教員名 : 名倉 秀子
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科目名
【1年】特別研究 秋入学0Gクラス
担当教員名
名倉 秀子
ナンバリング
学科
2013〜2023年度 大学院 人間生活学研究科 食物栄養学専攻 修士課程 1年
学年
1年
開講期
2023年度後期
授業形態
実験・実習
単位数
0単位
実務経験の有無
有
実務経験および科目との関連性
企業の⾷⽂化センターにて⾷に関わる⽂献の整理業務、また業務⽤厨房機器の開発に携わった経験を持つ教員が、調理科学的、⾷⽂化的な視点をもって、地球規模での持続可能な健康をめざす研究について、ディスカッションを取り⼊れながら指導する。
ねらい
①科目の性格
本科目は、研究科⾷物栄養学専攻の学修の集⼤成となる必修科⽬である。⾷を基盤とする⾷・栄養・健康の専⾨家としての研究能⼒を⾝につけるため,⾷科学分野の研究課題の⼀つとして,調理科学的⼿法、調査票による調査法、⾷⽂化を含む資料・⽂献を収集して健康の保持増進,疾病の治癒や予防のための栄養管理サービスにおける⾷事や⾷べ物について,その嗜好性,調理条件等の設計や品質管理の要因解明について,1〜2年次通年で研究指導を⾏う.
②科目の概要
⾷べ物のおいしさは,⾷べ物の物理的・化学的性質,⾷べる側の⼈間の⽣理的・⼼理的状態,および⾷物と⼈間をとりまく環境・⾷⽂化が複雑に関与し,決定される.これらを踏まえ,調理過程における⾷べ物の物理的・化学的性質を客観的,主観的に評価し,あるいは⾷⽂化的な背景を捉え,⾷べ物の品質管理における要因を分析し,健康の保持・増進,疾病の予防に寄与する⾷事の提供につなげることを課題とする.
③授業の方法(ALを含む)
自ら実験を行うことを基本とし、実験計画と結果について議論することによって研究能力を養う。
実技、実験/プレゼンテーション/レポート(表現)/論文
④到達目標
到達目標1. 喫食者を具体的に設定し,調理過程における食べ物のテクスチャーを実験的に明らかにする.
到達目標2. 上記研究の過程で,レオロジー特性を得るために必要な実験手法・技術および考え方を学ぶ. 到達目標3. 食科学演習で研鑽した論文作成能力と本研究の成果をもとに論文としてのまとめ方を習得する. ⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)
内容
1年次の実施事項
① 研究課題(研究対象とする食べ物)の選定 ② 先行研究・関連研究のレビューの作成 ③ 食べ物のレオロジー特性やテクスチャー特性、官能評価に関する実験等の手技習得 ④ データの収集および予備・本実験 以下は2年次の実施事項 ① 本実験の継続 ② 実験データの解析・整理 ③ 学会発表等,成果公表の準備 ④ 修士論文執筆 ⑤ 修士論文公開発表会・質問への対応 等 各授業回における授業外学習の内容・所要時間
特別研究の進捗状況に合わせて、事前学習(2時間以上)、事後学習(2時間以上)を適宜指示するので、その内容を学習(事前準備、調査、事後の実験データ集計、まとめ)をしておく.
フィードバック
適宜、指導を行う。
評価方法および評価の基準
修士論文としてまとめたものを審査委員会で審査し,研究科委員会で合否を決定する.
教科書
推薦書・参考文献
履修上の助言、教員からのメッセージ
研究テーマに合わせた推薦書を紹介する。また、実験等の場所も指示する。
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