シラバス情報

科目名
健康科学演習 秋入学クラス
担当教員名
加藤 則子、高橋 正人、吉田 亨、富井 友子、松本 晃裕
ナンバリング
学科
2013〜2023年度 大学院 人間生活学研究科 食物栄養学専攻 修士課程 1年
学年
1年
開講期
2023年度後期、2024年度前期
授業形態
演習
単位数
4単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
高橋、松本は臨床経験があり、それにも基づいた授業も展開する

ねらい
①科目の性格
健康科学(公衆衛生学,生活習慣病学,健康医学,運動生理学,健康運動学、社会福祉学)に関連する海外の文献を読んで,健康科学はもとよりその応用学問に当たる健健指導特別実習に関する諸課題の発見・問題解決に求められる精深な学識,科学的な視点を培う.まずは、英文論文を批判的に読みこなせるよう錬成を行う.また,こうした文献通読で得られた成果をサマライズしてとりまとめ、プレゼンテーションを行えるよう実力の向上を図る.発表のための資料の提示に関しては,オーディエンスの理解を高める効果的な図表の作成・配列法等や,発表方 法等のプレゼンテーション技術についても習得する.さらに、海外の学術雑誌から関連論文を系統的に選定し,一貫性のあるテーマごとにまとめてレビューを作成し,またその内容について発表する.本演習は,2年次前期に配当されている健康指導特別実習への導入の役割ももつ.
②科目の概要
健康科学分野の英文論文を読み、得られた成果をサマライズし発表する。オーディエンスが理解しやすいような図表の作成・配列法等や,発表方法等のプレゼンテーション技術についても習得する。
③授業の方法(ALを含む)
主に講義形式
レポート/ディスカッション/プレゼンテーション
④到達目標
健康科学分野の英文論文を理解でき、得られた情報に基づいて自分自身で考え、それらをサマライズし発表できることを目標とする。さらにオーディエンスが理解しやすいようなスライドや資料の作成ができるようになることと、発表方法等のプレゼンテーション技術も習得することを目標とする.
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)

内容
健康科学に関連する海外の論文を多数読み,精深な学識,科学的な視点を習得する.まずは、英文論文を批判的に読みこなせるよう錬成を行い、その成果をサマライズしてとりまとめ、プレゼンテーションを行えるよう実力の向上を図る.発表のための資料の提示に関しては,オーディエンスの理解を高める効果的な図表の作成・配列法等や,発表方法等のプレゼンテーション技術についても習得する.
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
事前学修:学術論文を読んでまとめるなどの事前学習 (90分間)
事後学修:授業について復習することを必須とし、さらに自分で学術論文、学術書などを読み、まとめ、レ ポートや発表資料作成などを作成する (90分間)

フィードバック
レポートの提出をしていただく予定です。
評価方法および評価の基準
課題作成(20%), 口頭発表(20%),試験あるいはレポート(60%)などにより総合的評価を行い,60点以上を合格とします。  必要に応じて変更することもありえますが、その時には、通知します。

教科書
推薦書・参考文献
【資料】  学内LAN上フォルダに電子メディアとして収納した資料などを用いる.
【参考図書】授業の中で適宜紹介する.

履修上の助言、教員からのメッセージ
新型コロナウイルス肺炎が蔓延している社会事情に鑑み、インターネットによる遠隔授業などを取り入れることもありえます。学内メールによって、情報を発信しますので、毎日メールを見ておいてください。