シラバス情報

科目名
【2年】特別研究 春入学0Dクラス
担当教員名
岩本 珠美
ナンバリング
学科
2013〜2023年度 大学院 人間生活学研究科 食物栄養学専攻 修士課程 2年
学年
2年
開講期
2023年度前期、2023年度後期
授業形態
実験・実習
単位数
10単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
 栄養科学分野の研究課題として,臨床栄養学的手法を用いて,動脈硬化予防の食事・栄養療法の根拠となり,実際の食事・栄養指導に役立つエビデンスを得ることをめざす具体的課題について研究指導を行う.
②科目の概要
 動脈硬化性疾患の発症・進展には,栄養が深く関わっている.食品成分への反応には個人差があり,動脈硬化予防のためには,生体側と食品成分側の両面の要因の検討が必要である.これらを踏まえ,食後高脂血症,酸化ストレス・抗酸化能へ及ぼす食品成分の影響を検討・評価することを具体的課題とする研究指導を行う.
③授業の方法(ALを含む)
 先行研究を精査し,課題を設定で生きる力を培う.課題を解決するための手技・手法等の技術を向上させる。得られた結果について,批判的に検討・評価する。予期しない結果の原因が,方法論の問題か仮説の誤りによるのかを分析する。
実技、実験/ディスカッション/プレゼンテーション/論文
④到達目標
1.専門分野の知識・技術に基づき、 研究課題を決定し、研究計画を立案できる.
2.研究成果を学会などで発表できる.
3.修士論文を完成させる.
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)

内容
1年次の実施事項
① 具体的課題の選定
② 先行研究・関連研究のレビューの作成
③ 分析実験(酸化ストレス,抗酸化能に関する分析等)の手技,データ解析法の習得
④ データの収集および予備実験(本実験)の実施

2年次の実施事項
① 本調査および本実験・追実験の実施
② 臨床データ解析・整理
③ 学会発表の準備
④ 修士論文執筆
⑤ 修士論文公開発表会・審査への対応
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
文献検索を含め、1日3時間以上。
関連学会や研修会に参加をして研究情報を取り入れ、自身の研究に活かす。

フィードバック
適宜ディスカッションを行う。
評価方法および評価の基準
到達目標1~3に対して、
修士論文としてまとめたものを審査委員会で審査し,研究科委員会で合否を決定する.

教科書
推薦書・参考文献
その都度提示する。

履修上の助言、教員からのメッセージ