シラバス情報

科目名
幼稚園教育実習
担当教員名
桶田 ゆかり、横井 紘子、曽野 麻紀、山田 陽子、上垣内 伸子
ナンバリング
EAh4066
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 4年
学年
4年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
実習
単位数
4単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
幼稚園の担任・管理職として保育の質の向上や人材育成に携わってきた教員が担当し、保育実践や協働などについての事例を活用し、グループワークを取り入れながら指導する。

ねらい
①科目の性格
この科目は、幼児教育学科の学科専門科目「フィールドワーク」であり、幼稚園教諭一種免許取得のための現場における最終の総合的実習である。実習の事前・事後の指導のための「幼稚園教育実習総論」を同時履修することが求められる。
②科目の概要
本学科が指定した実習園にて、4週間の教育実習を行う。
③授業の方法(ALを含む)
保育観察、保育参加、指導計画の立案、教材研究、部分実習、責任実習を行う。
実習・インターンシップ
④到達目標
1. 幼稚園教育の実践を理解し、これまでの専門的学習成果や保育技術を、与えられた保育条件のもとで発揮することができる。
2. 社会人、職業人としての基礎的常識、行動の仕方を身に付け、実践することができる。
3. 幼児についての深い共感と洞察に基づいて保育を省察し、よりよい保育実践の改善への手立てを考えることができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EA①-3 保育実践/EA②-2 状況判断/EA③-5 問題意識、解決に取り組む姿勢

内容
実習期間は、参加観察実習1週間(3年次後期)、総合実習3週間(4年次前期)に分けられる。
実習中は、毎日実習日誌を書き、幼児集団を指導する部分実習(数回)、及び責任実習(1〜2日)を行う。
部分実習・責任実習においては指導計画を作成し、実習担当保育者から指導を受けることとする。
実習園は原則として本学指定の園とするが、帰省先での実習など特例は認められる。
実習に臨むための要件は、「履修の手引き」と「実習の手引」を参照のこと。
実習内容の詳細は「実習の手引」を参照のこと。
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【事前予習】実習先の特性の理解を進め、保育援助や環境構成、教材に関する研究、及び指導計画の作成を行う。翌日の保育について考える。実習準備や実習終了後の事後学修に2〜3時間をあてる。
【事後学修】その日の保育実践を振り返り、実習日誌を作成する。実習後の自己課題を明確にし、各自の課題について達成目標を設定して改善・向上に取り組む。

フィードバック
実習日誌は、提出後に実習担当教員がコメントを書き、1ヶ月を目途に返却する。その後、事後指導として「幼稚園教育実習総論」の授業内で活用する。
評価方法および評価の基準
実習指導園に実習ごとに評価をいただき、それを参考に実習担当教員が評価する。
評価の観点は「実習の手引」に示してある。実習日誌などの提出物も評価対象になる。
総合して60点以上を合格とする。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
実習の手引
十文字学園女子大学 幼児教育学科
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ