シラバス情報

科目名
【2年】特別研究 春入学0Uクラス2年
担当教員名
村田 浩子
ナンバリング
学科
2013〜2023年度 大学院 人間生活学研究科 食物栄養学専攻 修士課程 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
実験・実習
単位数
10単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
管理栄養士としての病院および診療所など医療機関での臨床栄養業務、公認スポーツ栄養士としての柔道やボクシングなどの体重階級制競技、ボート、サッカーなどの栄養サポートの経験を有する

ねらい
①科目の性格
栄養科学分野の課題について,スポーツ栄養学の観点から修士論文作成のための研究指導を行い,得られた成果を修士論文としてまとめる.修士課程2年を通して実施する。
②科目の概要
スポーツ栄養関連分野における競技力向上及び競技者が有する健康リスクからの回避にかかわる課題について研究指導を行う.
③授業の方法(ALを含む)
先行研究や研究方法調査のための文献調査、研究指導を受けながらの研究開始の手続きおよび研究の遂行、修士論文の完成のアクティブラーニング形式
ミニテスト/リアクションペーパー/実技、実験/レポート/ディスカッション/プレゼンテーション/レポート(表現)/フィールドワーク/論文/ICT
④到達目標
1.先行研究および研究方法に関して十分な情報収集を行い、まとめることができる
2.研究課題を解決するための研究計画を作成できる
3.研究において行うべき栄養アセスメントの技術を習得し、研究遂行レベルまで技術を向上させる
4.競技者を対象とした研究を実施するための対象者および多職種のマネジメントができる
5.研究成果をまとめ、研究会・学会等で発表できる
6.研究成果をまとめ、栄養サポート現場に還元できる論文(実践報告レベル以上)を作成できる
7.研究成果をまとめ、修士論文を作成できる.
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)

内容
1年次の実施事項
① 具体的事例(競技者を対象とした栄養サポートおよび栄養アセスメント)の検討
② 先行研究・関連研究等のレビューの作成
③ 栄養アセスメント技術の習得および研究レベルまでの向上
④ 研究計画の作成と予備的検討の実施
⑤    研究開始のための手続き
⑥ 研究対象者の募集

2年次の実施事項
① 研究実施
② データ解析・整理
③ 学会発表の準備
④ 修士論文執筆 
⑤ 修士論文公開発表会・審査への対応  
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
スポーツ栄養に関する国内外のコンセンサスステートメントを理解した上で、研究内容に関する先行研究のシステマティックレビューおよびメタアナリシス等によりエビデンステーブルをまとめる。
この段階では文献検索を含め、1日3時間以上は必要

研究計画を作成する。ヒトを対象とした研究の場合には、研究計画の作成とともに研究を開始するにあたっての手続きを行う。
この段階では、特に研究倫理に関しての知識を十分に得たのちに研究計画の作成にあたるるため1日3時間以上は必要

栄養アセスメント技術の習得および技術の向上にために個人差はあるが1日1〜3時間程度必要

その他、研究実施にあたりその都度必要な学習や技術習得のための時間として1日数時間は必要

フィードバック
修士課程での授業はほぼアクティブラーニングで行われるため、その都度フィードバックを行う。
評価方法および評価の基準
修士論文としてまとめたものを審査委員会で審査し,研究科委員会で合否を決定する.

教科書
推薦書・参考文献
その都度提示する。

履修上の助言、教員からのメッセージ