シラバス情報

科目名
健康づくりの運動E(武道)
担当教員名
佐藤 愛子
ナンバリング
NAb2057
学科
2020〜2023年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度後期
授業形態
実習
単位数
1単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は、教職課程における中学校・高等学校一種免許状(保健体育)取得のための必須科目である。健康のスペシャリストとして必要な運動技能を実技により修得する。
②科目の概要
日本伝統文化のスポーツである武道の「柔道」の歴史や運動特性を十分に理解し、安全で効果的な指導方法を身につける。
③授業の方法(ALを含む)
単独で基本動作や技を身につけた後、対人での反復練習を行っていく。さらに、他のペアの動きを見て互いにアドバイスをしあい、学生同士で高め合えるように授業を展開していく。状況に応じてオンデマンド型授業を取り入れる場合もある。
実技、実験
④到達目標
1、武道の歴史を学ぶとともに技の成り立ちを理解する。
2、基本動作や技の反復練習を重ね、安全に投げる・投げられるの動作を身につけられるようになる。
3、安全で効果的な指導ができるようになる
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NA①-2 健康づくりに関する専門的知見の実践

内容
1回目 オリエンテーション(柔道衣の着方、扱い方)
2回目 柔道の歴史(嘉納治五郎について、成り立ち)  
3回目 柔道の基本動作(礼法、体捌き、後ろ受け身、横受け身) 
4回目 柔道の基本動作(後ろ受け身、横受け身)
5回目 柔道の基本動作(前回り受け身、試験)   
6回目 ルール確認、審判法  
7回目 投げ技(膝車・支え釣り込み足)、固め技(袈裟固め)  
8回目 投げ技(体落とし)、固め技(縦四方固め)  
9回目 投げ技(大腰)、固め技(上四方固め)   
10回目 投げ技(大外刈り)、固め技(縦四方固め)  
11回目 投げ技(大内刈り)、固め技(乱取り方法、注意点)  
12回目 投げ技(復習)、固め技(復習)   
13回目 投げ技から固め技への移行  
14回目 投げ技から固め技への移行の発展 
15回目 総復習、試験
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【事前学習】柔道のルールや歴史を事前に書籍やインターネットを用いて予習しておくこと(60分間)
【事後学習】授業後に指導法の確認を行うとともに、配布資料を見直し実技のイメージづくりを行うこと(60分間)

フィードバック
実技の評価コメントや安全管理指導については、授業時間内に行う。提出物においては、コメントを付して返却する。
評価方法および評価の基準
平常点(授業に取り組む姿勢・態度・関心)50%/提出物の内容10%/指導実践、実技試験やレポート40%による評価を行い、60%以上を合格点とする。欠席時間が4回を超えると評価を行わない(遅刻2回で、欠席1回とする)。

教科書
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ