教員名 : 向井 美穂
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科目名
保育実習Ⅰ(保育所) 4年次用クラス
担当教員名
金 允貞、土屋 由、曽野 麻紀、権 明愛、向井 美穂
ナンバリング
EAh3068
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
実習
単位数
2単位
実務経験の有無
有
実務経験および科目との関連性
実務経験のある専任教員は、その経験や知見を生かした実習指導を行う。また、保育経験と保育現場での実習指導の経験を有する実習指導講師が、その実績を活かして個別及びグループでの実践的指導を行う。
ねらい
①科目の性格
幼児教育学科の専門科目「フィールドワーク(実習)」に位置付いており、保育士資格取得のための必修科目である。
保育士資格取得のためには、事前事後指導に相当する「保育実習総論Ⅰ」、「保育実習Ⅰ(施設)」の同時履修が必要となる。 「保育実習総論Ⅰ」「保育実習Ⅰ(保育所)」「保育実習Ⅰ(施設)」を履修し、単位を取得した後、4年次に「保育実習Ⅱ(保育所)」「保育実習Ⅲ(施設)」のいずれかを選択履修し、「保育実習総論Ⅱ」(保育実習Ⅲを選択する場合は「保育実習総論Ⅲ」)を同時履修し、単位取得が必要となる。 履修に当たっては、「履修の手引き」に記載されている実習配属の要件を満たしていることが必要である。 ②科目の概要
保育所で生活する子どもの様子、保育士の職務、保育所の機能及び役割等について、保育所の保育士等の指導の下で、体験的に学ぶ。
③授業の方法(ALを含む)
保育所で約2週間の保育実習を行う。保育所の保育士の勤務と同様に、実習生として保育に参加させて頂く。保育所の状況に応じて、0歳児〜5歳児までの全クラスで、1日〜2日ずつ実習を行う。
実習・インターンシップ
④到達目標
1.保育所の役割や機能を具体的に理解している。
2.観察や子どもとのかかわりを通して子どもへの理解を深めている。 3.既習の教科の内容を踏まえ、子どもの保育及び保護者への支援について総合的に理解している。 4.保育の計画、観察、記録及び自己評価について具体的に理解している。 5.保育士の業務内容や職業倫理について具体的に理解している。 ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EA①-3 保育実践/EA②-2 状況判断/EA③-5 問題意識、解決に取り組む姿勢
内容
保育実習Ⅰ(保育所)では、以下の内容について実戦を通して学ぶ。
1.保育所の役割と機能 (1)保育所の生活と一日の流れ (2)保育所保育指針の理解と保育の展開 2.子ども理解 (1)子どもの観察とその記録による理解 (2)子どもの発達過程の理解 (3)子どもへの援助やかかわり 3.保育内容・保育環境 (1)保育の計画に基づく保育内容 (2)子どもの発達過程に応じた保育内容 (3)子どもの生活や遊びと保育環境 (4)子どもの健康と安全 4.保育の計画、観察、記録 (1)保育課程と指導計画の理解と活用 (2)記録に基づく省察・自己評価 5.専門職としての保育士の役割と職業倫理 (1)保育士の業務内容 (2)職員間の役割分担や連携 (3)保育士の役割と職業倫理 各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【事前学習】実習施設のオリエンテーション内容を理解して準備し実習に臨むこと。実習事前指導の内容をよく理解し、課題を明確にして日々の実習に臨むこと。
(平均120分) 【事後学習】日々の実習について振り返り、実習日誌に記録する。実習施設での反省会、保育士からの助言、実習担当教員からの指導を受け、自己の課題を明確にする。 (平均120分) フィードバック
実習期間中に担当教員による実習訪問指導を行う。訪問指導以外にも、実習期間中は適宜実習生からの質問に応じ、円滑に実習が進められるようにする。
評価方法および評価の基準
実習施設からの評価、実習に向けての準備・手続き状況、実習終了後の手続き、実習日誌等を踏まえ、実習担当教員が総合的に評価する。60点以上を合格とする。
評価の観点については「実習の手引き」を参照すること。 教科書
推薦書・参考文献
必要に応じて適宜指示する。
履修上の助言、教員からのメッセージ
「保育実習総論Ⅰ」と同時履修すること。保育実習Ⅰ(保育所)、保育実習Ⅰ(施設)それぞれの事後指導まで完了して、「保育実習総論Ⅰ」とともに単位認定となります。
実習配属に当たっては、配属要件を満たしているかどうか、履修の手引きをよく確認すること。 |