シラバス情報

科目名
子どもと歌唱表現 1Dクラス
担当教員名
薮崎 伸一郎
ナンバリング
EAg2055
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
演習
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
声楽家として多くの舞台を経験した教員が担当し、歌唱表現について実技を取り入れながら授業を行う。

ねらい
①科目の性格
本科目は、幼児教育学科の「表現と文化」領域の科目で、卒業必修科目であり、保育者に求められる「歌うこと」を学ぶ科目である。保育現場では子どもとともに歌うことが多々あるが、そのためにはどのように歌ったら良いのか、その的確な方法を学ぶ。






②科目の概要
保育現場で歌われている歌を教材とし、子どもとともに歌う方法を、基礎的な音楽知識や声に関する知識(発声法、呼吸法など)を学びながら体得する。さらに、子どもに鑑賞してもらう事を想定した歌唱を伴った劇作品を、グループ活動で創作して上演し、総合的な歌唱表現力を養う。
③授業の方法(ALを含む)
本科目は、演習による解説で基礎的な音楽知識や声に関する知識(発声法、呼吸法など)に触れ、実際に歌って表現することでそれらの知識を体得できるように授業を行う。
リアクションペーパー/実技、実験/レポート/グループワーク/ディスカッション/創作、制作
④到達目標
1.学生が人前でも臆せずに歌うことができる。
2.学生が保育現場で歌われている歌、歌ってほしい歌を知りレパートリーを広げることができる。
3.学生が劇作品を創作し演じて表現することで、歌うことの楽しさを実体験として味わい、豊かに表現することができる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EA①-3 保育実践/EA②-4 保育者の感性/EA③-5 問題意識、解決に取り組む姿勢

第1回
事前学習
シラバスを読んで事前準備をしておく。事前にUNIVERSAL PASSPORTで配布する課題について、推薦書やWEBを利用して課題に取り組む。
90分
授業内容
ガイダンス【実技】【レポート】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ事を整理してまとめる。授業で歌った歌を実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。
180分
第2回
授業内容
歌うこととは【実技】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ事を整理してまとめる。授業で歌った歌を実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。
180分
第3回
授業内容
声が出るしくみ【レポート】【リアクションペーパ】【実技】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ事を整理してまとめる。授業で歌った歌を実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。
180分
第4回
授業内容
発声法・呼吸法の基礎【実技】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ事を整理してまとめる。発声法・呼吸法のトレーニングをする。授業で歌った歌を実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。
180分
第5回
授業内容
発声法・呼吸法の応用【実技】【グループワーク】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ事を整理してまとめる。発声法・呼吸法のトレーニングをする。授業で歌った歌を実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。
180分
第6回
授業内容
既知の歌を無伴奏で歌ってみよう【実技】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ事を整理してまとめる。授業で歌った歌を実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。
180分
第7回
授業内容
既知の歌を無伴奏で豊かに表現してみよう【実技】【創作、制作】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ事を整理してまとめる。授業で歌った歌を実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。
180分
第8回
授業内容
身体を用いた歌唱表現とは【実技】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ事を整理してまとめる。授業で歌った歌を実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。
180分
第9回
授業内容
身体を用いた歌唱表現の創作と実践【実技】【創作、制作】 【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ事を整理してまとめる。授業で歌った歌を身体全体を使って実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。
180分
第10回
授業内容
子どもの歌唱作品・表現について【実技】【リアクションペーパー】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業で学んだ事を整理してまとめる。授業で歌った歌を実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】事前に配布された資料を読んだり、学習課題に取り組むなどの予習をする。
180分
第11回
授業内容
子どもを対象とした歌唱を伴った音楽劇創作の計画【グループワーク】【ディスカッション】【創作、制作】【実技】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】グループで話し合った内容を整理し、確認する。授業で歌った歌を実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】グループで出し合ったアイデアなどから、どのような作品が創作できるのかを考えてまとめる。
180分
第12回
授業内容
子どもを対象とした歌唱を伴った音楽劇創作の立案【グループワーク】【ディスカッション】【創作、制作】【実技】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】グループで話し合った内容を整理し、確認する。授業で歌った歌を実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】グループで出し合ったアイデアなどから生まれた提案をどのような作品に創作していくのかを考えてまとめる。

180分
第13回
授業内容
子どもを対象とした歌唱を伴った音楽劇の創作【創作、制作】【グループワーク】【ディスカッション】【実技】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】グループで話し合った内容を整理し、確認する。授業で歌った歌を実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】創作過程で生まれた不具合を改善するために、グループ内で情報共有する。グループ単位の作品発表に向けて練習する。

180分
第14回
授業内容
まとめ(歌唱試験)【実技】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】歌唱試験について振り返りをし、上手くできなかったところを中心に実際に歌って表現してみる。
【次回事前学習】創作過程や練習の過程で生まれた不具合を改善するために、グループ内で情報共有する。グループ単位の作品発表に向けて練習する。

180分
第15回
授業内容
まとめ(グループ単位での作品発表)【実技】【グループワーク】【創作、制作】【ディスカッション】【リアクションペーパー】
事後学習
【事後学習】グループ単位の作品発表について振り返りをし、さらに、すべての授業回で学んだ事も整理してまとめる。
90分

フィードバック
提出されたレポートは確認して翌週以降の授業内で返却する。
評価方法および評価の基準
レポート(20%)、歌唱試験(30%)、グループ活動への取り組み(50%)で評価し、60点以上を合格とする。

到達目標1.歌唱試験(20%/30%)、グループ活動への取り組み(20%/50%)
到達目標2.レポート(20%/20%)
到達目標3.歌唱試験(10%/30%)、グループ活動への取り組み(30%/50%)



教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
明日へと歌い継ぐ 日本の子どもの歌 ー唱歌童謡140年の歩み
全国大学音楽教育学会
音楽之友社
978-4-276-59025-0
推薦書・参考文献
【推薦書】
斉田晴仁『声の科学』音楽之友社、萩野仁志・後野仁彦『医師と声楽家が解き明かす発声のメカニズム』音楽之友社

履修上の助言、教員からのメッセージ