卒業研究ゼミナール 0Lクラス

三藤　あさみ

EBm4110

2020〜2024年度 大学 教育人文学部 児童教育学科 3年

3年

2023年度前期、2023年度後期

演習

2単位

有

中学校教員としての授業実践の経験を有し、教育委員会事務局指導主事として多くの教員の授業研究を支援したため、それらの経験を生かして学生の研究活動の支援を円滑に行うことができる。

この科目は児童教育学科の専門科目演習の必修科目である。
大学における学びの総まとめである卒業研究（4年次）の準備として、調査研究の方法や論文作成の方法等を学ぶとともに、自らの興味・関心をもつ問題や課題の解決を目指し、その探究の方法を身につけることである。

各自の興味・関心のある研究分野から、問題や課題を見出す方法、資料や文献などの情報収集と整理の方法、研究論文の読み方や書き方など学び理解する。

自身の興味、関心のあることから課題を見出し、調査して理解したことを仲間と検討することでより深く追究する力を育てる。

実技、実験／レポート／ディスカッション

１　論文の書き方やテーマのもち方に関する方法を理解してレポート等で表現できる。２　追究した課題を見出し、調査方法等に見通しをもって取り組み、レポート等にまとめることができる。　３　４年次の卒業研究に見通しをもって、仲間とも協力して意欲的に研究計画の立案、テーマの仮設定ができる。

EB③-3　主体的・継続的学修

演習（ゼミ）では、学生の自主的な活動を前提に、各自の興味・関心に応じた卒業研究の進め方や内容を具体的に模索するプロセスを学ぶ活動を展開する。授業は少人数の討論形式で進めることを基本とする。担当教員の専門分野をもとに、学生が自由にゼミを選択する形式にしている。

　前期 卒業研究のテーマの絞り込みにむけて、論文作成の概要理解と方法論の基礎を学ぶことを中心に授業を実施する。

　①各自が興味・関心のあるテーマを決め、発表、質疑応答、討論を行い、互いのテーマを深めあう。
　②担当教員からは、論文作成の手続きや文章作成のポイントを理解する資料を提示する。

　後期 卒業研究のテーマ選択及び決定に向けて次のような活動を展開する。

　①各自の興味・関心を持つ研究分野に関する資料・文献の収集、フィールドワークを行う。
　②調査用紙の作成など研究を進める準備に取りかかる。その過程をゼミの中で発表し、研究・調査・分析・考察に関する手法などを共有する。

【事前予習】前期には、文献検索、手法の検討、報告の準備等(毎週、1時間程度)。
後期には、各自のテーマに合わせた研究、調査を進め、報告準備（毎週、2時間程度）。
【事後学修】質疑応答の内容、各教員からの指摘をふまえ、各自の研究を発展させる（毎週、2時間程度）。

毎回最後の振り返りレポートに記された疑問点、不明点の補足説明をして研究が深められるようにする。

１　レポート　30％　２　レポート30％　３　研究に関する発表、他の仲間との協力、貢献　40％
１〜３を総合的に評価して60％を満たして合格とする。

その都度、推薦して提示する 。

自分が興味、関心のあることを深く考える大切な機会です。自身の課題意識を明確にして臨んでください。