シラバス情報

科目名
【1年】特別研究 春入学0Pクラス
担当教員名
中村 禎子
ナンバリング
学科
2013〜2023年度 大学院 人間生活学研究科 食物栄養学専攻 修士課程 1年
学年
1年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
実験・実習
単位数
0単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
栄養科学分野の課題について,代謝栄養学的観点から修士論文作成のための研究指導を行い,得られた成果を修士論文としてまとめる.修士課程2年を通して実施する。
②科目の概要
難消化性糖質等の新開発食品の生体利用性、生理機能、代謝・栄養関連機能、遺伝子発現等への影響を指標として、有効性・安全性を評価するために具体的に設定された課題について研究指導を行う.
③授業の方法(ALを含む)
研究内容に関する先行研究の文献検索を行い、コホート研究,臨床疫学とくに無作為化比較試験、メタアナリシス等によりまとめる。その後、in vitroにおける実験を実施し、その後in vivoにおける動物実験を実施する。試験物質の安全性が確保された場合、ヒトを対象とした実験を行う。毎週セミナーを実施し、研究のプログレスレポートを行う。この機会を通して、プレゼンテーション能力とディスカッション能力を向上させる。
ミニテスト/リアクションペーパー/実技、実験/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/論文
④到達目標
1.先行研究を精査し,仮説を設定し、研究計画を作成できる。
2.課題を解決するための手技・手法等の技術を向上できる.
3.得られた結果について,批判的に検討・評価できる.
4.予期しない結果の原因が,方法論の問題か仮説の誤りによるのかを分析できる.
5.研究成果を研究会・学会等で発表できる
6.修士論文を作成できる.
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)

内容
1年次の実施事項
① 具体的課題(対象とする新開発食品)の選定
② 先行研究・関連研究等のレビューの作成
③ 動物実験・分析実験の手技の習得
④ 予備実験(本実験)の実施
⑤  英語による情報収集・発信の訓練

2年次の実施事項
① 本実験・追実験の実施
② データ解析・整理
③ 学会発表の準備
④ 修士論文執筆
⑤ 修士論文公開発表会・審査への対応  
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
文献検索を含め、3時間以上。

フィードバック
セミナー、学会発表の機会から得られたことから、次の実験を計画したり、修正する。
評価方法および評価の基準
修士論文としてまとめたものを審査委員会で審査し,研究科委員会で合否を決定する.

教科書
推薦書・参考文献

履修上の助言、教員からのメッセージ