シラバス情報

科目名
文芸文化テーマ研究ゼミ 0Fクラス
担当教員名
落合 真裕
ナンバリング
EDj4086
学科
2020〜2024年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 芸術・文化コース 3年/2023年度 大学 非正規生 科目等履修生 3年/2020〜2024年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 多文化・共生コース 3年/2020〜2024年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
演習
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
本科目は「専門必修科目」の「演習科目」のひとつである。「人文科学の実践的研究を体験し、学びに関心を持つ」、「人文科学の基本的な研究方法を学ぶ」、「自らの課題を設定し探求する」ことが求められている。『基礎演習』、『文芸文化テーマ研究ゼミⅠ、Ⅱ』を踏まえ、4年次の『卒業研究』につなげるために専門分野への考究を深めるための科目である。
②科目の概要
1年次の「基礎演習」、2年次の「文芸文化テーマ研究ゼミⅠ、Ⅱ」を基盤に、自ら興味を持って取り組める研究課題を探求するとともに、専門研究に本格的に取り組み卒業研究(卒業論文)へとつなげる。1、2年次までに修得したことば、芸術、文化に関する知識を土台とし、更に発展・深化させる。また、与えられた課題に対して共同で取り組むスキルや問題解決能力、プレゼンテーション力なども養う。
③授業の方法(ALを含む)
本科目は演習科目であり、授業ではグループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションを中心とし、研究対象に関連する場所を訪れる調査活動(フィールドワーク)も含まれる。
グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/レポート(表現)/フィールドワーク/PBL/論文
④到達目標
到達目標1 英米を中心とした文芸作品を通して英語圏文化に関する基礎的知識と作品研究の方法を身につけ、研究対象について説明することができる
到達目標2 分析とプレゼンテーション及び論文執筆の方法を修得し、自らの考えや意見を表現することができる
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
ED②-3 比較文化的考察/ED③-2 課題発見・考察/ED③-3 価値観の創造、発信

内容
本ゼミではイギリスの演劇を読み解いていく。文学性の高い演劇からミュージカルまで、イギリスは数々のドラマで観客を楽しませ、人間や人生について考えてくれる機会を与えてくれる。まずは作品を丁寧に読み、時代背景やキャラクターの特徴や心情などについて理解を深め考察する。その上で、作品に登場する役を自身で演じるという体験も試みる。演劇作品はあくまで舞台で上演されることを前提として書かれているため、観客の反応やドラマツルギーにも留意しながら、登場人物の人格や彼らが抱えている葛藤、問題への理解をより一層深めることが狙いである。演劇の鑑賞眼を更に養うために実際に劇場に足を運び、本物の舞台にも触れる予定である。
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
1回    
【事前準備】シラバスの内容を確認[90分]
【事後学修】授業内で課題を提示[90分]
2回〜14回、16回〜29回
【事前学修】各授業回で取り上げる作家や作品、キーワードについて事前に調べA41枚にまとめる。[90分]
【事後学修】授業について復習することを必須とし、授業で扱った内容をのみならず授業内での意見交換を通じて出てきた疑問点や問題点について調べまとめる。[90分]
15回、30回
【事前学修】すべての授業のふりかえりと復習。[90分]
【事後学修】授業の総まとめの内容をA4用紙1-2枚にまとめる。[90分]  

フィードバック
毎授業の最初に、前回の授業に関する質疑に返答し学習理解を深められるようにする。また、レポートや課題において優れた点などについても授業内でコメントする。
評価方法および評価の基準
発表40%、レポートや作成物など40%、質疑応答及び授業への参加度20%とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1.発表(20%/40%)、レポートや作成物の提出(20%/40%)、授業への参加度(10%/20%)
到達目標2.発表(20%/40%)、レポートや作成物の提出(20%/40%)、授業への参加度(10%/20%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
授業内で提示する。
推薦書・参考文献
授業内で紹介する。

履修上の助言、教員からのメッセージ
毎回ディスカッションやグループワークを行うため、事前に課題を出します。課題が完全に終わっていなかった場合でも授業には積極的に参加しましょう。