シラバス情報

科目名
人間発達演習 2Dクラス
担当教員名
永作 稔
ナンバリング
ECc4018
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 心理学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度後期
授業形態
演習
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
4年次の卒業研究へと継続する専門必修科目であり、これまでの学科の専門科目の学びを活かしながら、受講生各自の問題意識に基づいた課題設定のもとに、主体的で探求的な学習活動を展開することが必須となる。
②科目の概要
人間の発達、心理臨床、日常生活場面における人間の行動に関する諸課題について、担当教員の専門領域に基づいた研究アプローチを基本として、基本的文献の購読、個人およびグループによる実証的研究の実施および発表と討論を行う。
③授業の方法(ALを含む)
ゼミナール形式の授業であり、口頭発表、グループディスカッション等を取り入れながら、学びを深めていく。
ディスカッション/プレゼンテーション
④到達目標
1.発表・討論などを通じて、取り上げた課題に対する理解を深めることができる。
2.取り上げた課題の解決に向けた研究方法を身につける。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EC①-2 実証的研究方法の理解/EC②-3 客観的・科学的な解釈/EC③-3 課題発見・解決

内容
①導入的専門書・研究論文の購読
 心理学および担当教員の専門領域に関連した導入的専門書や研究論文の購読を通して、心理学的な考え方や研究の進め方について理解を深める。購読した内容は、レジュメにまとめるとともに、口頭発表を行い、知識・理解の共有を図る。
②研究実習
 質問紙調査法・観察法・実験法・面接法等を利用して、特定のテーマについて研究を進める。
  ・テーマの設定、テーマに関連した基本的事項の理解
  ・研究仮説の設定、研究計画の設定
  ・研究の実施
  ・収集したデータの集計・分析、仮説の検証
  ・研究レポートの作成、研究結果の発表

※具体的な学習活動は、担当教員および受講生の研究テーマによって異なる場合もある。
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
[事前学習]担当教員の支持する学習内容について積極的に文献、図書等で調べてまとめる(各授業に対して120分)
[事後学習]レジュメの発表、ゼミでの討論をふまえ、卒業研究の計画を立案し、準備を進める(各授業に対して120分)

フィードバック
口頭発表、研究実習、グループワーク等、学生の学習活動に対して、教員が適宜評価をフィードバックする。
評価方法および評価の基準
授業内での学習活動(レジュメに基づく口頭発表、研究実習など)(70%)および研究レポートの内容(30%)に対する総合的評価を100点とし、60点以上を合格とする。
評価基準1.授業内での学習活動(40/70)、研究レポート(15/30)
評価基準2.授業内での学習活動(30/70)、研究レポート(15/30)

教科書
推薦書・参考文献
担当教員ごとに授業内で指示する。

履修上の助言、教員からのメッセージ
主体的な参加が望まれる。