シラバス情報

科目名
【1年】食物栄養学特別研究 秋入学0Pクラス
担当教員名
中村 禎子
ナンバリング
学科
2016〜2023年度 大学院 人間生活学研究科 食物栄養学専攻 博士後期課程 1年
学年
1年
開講期
2023年度後期、2024年度前期
授業形態
演習
単位数
0単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
生体における栄養と健康とのかかわりについて、科学的エビデンスを蓄積し、その成果を社会へ還元できる研究に取り組む。自立して研究を遂行する方途を習得する。この科目は大学院博士後期課程3年間にわたり履修する科目で、すべてのDPに関わる科目であり、3年間を通して修得する。
②科目の概要
特別研究では、新規に開発された難消化性糖質を試験物質とし、生体における代謝の特徴ならびに腸内細菌を介した生理機能を探索し、ヒトにおける栄養学的意義を明らかにする。
研究生活を通して、生体における栄養と健康とのかかわりについて総合的に考察する能力を向上させ、高度専門家の育成を目指す。
③授業の方法(ALを含む)
授業の方法:学生自身が研究者として自覚を持ち、研究計画を立案し、実験を実施し、成果を論文としてまとめることができるよう、セミナーを実施する。セミナーでは、プログレスレポートなどプレゼンテーションを行い、ディスカッション能力を高める。in vitroにおける実験、動物実験、試験物質の安全性が確保された場合、ヒトを対象とした実験を行う。
ミニテスト/リアクションペーパー/実技、実験/レポート/グループワーク/ディスカッション/プレゼンテーション/論文
④到達目標
1.専門分野の知識および技術に基づき、研究課題を決定し、研究計画を立案できる。
2.研究成果を、学術論文や学会発表などによって公表し、他の研究者と情報交換できる。
3.博士論文を完成できる。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)

内容
手順
1.研究方法を選択する→研究課題の決定
2.研究計画の立案
3.実験の実施
4.成果公表:博士課程における研究の成果公表
5.博士論文作成および審査、公開発表会準備


各授業回における授業外学習の内容・所要時間
各授業回における授業外学習の内容・所要時間
最新の情報と研究背景について熟知する。新たな研究課題を探索する。  
最低でも、自分の研究に関して、文献検索等を含め、一日3時間以上のデスクワークが必要である。

フィードバック
毎回のセミナーにおいて、ディスカッションを実施し、レポートにまとめる。
評価方法および評価の基準
研究計画の遂行、研究への姿勢、学会発表、学術論文、学会における評価などを総合的に評価する。

教科書
推薦書・参考文献
その都度提示する。自ら検索して最新の情報にアクセスすることが重要である。

履修上の助言、教員からのメッセージ