シラバス情報

科目名
卒業研究 0Bクラス
担当教員名
綿井 雅康
ナンバリング
ECi5088
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 心理学科 4年
学年
4年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
演習
単位数
4単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
4年次の必修科目である。3年次までの講義や研究法の授業の中で培ってきた心理学的知識や心理学に基づく研究手法を用いて卒業研究を行う。3年次後期の人間発達演習での取り組みを活かして、計画的に、自主的に研究を進めることを求める。
②科目の概要
4年間の学業の集大成として、卒業研究に着手し、研究報告を執筆し提出する。具体的には、これまでの講義で習得した科学的な思考を、目的、方法、結果、考察の過程を通して深めていく。担当教員の指導を受けながら、1年をかけて、問題意識を追及する価値のあるテーマを持つこと、そのテーマの掘り下げ、あるいは実証する中で、新しい発見をし、それを論理的に展開して、文章化することが求められる。
③授業の方法(ALを含む)
担当教員の指導を受けながら、各自自分のテーマに沿って卒業論文を作成する。
論文
④到達目標
1.科学的思考に基づいた研究展開ができる。
2.自己の研究のオリジナリティが説明できる。
3.研究論文が執筆できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EC①-5 客観的・論理的解釈/EC②-3 客観的・科学的な解釈/EC③-2 知識・理解を活用する意欲

内容
この講義は、担当教員ごとにゼミ形式あるいは個別指導によって、卒業研究を進めていく。

実証研究の場合は、
・先行研究を調べ、そこから問題を追及し、テーマを設定する。
・方法を決める。
・実験、調査、観察、面接等を行い、結果を得る。
・結果の分析、考察を行う。
・以上を文章化する。

文献研究の場合は、
・研究や資料を調べ、そこから問題を追及し、研究テーマを設定する。
・文献や資料を集め研究する。
・以上を文章化する。

なお、卒業研究の提出にあたっては中間報告書を提出する必要がある。
論文の提出期限は12月中旬を予定。
論文提出後、研究発表会にて研究内容について発表する必要がある。

その他、詳細については担当教員の指示に従うこと。
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【事前学習】指導教員の指導のもと、先行研究のまとめ、データ収集、毎回の指導に向けてのレジュメの作成。研究テーマ、方法によって研究に必要とする時間は異なるが、5〜10時間を目安とする。
【事後学習】指導教員の指導のもと論文作成を進める。また、指導を受けた内容や仲間からの助言について再考し、研究活動を発展させ学びを深める。5〜10時間程度。

フィードバック
研究の遂行過程において、テーマ設定、研究手法、分析等々の適否に関して教員の意見をフィードバックする。
また論文の作成に際しては、個別かつ応答的に指導を行う。
評価方法および評価の基準
論文の成果(50%)、論文作成にあたっての取り組み(30%)、卒業研究発表会への参加及び発表(20%)をもって、総合的に評価する。
総合評価60点以上を合格とする。

到達目標1:論文の成果(15%)、論文作成にあたっての取り組み(10%)、卒業研究発表会への参加及び発表(5%)
到達目標2:論文の成果(15%)、論文作成にあたっての取り組み(10%)、卒業研究発表会への参加及び発表(15%)
到達目標3:論文の成果(20%)、論文作成にあたっての取り組み(10%)、卒業研究発表会への参加及び発表(0%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
教科書は指定しない。
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
・履修条件が設定されている科目です。履修条件を満たしていることが必要です。
・論文の作成に際しては、個別かつ応答的に指導教員が指導を行います。