シラバス情報

科目名
健康介護概論
担当教員名
山口 由美、二瓶 さやか
ナンバリング
NAb3065
学科
2020〜2023年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
介護福祉士や看護師の資格を有し関連施設で実務経験を積んだ教員がその経験を活かし、高齢者や障がい者など介護を必要とする個々に応じた介護の支援方法について教授する

ねらい
①科目の性格
この科目は、健康栄養学科「健康運動領域」「運動と健康支援」の選択科目であり、健康運動コースの選択必修科目である。
介護を必要とする高齢者や障がい者に関する基本的な知識や技術を学ぶ科目である。
高齢者や障がい者の介護に関心がある学生や高齢領域や障がい領域への実習・就職を希望している学生に履修して欲しい科目である。
②科目の概要
高齢や障がいにより支援を必要とする人が主体的にいきいきと暮らすために、支援者が身に付けておくべき知識と技術を学ぶ。
年齢特性や障がい特性に応じた関わり(コミュニケーション技法等)や、実際の生活支援に関する知識と基本的技術を習得する。 

③授業の方法(ALを含む)
普通講義と介護実習室における演習を組み合わせて行う。
リアクションペーパー/実技、実験/グループワーク
④到達目標
1.介護を必要とする者に対する心身の特性や生活支援の基本的な知識を理解することができる。
2.利用者主体とした基本的な生活支援技術や支援者として適切な関わり方を身に付けることができる。
3.利用者の尊厳を支える生活支援のプロセスを習得することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NA②-2 健康問題への論理的思考・行動/NA③-2 問題の把握、解決策の立案/NA③-3 社会における多様な人々との協働

第1回
事前学習
シラバスを参照し、介護基礎の授業内容(概要)について理解する。興味のある授業内容について事前学習にとりくむ
90分
授業内容
オリエンテーション
 −授業概要と受講方法についてー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回の授業内容について、関連する知識をインターネットや他授業で受講・使用しているテキスト等を用いて身に付けておく
180分
第2回
授業内容
介護とは
 −介護を必要とする人:高齢者・障がい者の身体的特徴の理解ー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回の授業内容について、関連する知識をインターネットや他授業で受講・使用しているテキスト等を用いて身に付けておく
180分
第3回
授業内容
感染症予防について
 −高齢・障がい領域における感染予防の必要性と対策の実際−
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で配布された資料などをもとに授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回の授業内容について、関連する知識を復習し、実技に取り組めるよう予習に取り組む。
180分
第4回
授業内容
感染症予防の実際(演習)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回の授業内容について、関連する知識をインターネットや他授業で受講・使用しているテキスト等を用いて身に付けておく
180分
第5回
授業内容
医療を必要とする人への介護支援
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回の授業内容について、関連する知識をインターネットや他授業で受講・使用しているテキスト等を用いて身に付けておく
180分
第6回
授業内容
介護を必要とする人の環境整備
介護実習室の機能と福祉用具の紹介
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で配布された資料などをもとに授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回の授業内容について、関連する知識を復習し、実技に取り組めるよう予習に取り組む。
180分
第7回
授業内容
介護を必要とする人の環境整備の実際(演習)
  −ベッドメイク①②ー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回の授業内容について、関連する知識をインターネットや他授業で受講・使用しているテキスト等を用いて身に付けておく
180分
第8回
授業内容
介護を必要とする人の食事支援
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で配布された資料などをもとに授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回の授業内容について、関連する知識を復習し、実技に取り組めるよう予習に取り組む。
180分
第9回
授業内容
介護を必要とする人の食事−食事介助・介護食体験①②ー(演習)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回の授業内容について、関連する知識をインターネットや他授業で受講・使用しているテキスト等を用いて身に付けておく
180分
第10回
授業内容
介護を必要とする高齢者とのコミュニケーション
 −認知症高齢者とのコミュニケーション技法ー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で配布された資料などをもとに授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回の授業内容について、関連する知識を復習し、実技に取り組めるよう予習に取り組む。
180分
第11回
授業内容
介護を必要とする高齢者とのコミュニケーションの実際
 −認知症高齢者とのコミュニケーション技法ー(演習)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回の授業内容について、関連する知識をインターネットや他授業で受講・使用しているテキスト等を用いて身に付けておく
180分
第12回
授業内容
介護を必要とする障がい者とのコミュニケーションの実際
 −手話・点字の基本理解ー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回の授業内容について、関連する知識をインターネットや他授業で受講・使用しているテキスト等を用いて身に付けておく
180分
第13回
授業内容
介護を必要とする障害者とのコミュニケーションの実際
 −手話・点字を用いたコミュニケーション技法ー(演習)
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】次回の授業内容について、関連する知識をインターネットや他授業で受講・使用しているテキスト等を用いて身に付けておく
180分
第14回
授業内容
介護を必要とする人への支援 −生活支援技術の紹介ー
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を復習し、疑問点や質問項目について整理しておく。
【次回事前学習】最終講で知識や技術の定着を図れるよう14回までの授業内容の復習に取り組む。
180分
第15回
授業内容
介護基礎 総括
事後学習
【事後学習】全15回の講義・実技の授業内容について、総復習に取り組む。
90分

フィードバック
授業内での質問・レポートの記載内容等については授業内で説明する。
評価方法および評価の基準
到達目標は、授業内全てに関連する内容である。
授業への取り組み30点(主に演習)、体験型レポート40点、まとめレポート30点とし、総合評価60点以上を合格とする
※体験レポートについての配点など詳細は授業内で説明する

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
なし
推薦書・参考文献
授業内容に合わせて適宜紹介する

履修上の助言、教員からのメッセージ
本科目は、人間福祉学科の「介護基礎」と同時開講となります。
授業内容は、履修者数・履修学生の関心・学習したい内容などを踏まえ、一部変更する場合があります。