シラバス情報

科目名
解剖生理学特論
担当教員名
松葉 剛
ナンバリング
ECg2071
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 心理学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
医学の基礎知識である人体の解剖学と生理学的機能に関する知識を習得する。
解剖生理学的知識を基礎として、様々な疾患・障害・異常について理解することができる。
②科目の概要
医学や医療に関する急速な進歩に伴い、医療との関わりを必要とする職種において、広範囲な医療知識と高度な専門技術が求められている。本科目では、解剖生理学という、人体の解剖学とその生理学的機能を学ぶことにより、医学の基本知識を身に着ける。さらに、こうした知識に基づいて、種々の病気を理解することができるようにする。卒業後の進路において、こうした知識や理解を活用できることを目指す。
③授業の方法(ALを含む)
対面授業を基本とする。理解を深めるために課題に対してディスカッションを行う時間を設ける。
ディスカッション
④到達目標
医学の基礎知識である人体の解剖学と生理学的機能を理解し説明できる。
解剖生理学的知識を基礎として、様々な疾患・障害・異常について理解することができる。
養護教諭等学校保健の現場で実践に必要な知識、態度を身に着けることができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EC①-1 基本的理念・概念の理解/EC①-3 養護教諭としての知識・技能/EC③-2 知識・理解を活用する意欲

第1回
事前学習
学校で行われる定期健康診断の定義、目的、対象者について確認しておく。
90分
授業内容
学校定期健診の検査・診察方法と疾患1(身長・体重、栄養状態、体格)
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業に関しては深い理解は必要ないが、どのような内容を扱うか、程度は配布プリントを一瞥し確認しておく。
180分
第2回
授業内容
学校定期健診の検査・診察方法と疾患2(視力、眼・聴力、耳鼻咽喉科、皮膚、歯)
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業に関しては深い理解は必要ないが、どのような内容を扱うか、程度は配布プリントを一瞥し確認しておく。
90分
第3回
授業内容
学校定期健診の検査・審査方法と疾患3(結核、心臓、尿、その他)
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業に関しては深い理解は必要ないが、どのような内容を扱うか、程度は配布プリントを一瞥し確認しておく。
90分
第4回
授業内容
学校感染症とその他の感染症
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業に関しては深い理解は必要ないが、どのような内容を扱うか、程度は配布プリントを一瞥し確認しておく。
90分
第5回
授業内容
学童・思春期に罹患する疾患1 免疫、アレルギー、膠原病
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業に関しては深い理解は必要ないが、どのような内容を扱うか、程度は配布プリントを一瞥し確認しておく。
90分
第6回
授業内容
学童・思春期に罹患する疾患2 循環器疾患
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業に関しては深い理解は必要ないが、どのような内容を扱うか、程度は配布プリントを一瞥し確認しておく。
90分
第7回
授業内容
学童・思春期に罹患する疾患3 腎・尿路系疾患
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業に関しては深い理解は必要ないが、どのような内容を扱うか、程度は配布プリントを一瞥し確認しておく。
90分
第8回
授業内容
学童・思春期に罹患する疾患4 消化器疾患
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業に関しては深い理解は必要ないが、どのような内容を扱うか、程度は配布プリントを一瞥し確認しておく。
90分
第9回
授業内容
学童・思春期に罹患する疾患5 血液・腫瘍疾患
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業に関しては深い理解は必要ないが、どのような内容を扱うか、程度は配布プリントを一瞥し確認しておく。
90分
第10回
授業内容
学童・思春期に罹患する疾患6 神経・筋・精神疾患
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業に関しては深い理解は必要ないが、どのような内容を扱うか、程度は配布プリントを一瞥し確認しておく。
90分
第11回
授業内容
その他の小児の疾患1 新生児疾患
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業に関しては深い理解は必要ないが、どのような内容を扱うか、程度は配布プリントを一瞥し確認しておく。
90分
第12回
授業内容
その他の小児の疾患2 遺伝性疾患・染色体異常
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業に関しては深い理解は必要ないが、どのような内容を扱うか、程度は配布プリントを一瞥し確認しておく。
90分
第13回
授業内容
その他の小児の疾患3 代謝・内分泌疾患
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業に関しては深い理解は必要ないが、どのような内容を扱うか、程度は配布プリントを一瞥し確認しておく。
90分
第14回
授業内容
その他の小児の疾患4 救急疾患
事後学習・次回事前学習
授業で使用するプリントを配布する。事後学習としては、さらに理解を深めるよう、医学書やWebページなどで疑問点をチェックする。疑問点は直接口頭で、もしくはメール等を利用し講師に質問する。次回授業は当講義のまとめを行う。疑問点のディスカッションと記述試験を行うので、いままで学んだ点をよく勉強しておく必要がある。
90分
第15回
授業内容
まとめ(ディスカッション)、評価のための記述テスト
事後学習
特になし。
90分

フィードバック
毎回の授業で、前回の授業での疑問点についての説明やプラスアルファの情報などをフィードバックする。
評価方法および評価の基準
講義の性質より、概略を理解することよりも、知識の習得を主とする。従って、評価基準としては講義で扱った内容について「〇〇を理解し、説明できるか」について問われる。試験は20〜25問出題され、6割以上の正解で合格とする。試験は教科書やノートを持ち込み参照可であるが、出題範囲が広いため、内容を理解する勉強をしていないと合格点に達することは難しい。出席点を問われることが多いが、出席しても講義の到達目標に到達していなければ評価とはならない。自発的に努力し勉強しなければ到達目標に達しないと考えて欲しい。このような理由から評価は記述試験のみで行う。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
ナーシング・グラフィカ 小児看護学③ 小児の疾患と看護
中村友彦・編
MCメディカ出版
推薦書・参考文献
特に特定するものはないが、看護学分野での小児疾患の教科書などは持っておくと将来、現場で使えると思われます。インターネットもPubmedなど医学論文検索サイトを活用してください。

履修上の助言、教員からのメッセージ
病気で悩んだり苦しんでいるこどもに寄り添って、励ましたり話を聞いてあげられるよう、医学や病気に対する知識を身に着けてください。こどもの病気について扱う授業なので、まじめな気持ちで参加していただきたいのですが、楽しく学ぶことも大事だと思います。積極的に授業に参加してください。