シラバス情報

科目名
児童養護論 1Aクラス
担当教員名
潮谷 恵美
ナンバリング
EAe4048
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
①科目の性格 本科目は学科専門科目おける選択科目である。1年生、2年生で修得した保育に関わる専門科目(特に「社会福祉」、「子ども家庭福祉」、「社会的養護Ⅰ」、「社会的養護Ⅱ」等保育必修科目全般)を踏まえて、子ども家庭福祉、社会的養護の現状と専門性を深く理解し、課題を考察できるようになることを到達課題とする。さらに、実践的、発展的な学習をめざす科目である。同科目名の別担当教員、内容の授業があるため、繰り返し受講可とする。
②科目の概要
②科目の概要 本科目では子ども家庭福祉、社会的養護について、事例、施策や法制度等の資料等を用いて、歴史的展開から現代的課題、将来展望について理解し、自身の考察を行うことをめざす。現代の福祉援助課題に対応する社会的養護の基本的視座・意義や理念、社会的養護の対象や方法、内容、課題の確認、学生自身が考察をしたことについて提示を求める。
③授業の方法(ALを含む)
③授業の方法(ALを含む) 
 本講義では教材内容や配布資料等を事前に確認し、講義内で学修できるように努力することを求める。さらに、ノート等をとり、基礎的な必要知識事項を確認し、学生自身が課題を考察することを求める。また、事例研究や教材を提示してディスカッションを取り入れ、多面的な考察を求める。授業ごとにリアクションペーパーを配布し、授業内容理解の確認を把握するので積極的に活用すること。
リアクションペーパー/ディスカッション/レポート(表現)/ケースメソッド
④到達目標
④到達目標 
1 児童養護、社会的養護に関する基礎知識と歴史的な課題について理解し、説明できる。
2 社会的養護の必要な子どもや家族の理解、援助体制、専門的支援内容、方法、専門職の理解と課題について考察し、記述できる。
3 子どもの権利擁護や自立支援の視点から具体的な論点の理解と課題について事例に照らして説明し、考察内容を記述できる。 
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EA①-5 保護者・地域・他の専門職との連携の理解/EA②-1 子どもの人権尊重/EA③-3 社会的事象への関心

第1回
事前学習
「子ども家庭福祉Ⅰ」、「社会福祉」の学習内容を確認のこと。事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み理解しておく。
授業内容
社会福祉・社会的養護の定義と施設養護の特質  【グループディスカッション】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
90分
第2回
授業内容
社会的養護、施設養護の歴史1
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
90分
第3回
授業内容
社会的養護、施設養護の歴史 2
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第4回
授業内容
社会的養護、施設養護の基盤と体制、専門的援助の課題
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第5回
授業内容
子ども家庭福祉、社会的養護の現状、利用者理解1 【ケースメソッド】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第6回
授業内容
子ども家庭福祉、社会的養護の現状、利用者理解2【グループディスカッション】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第7回
授業内容
社会的養護における援助の内容と方法1【ケースメソッド】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第8回
授業内容
社会的養護における援助の内容と方法2 【ケースメソッド】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第9回
授業内容
社会的養護における援助の内容と方法3
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第10回
授業内容
社会的養護、自立支援の課題1 【ケースメソッド】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第11回
授業内容
社会的養護、自立支援の課題2 【ケースメソッド】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第12回
授業内容
社会的養護、自立支援の課題3 【ケースメソッド】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第13回
授業内容
児童養護の展望 課題と将来像1
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第14回
授業内容
児童養護の展望 課題と将来像2
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第15回
授業内容
学習のまとめ 学習に対するフィードバック
事後学習
すべでの授業回で学んだことを整理する
180分

フィードバック
毎回の授業でリアクションペーパーを活用する。次週にフィードバックを行う。課題レポート、試験のフィードバックは実施後に行う。
評価方法および評価の基準
1から5の到達目標に対して、それぞれの評価は課題レポート(授業内含む)30%、試験50%、授業態度(リアクションペーパー提出含む)20%の割合で行う。以上を総合し、60点以上を合格とする。
到達目標1  課題レポート 10/30 試験15/50 授業態度 7/20
到達目標2  課題レポート 10/30 試験20/50 授業態度 7/20
到達目標3  課題レポート 10/30 試験15/50 授業態度 6/20

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
テキストは指定しない。資料等を提示し、授業、事前事後学習で活用していく
推薦書・参考文献
授業中に指定する

履修上の助言、教員からのメッセージ
これまでの学習を踏まえて、新たな多くの専門知識の習得を目指す科目であるので、主体的、積極的な学習の取り組みを期待します。
合格点に達さなかった場合は「再試験」を行う。