シラバス情報

科目名
児童学演習
担当教員名
鈴木 晴子、上垣内 伸子、長田 瑞恵、大宮 明子、横井 紘子、近藤 有紀子
ナンバリング
EAa1001
学科
2020〜2023年度 大学 教育人文学部 幼児教育学科 1年/2020年度 大学 教育人文学部 文芸文化学科 日本語・日文コース 1年
学年
1年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
演習
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
幼稚園教諭として、幼稚園において保育に携わった経験を持つ教員らが担当し、保育所、幼稚園での実習を通して、保育者として必要な知識・技能の修得において実践を活かした指導をする

ねらい
①科目の性格
本科目は卒業必修科目であり、専門科目の領域は「基礎」である。
実習を通じ、乳幼児との関わりを持ちながら学習を進める。実習という体験学習を通して、自ら関わり子どもから学ぶ姿勢を確立する。更に、本学が立地する埼玉県新座市について学ぶ機会とする。
②科目の概要
本学が立地する新座市において、子どもが育つ保育所、幼稚園に実習として出向き、現代社会での保育・育児及び子どもの生活の実態を知り、地域においても学修する。実習の事前・事後指導において、他の専門科目を通した学び等を踏まえ、保育に関する現代的課題についても探求する。自ら関わりつつ子どもから学ぶ姿勢を獲得し、保育者として必要な知識・技能を取得しつつ、今後の実習につなげる。
③授業の方法(ALを含む)
本科目では、保育所、幼稚園への実習を中心に行う。実習の事前・事後指導においては、グループによる話し合い、発表を取り入れた授業を行う。
リアクションペーパー/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/実習・インターンシップ
④到達目標
1.実習を通して、子ども理解の基礎を理解することができる
2.保育に関する基礎的な現代的課題、地域社会についての考察、検討をすることができる
3.実習の事前・事後指導を通して、主体的に課題に取り組み、子どもから学ぶ姿勢を体得することができる
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
EA②-1 子どもの人権尊重/EA②-4 保育者の感性/EA③-1 子どもから学び、子どもとともに育つ姿勢

内容
新座市内及び周辺地域の保育の場に赴き、実習という体験学習をする。具体的には、就学前の主な保育の場である幼稚園及び保育所で実習を行う。
実習の前後には、事前学習、事後の話し合いや報告発表の時間を持ち、子どもと子育てを取り巻く社会状況の理解及び子ども理解を深める一助とする。更に、実習の事前・事後の学習を通して、課題を見いだし、解決する家庭や解決内容について再検討する手法を習得する。
主な実習先は、保育所、幼稚園である。
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
【事前準備】「実習の手引き」を読んでおく。授業資料は事前にWEBーUPするので、基本事項を確認しておく。実習後の振り返りで仲間の記録を読み込む。これらを90分程度行う。
【事後学修】授業資料は繰り返し読み、把握、理解する。実習、振り返りで得た学びを整理し、課題を明確にする。これらを90分程度行う。

フィードバック
授業内で提出された課題等は、次回の授業以降にコメントを入れ、返却する。
評価方法および評価の基準
授業及び実習・話し合いへの参加(50%)、実習記録等の期日内提出と、その内容及び授業課題への取り組み(50%)とし、総合評価60点以上を合格とする。
到達目標1 授業及び実習・話し合いへの参加(20%/50%)、実習記録の提出・授業課題の取り組み(10%/50%)
到達目標2 授業及び実習・話し合いへの参加(20%/50%)、実習記録の提出・授業課題の取り組み(20%/50%)
到達目標3 授業及び実習・話し合いへの参加(10%/50%)、実習記録の提出・授業課題の取り組み(20%/50%)

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
幼稚園教育要領
文部科学省
フレーベル館
保育所保育指針
厚生労働省
フレーベル館
幼保連携型認定こども園教育・保育要領
内閣府・文部科学省・厚生労働省
フレーベル館
保育・幼児教育・子ども家庭福祉辞典
中坪史典・山下文一他編集委員
ミネルヴァ書房
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ
子どもと出会って学びましょう!