教員名 : 伊澤 英紀
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科目名
運動生理学(生理学を含む) 1Bクラス
担当教員名
伊澤 英紀
ナンバリング
NAa2016
学科
2020〜2023年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2単位
実務経験の有無
無
実務経験および科目との関連性
無
ねらい
①科目の性格
本科目は、健康栄養学科栄養士養成教育課程「栄養領域」の「人体の構造と機能」に位置付けられる科目であり、栄養士免許取得のために必須の科目である。また、健康運動指導士資格認定試験の受験資格を得るために必須の科目である。
②科目の概要
人間が運動をおこなうとき、体の諸機能はどのような応答を示すのか。またトレーニングをおこなうとからだの形態や機能はどのように変化するのか。
運動生理学では、身体運動によるからだの生理学的な諸機能がどのように変化するのかを学び、健康やスポーツのための運動について考える。 ③授業の方法(ALを含む)
講義を行い、質問を受け、講義に関するレポートを書く。
レポート
④到達目標
運動によるヒトのからだの応答を学び、健康と運動について考え、そして健康のための運動がどのようなものであるか検討することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
NA①-1 栄養に関する基礎的知識と技能/NA②-1 情報収集、エビデンスに基づく判断・評価/NA②-2 健康問題への論理的思考・行動
第1回
事前学習
運動遂行のために必要な酸素を取り込む呼吸器系の構造と機能について調べる
45分
授業内容
〇呼吸器系と運動
遂行のために必要な酸素を取り込む呼吸器系の構造と機能について理解する。 運動やトレーニングに伴う呼吸機能の変化について理解する。 事後学習・次回事前学習
運動遂行のために必要な酸素を取り込む呼吸器系の構造と機能について理解できたか、運動やトレーニングに伴う呼吸機能の変化について理解したことを復讐する。
酸素を全身に運搬する循環系の仕組みと働きを調べる。 45分
第2回
授業内容
〇循環系と運動
酸素や栄養素などを全身に運搬する循環系の構造と機能を理解する。 運動およびトレーニングによって、心臓および血管の機能の変化を理解する。 事後学習・次回事前学習
酸素や栄養素などを全身に運搬する循環系の構造と機能を理解できたか確認する。運動およびトレーニングによって、心臓および血管の機能の変化を理解できたか確認する。
酸素摂取量について調べる。 180分
第3回
授業内容
〇運動と酸素摂取量
酸素摂取量、心拍出量、動静脈酸素格差の関係について理解する。運動と酸素摂取量、最大酸素摂取量との関係を理解する。 事後学習・次回事前学習
酸素摂取量、心拍出量、動静脈酸素格差の関係について理解できたか、運動と酸素摂取量、最大酸素摂取量との関係を理解できたか確認する。
神経系、脳について調べる。 180分
第4回
授業内容
〇神経系・脳と運動
脳・神経系の基本構成について理解する。脳、脊髄における運動制御について理解する。運動トレーニングに伴う神経系の諸機能の働きを理解する。 事後学習・次回事前学習
脳・神経系の基本構成について理解する。脳、脊髄における運動制御について理解できたか、運動トレーニングに伴う神経系の諸機能の働きを理解できたか確認する。
骨格筋の形状と神経・筋機能について調べる。 180分
第5回
授業内容
〇骨格筋の形状と神経・筋機能
骨格筋の構造と機能を理解する。 骨格筋の機能と神経の関係を理解する。 事後学習・次回事前学習
骨格筋の構造と機能を理解したか、骨格筋の機能と神経の関係を理解したか確認する。
筋線維のタイプとエネルギー供給系について調べる。 180分
第6回
授業内容
〇筋線維タイプの分類と特徴について理解する。
筋収縮のエネルギー供給系について理解する。 事後学習・次回事前学習
筋線維タイプの分類と特徴について理解したか、筋収縮のエネルギー供給系について理解したか確認する。
筋の就職様式と神経調節、筋力トレーニングの効果について調べる。 180分
第7回
授業内容
筋の収縮様式と神経調節、筋力トレーニングの効果について理解する。
事後学習・次回事前学習
筋の収縮様式と神経調節、筋力トレーニングの効果について理解したか確認する。
内分泌と運動について調べる。 180分
第8回
授業内容
〇内分泌の特徴と運動との関わりを理解する。
事後学習・次回事前学習
内分泌と運動について理解しているか確認する。
運動中の基質・エネルギー代謝について調べる。 180分
第9回
授業内容
〇基質・エネルギー代謝が運動とどのように関わるのか理解する。
事後学習・次回事前学習
運動中の基質・エネルギー代謝について理解しているか確認する。
運動と免疫について調べる。 180分
第10回
授業内容
〇運動と免疫
運動することが免疫に及ぼす影響を理解する。 事後学習・次回事前学習
運動と免疫について理解しているか確認する。
高温環境と運動について調べる。 180分
第11回
授業内容
〇温度などの環境が運動に及ぼす影響を理解する。
事後学習・次回事前学習
高温環境と運動について理解しているか確認する。
運動時の調節、効果器の働きについて調べる。 180分
第12回
授業内容
〇運動するとき、体の諸器官、とくに効果器はどのように働くのか理解する。
事後学習・次回事前学習
運動時の調節、効果器の働きを理解しているか確認する。
暑熱環境における生理学的応答および馴化について調べる。 180分
第13回
授業内容
〇種々の環境における生理学的応答および馴化
事後学習・次回事前学習
種々の環境における生理学的応答および馴化について理解しているか確認する。
水中運動について調べる。 180分
第14回
授業内容
〇水中運動
水中運動の特性について理解する。 事後学習・次回事前学習
水中運動について理解しているか確認するとともにこれまでの内容を復習する。
180分
第15回
授業内容
まとめ
事後学習
まとめのレポートで出された課題を確認するとともにこれまでの内容を確認する。
90分
フィードバック
まとめのレポートでよく理解されていなかった部分をフィードバックする。
評価方法および評価の基準
到達目標に対して、まとめのレポート50%、授業態度・各回毎の課題等への積極的な取り組み50%。
教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
授業時に指示する
推薦書・参考文献
履修上の助言、教員からのメッセージ
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