シラバス情報

科目名
初等算数科教育
担当教員名
日出間 均
ナンバリング
EBa3012
学科
2020〜2024年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 2年/2020〜2024年度 大学 教育人文学部 児童教育学科 2年/2020〜2024年度 大学 教育人文学部 心理学科 2年/2024年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 介護コース 2年/2020〜2024年度 大学 人間生活学部 健康栄養学科 2年/2024年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 こどもコース 2年/2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食物栄養学科 2年/2020〜2024年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 芸術・文化コース 2年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・介護コース 2年/2020〜2024年度 大学 人間生活学部 食品開発学科 2年/2020〜2024年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 多文化・共生コース 2年/2020〜2023年度 大学 人間生活学部 人間福祉学科 社福・保育コース 2年/2020〜2024年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 2年/2020〜2024年度 大学 社情デザイン学部 社情デザイン学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度後期
授業形態
講義
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
学校現場における教員経験がある者がその経験を活かし、小学校算数科の授業づくりについて講義する。
特に新学習指導要領が目指す「主体的・対話的で深い学び」の授業実践を模擬授業の中で紹介する。

ねらい
①科目の性格
この科目は、児童教育学科の「教科及び教科の指導法に関する科目」の必修科目であり、小学校教諭一種免許状を取得するための必修科目である。1年次の「算数]の上に立ち、小学校算数科の目標、内容、指導方法等を理解することをねらいにおく。
②科目の概要
小学校算数科の学びの基本や、その内容や方法を、「数と計算」[図形」「測定」「変化と関係」「データの活用」の5領域で考察していく。児童の主体的な学びを促す指導法の在り方を理解し、教材の内容の分析、指導法の工夫等で優れた実践を参考に、指導計画と1時間の指導案を作成し、模擬授業を通して実際の授業の在り方を考える。
③授業の方法(ALを含む)
学生が作成した指導計画・指導案を基に模擬授業で発表し、グループワークや討議・討論を取り入れながら体験的に学ぶ。
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】【模擬授業】【ICT】
リアクションペーパー/レポート/グループワーク/プレゼンテーション/ロールプレイ・模擬授業/ICT
④到達目標
1 教科用図書の内容を十分に理解し、それを活かした学習指導案を作成することができる。
2 子供の反応を活かしながら、関心意欲を喚起する授業を行うことができる。
3 自己の課題に気付き、学び続けようとする姿勢をもつことができる。
 講義科目ではあるが、実際に指導計画や指導案を作成し、模擬授業を行い、その模擬授業に対して学生による相互評価を取り入れる。最後に指導講評を行う。
 よって、指導計画や指導案の作成、模擬授業を実施することも目標として追加される。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EB①-4 教材研究、学習指導案作成/EB②-5 指導技術、子どもの関心・意欲喚起/EB③-1 子どもから学び、共に成長する姿勢

第1回
事前学習
シラバスを読み理解する。
算数は何のために学ぶのか、自分なりの考えを持つ。
180分
授業内容
算数科教育の目的・目標(ガイダンス)
【討議・討論】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第2回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第2回
授業内容
学習指導要領における算数科の指導内容と育成すべき資質・能力
【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第3回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第3回
授業内容
「数学的な見方・考え方」を働かせた主体的・対話的で深い学び
【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第4回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第4回
授業内容
「数と計算」領域における指導上の留意点と評価
【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第5回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第5回
授業内容
「数と計算」領域における指導計画、指導案、その模擬授業と研究協議
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】【模擬授業】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第6回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第6回
授業内容
「図形」領域における指導上の留意点と評価
【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第7回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第7回
授業内容
「図形」領域における指導計画、指導案、その模擬授業と研究協議
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】【模擬授業】【ICT】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第8回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第8回
授業内容
「測定」領域における指導上の留意点と評価
【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第9回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第9回
授業内容
「測定」領域における指導計画、指導案、その模擬授業と研究協議
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】【模擬授業】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第10回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第10回
授業内容
「変化と関係」領域における指導上の留意点と評価
【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第11回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第11回
授業内容
「変化と関係」領域における指導計画、指導案、その模擬授業と研究協議
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】【模擬授業】【ICT】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第12回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第12回
授業内容
「データの活用」領域における指導上の留意点と評価
【グループワーク】【ICT】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第13回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第13回
授業内容
「データの活用」領域における指導計画、指導案、その模擬授業と研究協議
【模擬授業】【グループワーク】【討議・討論】【模擬授業】【ICT】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第14回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第14回
授業内容
情報機器及び教材の効果的な活用法と授業設計
【グループワーク】【ICT】
事後学習・次回事前学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。

〈第15回事前〉UNIVERSAL PASSPORT で配布される資料に目を通し、授業のねらいを理解しておく。
180分
第15回
授業内容
まとめ〜数学的に考える資質・能力の育成〜
振り返り
【グループワーク】
事後学習
〈事後〉配付資料、講義内容、発表内容をもとにノートに整理する。
180分

フィードバック
毎回、模擬授業の成果と課題について話し合う。
提出された小レポート等は、翌週以降の授業内で活用(紹介)していく。
評価方法および評価の基準
各授業回に指示する課題への取り組み(40%)と筆記試験(60%)で評価し、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1.課題提出(20%/40%)、筆記試験(20%/60%)
到達目標2.課題提出(10%/40%)、筆記試験(20%/60%)
到達目標3.課題提出(10%/40%)、筆記試験(20%/60%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
小学校学習指導要領解説 算数編
文部科学省
日本文教出版社
推薦書・参考文献
【推薦書】学力向上フロインティアスクールの実践10「算数科コース別指導による確かな学び 基礎編」明治図書 2005
【参考図書】
     算数教育研究協議会用テキスト 埼玉県算数数学教育研究会小学校部会 
     算数科コース別指導による確かな学び、基礎編 伊藤説朗他(明治図書)2005
     算数プロになるための12章 伊藤説朗著(明治図書)2004
     小学校教師のための算数と数学15講 溝口達也・岩崎秀樹著 (ミネルウア書房)2019

履修上の助言、教員からのメッセージ