シラバス情報

科目名
カウンセリング理論
担当教員名
永作 稔
ナンバリング
ECb1010
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 心理学科 1年
学年
1年
開講期
2023年度後期
授業形態
講義
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
スクールカウンセラーとして公立中学校に3年間勤務。そのほかに,非常勤の契約カウンセラーとして一般企業のメンタルヘルス業務を担当した。

ねらい
①科目の性格
心理学科1年次必修科目のひとつです。学問としてのカウンセリング心理学(カウンセリング理論)という側面と、心理学をもちいた応用のひとつである心理的支援の基礎理論としての側面のそれぞれを学びます。
②科目の概要
カウンセリング理論は心理学に基づいた支援、援助を行うために体系立てられた学問です。本科目は全般的な「概論」を講義する入門科目として位置づけられています。
③授業の方法(ALを含む)
毎回の授業はパワーポイントによる講義を中心に行います。また授業のふりかえりと感想や疑問について教員学生間で共有するために,ユニバーサル・パスポートやMicrosoftフォームなどの相互コミュニケーションツールを用いてアクティブラーニングを行います。
リアクションペーパー/レポート/ロールプレイ・模擬授業/ケースメソッド
④到達目標
1.心理学全体におけるカウンセリング心理学の位置づけとその発展の歴史を理解すること
2.主要なカウンセリング理論や理論家について説明できるようになること

以上を目標とします。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EC①-1 基本的理念・概念の理解/EC①-4 心理学の理論・概念・技能の活用の理解/EC①-5 客観的・論理的解釈

第1回
事前学習
シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
授業内容
オリエンテーション
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第2回
授業内容
カウンセリング理論とは何か
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第3回
授業内容
援助と専門的援助
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第4回
授業内容
ラポール形成〜カウンセラーに求められる態度の3条件〜
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第5回
授業内容
人とつながる力と技法1 言語的技法
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第6回
授業内容
人とつながる力と技法2 非言語的技法
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第7回
授業内容
精神分析的カウンセリング
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第8回
授業内容
学習理論と行動療法的カウンセリング
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第9回
授業内容
認知行動的カウンセリング1 行動的技法
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第10回
授業内容
認知行動的カウンセリング2 認知的技法
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第11回
授業内容
人間性心理学の台頭と来談者中心療法
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第12回
授業内容
システムズ・アプローチ
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第13回
授業内容
受理面接
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第14回
授業内容
対話における5種類の回答方法とその特徴
事後学習・次回事前学習
【事後学修】講義中に感じたことや学んだことを振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
【事前準備】シラバスの該当箇所を読んで,各自で興味をもったことについて予習する
180分
第15回
授業内容
まとめ(期末試験)
事後学習
【事後学修】授業全体を振り返り,ノートにまとめること。疑問点については各自で調べておく
180分

フィードバック
毎回の授業で行われる小レポートをもとに,その次の回の冒頭でフィードバックを行います。  
評価方法および評価の基準
到達目標1
期末試験80% 授業への参加度(20%)
到達目標2
期末試験80% 授業への参加度(20%)

以上とし、総合評価60点以上を合格とする。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
教科書は特に指定しない
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
心理学の発展とカウンセリング理論の発展を重ね合わせながら学んでください。