シラバス情報

科目名
社会的養護Ⅰ 1Aクラス
担当教員名
潮谷 恵美
ナンバリング
EAe2045
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期
授業形態
講義
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
①科目の性格 学科専門科目「生活と福祉」に位置づけられている保育士資格必修科目である。1年生で学ぶ保育専門職として修得すべき科目を踏まえて、社会的養護の概念、意義と基本的知識、課題等の理解を目標とする。科目の関連は特に「社会福祉」、「子ども家庭福祉」、「社会的養護Ⅱ」をはじめとした保育、社会的養護に関わる各福祉領域の制度やサービス理解とつながりが深い科目である。
②科目の概要
②科目の概要 本講義では、社会的養護について意義と歴史的展開、変遷、児童の権利擁護と社会的養護に関わる子ども、家庭に関わる基本知識と動向、法と制度施策体系と施設機関の理解、社会的養護の対象、形態、関わる専門職、自立支援、虐待対応と防止等の理解と今後の課題について考察ができることを目指す。
③授業の方法(ALを含む)
③授業の方法(ALを含む) 本講義では提示されたテキスト内容や配布資料等を事前に確認し、講義内で理解できるように努力することを求める。さらに、ノート等をとり、基礎的な必要知識事項を確認し、考察することを求める。加えて、授業時間内に事例の検討、ワークシートに取り組んだり、少人数で課題について検討を行ったりする中で多面的な理解と考察を深められることを目指す。毎回の授業ではリアクションペーパーを配布し、授業内容理解の確認を把握するので積極的に活用すること。
リアクションペーパー/ディスカッション/ケースメソッド
④到達目標
④到達目標  
1.現代社会における社会的養護の意義と歴史的変遷について説明できる
2.社会的養護と児童福祉の関連性及び児童の権利擁護について理解し、説明できる。 
3.社会的養護の制度や実施体系等について理解し、説明できる。
4.社会的養護における児童の人権擁護及び自立支援等について理解し、説明できる。
5.社会的養護の現状と課題について考察を記述できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EA①-5 保護者・地域・他の専門職との連携の理解/EA②-1 子どもの人権尊重/EA②-3 保育者の思考・判断

第1回
事前学習
「子ども家庭福祉Ⅰ」、「社会福祉」の学習内容を確認のこと。事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み理解しておく。
90分
授業内容
現代社会における社会的養護の意義と理念【ワークシート】【グループディスカッション】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
90分
第2回
授業内容
社会的養護の歴史的展開、変遷 1
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第3回
授業内容
社会的養護の歴史的展開、変遷 2
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第4回
授業内容
社会的養護と子ども家庭福祉政策の展開
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第5回
授業内容
児童の権利擁護と社会的養護 【ケースメソッド】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第6回
授業内容
社会的養護の制度、仕組みと実施体系
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第7回
授業内容
家庭養護と施設養護 【ケースメソッド】【グループディスカッション】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第8回
授業内容
社会的養護に関わる専門職
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第9回
授業内容
施設養護の実際
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第10回
授業内容
施設養護の実際−日常生活支援、治療的支援、自己実現・自立支援等−【ケースメソッド】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第11回
授業内容
施設養護とソーシャルワーク 【ケースメソッド】
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第12回
授業内容
施設等の運営管理と地域とのかかわり、社会的養護の現状と課題
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第13回
授業内容
被措置児童等の虐待防止と社会的養護
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第14回
授業内容
講義の総括
事後学習・次回事前学習
【事後学習】授業内容を読み返し、疑問や課題を整理する。
【次回事前学習】事前にUniversal Passportから提示する授業資料を読み、提示された課題に取り組む。
180分
第15回
授業内容
学習のまとめ 学習に対するフィードバック
事後学習
すべでの授業回で学んだことを整理する
180分

フィードバック
毎回の授業でリアクションペーパーを活用する。次週にフィードバックを行う。課題レポート、試験のフィードバックは実施後に行う。
評価方法および評価の基準
1から5の到達目標に対して、それぞれの評価はすべて課題レポート(授業内含む)30%、試験50%、授業態度(リアクションペーパー提出含む)20%の割合で行う。以上を総合し、60点以上を合格とする。
到達目標1  課題レポート 6/30 試験10/50 授業態度 4/20
到達目標2  課題レポート 6/30 試験10/50 授業態度 4/20
到達目標3  課題レポート 6/30 試験10/50 授業態度 4/20
到達目標4  課題レポート 6/30 試験10/50 授業態度 4/20
到達目標5  課題レポート 6/30 試験10/50 授業態度 4/20

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
社会的養護Ⅰ─「新しい社会的養育ビジョン」の理解に向けて─
鈴木幸雄、梶原敦、美馬正和 編著/小川恭子他著
同文書院
978-4-8103-1509-7
推薦書・参考文献
「子ども家庭福祉Ⅰ」で使用したデータブック「保育者のための児童家庭福祉データブック」(中央法規)
「子ども家庭福祉Ⅰ」で使用した「最新保育資料集」(ミネルヴァ書房)

履修上の助言、教員からのメッセージ
これまでの学習を踏まえて、新たな多くの専門知識の習得を目指す科目であるので、主体的、積極的な学習の取り組みを期待します。
合格点に達さなかった場合は「再試験」を行う。