シラバス情報

科目名
保育実践論 2Aクラス
担当教員名
近藤 有紀子
ナンバリング
EAb4021
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 3年
学年
3年
開講期
2023年度後期
授業形態
講義
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
幼稚園教諭として幼稚園において保育に携わった経験を持つ教員が担当し、幼児教育における「遊び」の本質と保育者の役割について、子ども、保育者の視点から実践を活かした内容を取り上げ、考察を行う。

ねらい
①科目の性格
本科目は幼児教育学科の学科専門科目であり、領域は「保育と教育」である。また、卒業研究につながる選択科目である。1,2年次での幼児教育の学びをさらに深め、専門的な知識を身につけることを目的とする。本科目は「繰り返し受講可」であるが、卒業研究につながる科目であり、それぞれの教員により授業内容は異なる。
②科目の概要
「遊び」の本質・子ども理解について学ぶ。「遊び」については「遊び論」から価値や意義を考える。そこから保育者の役割について、子どもの視点、保育者の視点から考察し、理解を深め保育実践につなげる。さらに、いくつかの事例をこれまでの学びと関連付けながら、実習での経験等を基に考察する。
③授業の方法(ALを含む)
この授業は内容に応じて、講義。グループワーク、アクティブ・ラーニングを組み合わせながら、学びを深めていく。
各テーマの1回目は、取り上げた内容に関する理解、課題を取り上げる。2回目は、考察に基づき討議、討論を行う。3回目に振り返り等のまとめを行い、テーマ全体の修得、各テーマにおける関連性について考察を行う。
リアクションペーパー/レポート/グループワーク/ディスカッション/ディベート
④到達目標
1.「遊び」の本質を理解する
2.子どもにとっての「遊び」の価値や意義を捉え、保育者の援助の方法を捉える
3.事例考察などから、学びを共有し、思考の幅を広げる
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EA①-2 保育理論の理解/EA③-3 社会的事象への関心/EA③-5 問題意識、解決に取り組む姿勢

第1回
事前学習
受講する前の事前資料を読んでおく
90分
授業内容
はじめに
事後学習・次回事前学習
授業内で配布された資料を基にレポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく。
180分
第2回
授業内容
「遊び」について考える
事後学習・次回事前学習
授業内で配布された資料を基にレポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく。
180分
第3回
授業内容
子どもにとっての「遊び」
事後学習・次回事前学習
事前配布資料、授業内容を踏まえてレポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく
180分
第4回
授業内容
「遊び論」から考える
事後学習・次回事前学習
事前配布資料、授業内容を踏まえてレポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく
180分
第5回
授業内容
「遊び」を支えるもの
事後学習・次回事前学習
事前配布資料、授業内容を踏まえてレポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく
180分
第6回
授業内容
子どもの「姿」
事後学習・次回事前学習
事前配布資料、授業内容を踏まえてレポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく
180分
第7回
授業内容
私(保育者)と子どもとの関わり ①「遊び」を捉える
事後学習・次回事前学習
事前配布資料、授業内容を踏まえてレポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく
180分
第8回
授業内容
私(保育者)と子どもとの関わり ②「遊び」への関わりの意義を考える
事後学習・次回事前学習
グループワークでの内容を踏まえて、レポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく
180分
第9回
授業内容
私(保育者)と子どもとの関わり  ③保育者の役割
事後学習・次回事前学習
グループワークでの内容を踏まえて、レポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく
180分
第10回
授業内容
事例を基に考える ①「遊び」の充実とは
事後学習・次回事前学習
事前配布資料、授業内容を踏まえてレポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく
180分
第11回
授業内容
事例を基に考える ② 「充実するということ」とは
事後学習・次回事前学習
グループワークでの内容を踏まえて、レポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく
180分
第12回
授業内容
事例を基に考える ③ 保育者の役割
事後学習・次回事前学習
グループワークでの内容を踏まえて、レポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく
180分
第13回
授業内容
記録について ① 改めて記録の意義
事後学習・次回事前学習
事前配布資料、授業内容を踏まえてレポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく
180分
第14回
授業内容
記録について ② 記録と保育観の関連性
事後学習・次回事前学習
グループワークでの内容を踏まえて、レポートを作成し、次回授業の資料を読んでおく
180分
第15回
授業内容
まとめ
事後学習
15回の授業内容を振り返り、資料、ノートの整理を行う
90分

フィードバック
提出されたレポート等は、翌週以降の授業内に返却する
評価方法および評価の基準
授業への取り組み(30%)、課題提出(40%)、最終レポートの達成度(30%)とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1 授業への取り組み(10%/30%)、課題提出(10%/40%)、最終レポートの達成度(10%/30%)
到達目標2 授業への取り組み(10%/30%)、課題提出(10%/40%)、最終レポートの達成度(10%/30%)
到達目標3 授業への取り組み(10%/30%)、課題提出(20%/40%)、最終レポートの達成度(10%/30%)

教科書
推薦書・参考文献
【推薦書】授業内で紹介する

履修上の助言、教員からのメッセージ