シラバス情報

科目名
生体機能調節学特論
担当教員名
中村 禎子、渡辺 章夫
ナンバリング
学科
2013〜2023年度 大学院 人間生活学研究科 食物栄養学専攻 修士課程 2年
学年
2年
開講期
2023年度後期
授業形態
講義
単位数
2単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
食物栄養学専攻・栄養科学分野では、生体機能調節としての機能性に関する高度の専門家をめざす学生を対象に生体機能調節学特論を置いている。
そのうち本特論は、2年次後期に開講され、特定保健用食品や機能性表示食品などに関連した食品の3次機能について取り扱う。
②科目の概要
生体や細胞が恒常性を維持し,生存していく上で様々な生体調節機構が働いている。疾病は生体恒常性の破綻による生体調節機能の不全である。
近年、これらの生体調節に関与する食品由来の機能性成分が注目されている。
生体機能学特論では,機能性食品成分が生体機能を調節する作用について細胞機能,遺伝子,酵素,受容体や生体応答分子等の生体恒常性を維持するための分子機構について概説する。
③授業の方法(ALを含む)
2名の教員で分担し、授業を行なう。各教員は各自の研究の専門領域に近い内容での講義を資料に基づいて行う。
リアクションペーパー/レポート/ディスカッション/プレゼンテーション
④到達目標
1. 食品成分の生体機能に関して、科学的な根拠をもとに分かりやすく説明できる
2. 生体恒常性を維持するための分子機構を分子細胞生物学的に説明できる。
3. 食品科学に関する広い視野と多様な視点から人の健康を理解することができる
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)

第1回
事前学習
[事前学習]学部で学修した細胞の構造と機能について復習しておく。
90分
授業内容
細胞の構造と機能
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]学部で学修した遺伝子の発現調節について復習しておく。
180分
第2回
授業内容
遺伝子の発現調節(転写機構,翻訳機構,複製機構)
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]生体における酵素の働きについて調べておく。
180分
第3回
授業内容
糖・脂質代謝における酵素
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]受容体の働きについて調べておく。
180分
第4回
授業内容
糖・脂質代謝の受容体
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]生体応答分子について調べておく。
180分
第5回
授業内容
糖・脂質に対する生体応答分子
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]生体恒常性の分子機構について調べておく。
180分
第6回
授業内容
糖・脂質代謝に対する生体恒常性の分子機構
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]事前配布資料を熟読し,不明な点は詳細に調べておく。
180分
第7回
授業内容
食による生体機能調節(1)事例紹介
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]事前配布資料を熟読し,不明な点は詳細に調べておく。
180分
第8回
授業内容
食による生体機能調節(2)事例紹介
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]事前配布資料を熟読し,不明な点は詳細に調べておく。
180分
第9回
授業内容
食による生体機能調節(3)事例紹介
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]事前配布資料を熟読し,不明な点は詳細に調べておく。
180分
第10回
授業内容
食による生体機能調節(4)事例紹介
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]事前配布資料を熟読し,不明な点は詳細に調べておく。
180分
第11回
授業内容
食による生体機能調節(5)事例紹介
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]事前配布資料を熟読し,不明な点は詳細に調べておく。
180分
第12回
授業内容
トピックス紹介(論文紹介)1
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]事前配布資料を熟読し,不明な点は詳細に調べておく。
180分
第13回
授業内容
トピックス紹介(論文紹介)2
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]これまでの授業を復習し,プレゼンテーションの準備を進めておく。
180分
第14回
授業内容
受講者によるプレゼンテーション
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考⽂献を参照しながら復習する。
[事前学習]これまでの授業を復習しておく。
180分
第15回
授業内容
まとめ【渡辺】【レポート】
事後学習
これまでの配布資料と参考⽂献を参照し,理解度が低い箇所を重点的に復習し理解を深める。
180分

フィードバック
各授業後にその日に得られた疑問点について対応する。
評価方法および評価の基準
期末テスト(60点)と課題に対する応答およびレポート(40点)の合計100点で評価し、総合評価 60点以上を合格とする。

教科書
書名
著者
出版社
ISBN
備考
必要に応じて授業内で案内する
推薦書・参考文献

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