シラバス情報

科目名
子どもと自然 2Aクラス
担当教員名
二宮 穣
ナンバリング
EAc2024
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 2年
学年
2年
開講期
2023年度後期
授業形態
演習
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
① 科目の性格
 この科目は、幼児教育学科の専門科目「保育内容の理解と方法」の領域に該当する卒業要件必修科目であり、幼稚園教諭免許・保育所保育士資格の必修科目である。

②科目の概要
② 科目の概要
 学生自身が自然をはじめとする身近な環境に親しみ、これらに関する理解とかかわりを深めるとともに、特に自然とのかかわりが子どもにとっていかに重要かを理解し、適切な援助の方法を考えて、それらを取り入れた保育を構想していく。
③授業の方法(ALを含む)
③ 授業の方法(ALを含む) 
 動植物をはじめとする季節の自然事象を活用し、野外での活動やグループでの活動を含めてこれらと直接かかわる体験および講義を通して理解したことに基づいて、授業外学習の成果や学生同士の意見交換も取り入れながら、自然および身近な環境とのかかわりに主眼を置いた保育実践を構想する授業を進めていく。
実技、実験/レポート/グループワーク/ディスカッション/フィールドワーク
④到達目標
④ 到達目標
1.保育実践とかかわりの深い動植物をはじめとする身近な自然事象や自然環境および社会環境の性質・特徴・魅力などを説明でき、また、それらを活かしたかかわり方を実施できる。
2.保育中の場面を想定し、子どもと自然や身近な環境とのかかわりを援助する方法を工夫できる。
3.自然や身近な環境とかかわる子どもの体験を豊かにするような保育実践を構想し、具体的な計画として表現できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EA②-2 状況判断/EA②-4 保育者の感性/EA③-1 子どもから学び、子どもとともに育つ姿勢

第1回
事前学習
事前に配信するオンデマンド動画を視聴し(視聴の方法は、UNIVERSAL  PASSPORT  を通じて指示する)、その内容に従って学内の主観的地図を作成する(60分)。毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、学内の観察結果については、気づいたことを主観的地図に記入しておく(60分)。
所要時間は記述内容を参照
授業内容
Ⅰ.自然および環境とのかかわり(総論)
Ⅰ−1.子どもにとっての自然と環境
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業で取り扱った内容を見直し、理解が不充分な内容について質問項目として整理しておく。(60分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布した資料に目を通し、授業内容を把握するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容や体験から関連のありそうなことを思い出し、A4判用紙1枚にまとめておく。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第2回
授業内容
Ⅲ.実物とかかわる体験
Ⅲ−1.季節の自然体験(①晩夏〜初秋の自然体験)【実技】【フィールドワーク】【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業時間中に体験したことを、後日思い出し、実習などの保育実践の場面で活用できるようにまとめたレポートを作成して提出する。(240分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布したプリントに目を通し、授業内容を把握するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容から関連のある項目を思い出し、A4判用紙1枚にまとめておく。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第3回
授業内容
Ⅰ−2.自然および環境とのかかわりの“拡がり”と“深まり”
事後学習・次回事前学習
[事後学習]]授業で取り扱った内容を見直し、理解が不充分な内容について質問項目として整理しておく。(60分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布した資料に目を通し、授業内容を把握するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容や体験から関連のありそうなことを思い出し、A4判用紙1枚にまとめておく。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第4回
授業内容
Ⅲ−2.動物とかかわる体験【実技】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業時間中に体験したことを、後日思い出し、実習などの保育実践の場面で活用できるようにまとめるとともに、疑問に思った点を質問項目としてまとめておく。(120分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布したプリントに目を通し、授業内容を把握するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容から関連のある項目を思い出し、A4判用紙1枚にまとめておく。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第5回
授業内容
Ⅰ−3.自然および環境とのかかわりを“拡げる”/“深める”ために(①子どものかかわりの流れ)
事後学習・次回事前学習
[事後学習]]授業で取り扱った内容を見直し、理解が不充分な内容について質問項目として整理しておく。(60分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布した資料に目を通し、授業内容を把握するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容や体験から関連のありそうなことを思い出し、A4判用紙1枚にまとめておく。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第6回
授業内容
Ⅲ−3.植物とのかかわり【実技】【グループワーク】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業時間中に体験したことを、後日思い出し、実習などの保育実践の場面で活用できるようにまとめるとともに、疑問に思った点を質問項目としてまとめておく。(120分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布したプリントに目を通し、授業内容を把握するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容から関連のある項目を思い出し、A4判用紙1枚にまとめておく。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第7回
授業内容
Ⅰ−3.自然および環境とのかかわりを“拡げる”/“深める”ために(②保育者の援助)
事後学習・次回事前学習
[事後学習]]授業で取り扱った内容を見直し、理解が不充分な内容について質問項目として整理しておく。(60分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布した資料に目を通し、授業内容を把握するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容や体験から関連のありそうなことを思い出し、A4判用紙1枚にまとめておく。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第8回
授業内容
Ⅲ−1.季節の自然体験(②秋の自然体験)【実技】【フィールドワーク】【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業時間中に体験したことを、後日思い出し、実習などの保育実践の場面で活用できるようにまとめたレポートを作成して提出する。(240分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布したプリントに目を通し、授業内容を把握するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容から関連のある項目を思い出し、A4判用紙1枚にまとめておく。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第9回
授業内容
Ⅱ.自然および環境とのかかわり(各論)
Ⅱ−1.(各論1)動物とのかかわり
事後学習・次回事前学習
[事後学習]]授業で取り扱った内容を見直し、理解が不充分な内容について質問項目として整理しておく。(60分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布した資料に目を通し、授業内容を把握するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容や体験から関連のありそうなことを思い出し、A4判用紙1枚にまとめておく。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第10回
授業内容
Ⅲ−4.ものの機能に着目した製作【実技】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業時間中に体験したことを、後日思い出し、実習などの保育実践の場面で活用できるようにまとめるとともに、疑問に思った点を質問項目としてまとめておく。(120分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布したプリントに目を通し、授業内容を把握するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容から関連のある項目を思い出し、A4判用紙1枚にまとめておく。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第11回
授業内容
Ⅱ−2.(各論2)植物とのかかわり
事後学習・次回事前学習
[事後学習]]授業で取り扱った内容を見直し、理解が不充分な内容について質問項目として整理しておく。(60分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布した資料に目を通し、授業内容を把握するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容や体験から関連のありそうなことを思い出し、A4判用紙1枚にまとめておく。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第12回
授業内容
Ⅲ−1.季節の自然体験(③晩秋〜初冬の自然体験,④これまでの自然体験の振り返り)【実技】【フィールドワーク】【レポート】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業時間中に体験したことを、後日思い出し、実習などの保育実践の場面で活用できるようにまとめたレポートを作成して提出する。(150分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布したプリントに目を通し授業内容を把握したうえで、『幼稚園教育要領』の「第2章」の「環境」、および『保育所保育指針』の「第2章」のうち関連のある事項を読んで要点を理解するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容からそれらと関連のある項目を思い出して、A4判用紙1枚にまとめておく。(90分)
        
所要時間は記述内容を参照
第13回
授業内容
Ⅱ−3.(各論3)自然事象および社会環境などとのかかわり
事後学習・次回事前学習
[事後学習]]授業で取り扱った内容を見直し、数量および標識・文字とのかかわりについては示された課題に取り組むとともに、理解が不充分な内容について質問項目として整理しておく。(90分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布した資料に目を通し、授業内容を把握するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容や体験から関連のありそうなことを思い出し、A4判用紙1枚にまとめておく。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第14回
授業内容
Ⅲ−5.身近な環境とくに自然事象とのかかわり【実技】
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業時間中に体験したことを、後日思い出し、実習などの保育実践の場面で活用できるようにまとめるとともに、疑問に思った点を質問項目としてまとめておく。(120分)
[次回事前学習]毎日10分、学内やその周辺(または自宅周辺)の自然や人間の生活に現れる季節の移り変わりを観察し、気づいたことを主観的地図に記入しておく。(90分)
        UNIVERSAL  PASSPORT  で配布したプリントに目を通し、授業内容を把握するとともに、これまでに受講した他の科目の学修内容から関連のある項目を思い出し、A4判用紙1枚にまとめておく。(60分)
所要時間は記述内容を参照
第15回
授業内容
Ⅰ−4.自然および身近な環境とのかかわりを主眼に置いた保育の構想(まとめに代えて)【ディスカッション】
事後学習
[事後学習]授業中に指示された試験に代わるレポートの課題を良く理解し、必要事項をインターネットなどを駆使して調べたうえで、執筆し提出すること。(360分)
所要時間は記述内容を参照

フィードバック
 提出された成績物は、必要に応じて誤りを正し、コメントを記入したうえで評点をつけ、平常のレポートについては翌週以降、試験に代わるレポートについては成績確定後に返却する。
評価方法および評価の基準
授業の3分の2以上出席した学生を評価の対象とする。評価の方法は平常のレポートおよび平常点(40点)、試験に代わるレポート(60点)とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1.平常のレポートおよび平常点(30%/40%)、試験に代わるレポート(00%/60%)
到達目標2.平常のレポートおよび平常点(10%/40%)、試験に代わるレポート(20%/60%)
到達目標3.平常のレポートおよび平常点(00%/40%)、試験に代わるレポート(40%/60%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
使用しない。授業中にプリントを配布する。
推薦書・参考文献
文部科学省『幼稚園教育要領解説(最新版)』、厚生労働省『保育所保育指針解説(最新版)』、内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説(最新版)』

履修上の助言、教員からのメッセージ
 季節の自然事象を活用する都合上、季節の進み具合や天候により、対面授業の内容は前後する可能性がある。そうした場合の対応も含め、 UNIVERSAL  PASSPORT  の掲示で連絡を取ることが多くなるので、授業前日の夜には必ずチェックをしてほしい。