回 研究計画に従って予備実験、予備調査など【実験・実技】【実習】【ディスカッション】【グループワーク】
第25回〜第26回 研究計画の再検討【ディスカッション】【レポート】  
第27回〜第28回 研究計画の決定【ディスカッション】
第29回〜第30回 まとめ(研究計画の発表・報告など)【ディスカッション】【プレゼンテーション】
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【事前学習】研究テーマに関連する分野の科目について復習する、それ以外にも関連資料を熟読する。(各授業に対して90分)
【事後学習】研究計画に沿って研究が適正に進められたか研究データを検証し、考察する。(各授業に対して90分)

フィードバック
指導教員との定期的な研究進捗状況の報告において問題点を提示し、ディスカッションしながら研究の方向性を指導する。
評価方法および評価の基準
研究活動への参加度60%、研究のためのレポート課題40%として総合的に評価し、60%以上を合格とする。
到達目標(1)研究活動への参加度 15%/60% レポート課題 10%/40%
到達目標(2)研究活動への参加度 15%/60% レポート課題 10%/40%
到達目標(3)研究活動への参加度 15%/60% レポート課題 10%/40%
到達目標(4)研究活動への参加度 15%/60% レポート課題 10%/40%

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
各卒業研究指導教員が個別に指示する。
推薦書・参考文献
各卒業研究指導教員が個別に指示する。

履修上の助言、教員からのメッセージ
原則として、4年次「卒業研究」も同じ指導教員のクラスを履修すること。