シラバス情報

科目名
【3年】食物栄養学特別研究 秋入学0Aクラス
担当教員名
松本 晃裕
ナンバリング
学科
2016〜2023年度 大学院 人間生活学研究科 食物栄養学専攻 博士後期課程 3年
学年
3年
開講期
2023年度後期、2024年度前期
授業形態
演習
単位数
12単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性
臨床経験があり、それにも基づいた授業も展開する

ねらい
①科目の性格
食・栄養・健康の高度な専門家として自立した研究能力を身につけることを目的とした健康科学分野の研究課題として、医学、スポーツ医学、運動生理学、運動処方などのテーマの研究を行なう。1から3年次通年で研究指導を行う。
健康増進のために求められる運動生理学、運動処方、運動指導、サルコペニア予防などの基本的な概念を習得するため、医学、スポーツ医学、運動生理学、運動処方などに関するテーマについて指導する。具体的には,運動時の呼吸循環系の応答、酸素摂取量測定による運動時の消費エネルギーの測定、運動負荷テストによる安全な運動処方と指導、中高年者の生活習慣病予防、サルコペニア予防などのテーマに関して研究指導を行う。
②科目の概要
生活習慣病を有する中高年者、アスリートなどを対象とし、食事内容、身体能力、疾病の有無、血液データなどを調査・研究する。生活習慣病の予防を図るための栄養改善や運動療法についても検討する。
③授業の方法(ALを含む)
講義形式
論文
④到達目標
英文論文も読み幅広い知識や研究技術を習得し,独創的に研究課題を立案する能力を習得し,英文での論文作成能力を培う.学会発表,研究論文発表により成果を公表するとともに,博士論文を取りまとめる.自立した研究者として高度に専門的な業務を担いうる人材の育成をめざす.
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)

内容
1年次の実施事項
 1   研究課題の設定
 2 先行研究のレビュー
 3 実験、調査方法の検討、手技の習得
 4 予備調査・実験の実施
2年次の実施事項
 1 本調査・実験の実施
 2 調査、実験データの解析
 3 学会発表の準備
3年次の実施事項
 1 学会発表
 2 博士論文の執筆
 3 博士論文投稿準備、投稿
 4 論文査読に対する対応
 5 学位審査会に対する準備
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
研究の進捗状況に合わせて適宜指示をするので、それに沿って自己学習を進める。
関連する論文を網羅的に調査し、かつ熟読すること。関連学会、研究会に積極的に参加し、知識を習得すること。

フィードバック
博士論文の作成を要する。
評価方法および評価の基準
研究に取り組む姿勢および内容,研究発表および研究論文により総合的に評価する.

教科書
推薦書・参考文献
指導の中で適宜紹介するが、受講生の側からも資料などを用意すること

履修上の助言、教員からのメッセージ