シラバス情報

科目名
食科学概論
担当教員名
小林 三智子、名倉 秀子、成谷 宏文、渡辺 章夫、木村 靖子
ナンバリング
学科
2021年度 大学院 人間生活学研究科 食物栄養学専攻 修士課程 1年
学年
1年
開講期
2023年度後期
授業形態
講義
単位数
2.00単位

実務経験の有無
実務経験および科目との関連性

ねらい
①科目の性格
食物栄養学専攻・食科学分野唯一の概論で、食全般に関する基礎知識を学ぶとともに、科学的根拠に基づく的確かつ高度な食に関する判断・行動能力を養うために必須な基礎科目である。1年次後期に配置され、食科学分野の専任教員がオムニバス方式で担当する。食科学分野での学修をめざす学生は履修することが望ましい。
②科目の概要
食品学・食品加工学、食品機能学、調理学・調理科学、食品物理学および食生活学に関して、食を基盤とする食・栄養・健康科学の専門家として必要とされる高度な知識を学ぶ。また、食に関するトピックスを題材にした講義や討論により、食を取り巻く社会の動向にも理解を深める。
③授業の方法(ALを含む)
講義を基本とし、質疑・応答や議論を交えて理解を深める。
レポート/ディスカッション
④到達目標
1. 食品素材・食品成分に関する高度な科学的知識を幅広く習得する。
2.  上記知識を基礎に、食品加工・調理の原理を理解する。
3. 食の健康に果たす役割に対する理解を深める。
4. 食を取り巻く社会にも目を向ける姿勢を身につける。
⑤ディプロマ・ポリシーとの関係(右の資質・能力を育成することを目的とする)

第1回
事前学習
現代の食・食文化に関する主要な問題点を考察しておく。
授業内容
食科学序論:食品に関する科学的知識に基づいた現代の食・食文化の理解と判断・行動
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]学部で学んだ穀類に関する知識を復習し、疑問点等を整理しておく。

第2回
授業内容
穀類の成分と特性、利用過程におけるそれら成分・特性の変化および利用の実際
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]学部で学んだ豆類に関する知識を復習し、疑問点等を整理しておく。
第3回
授業内容
豆類の成分と特性、利用過程におけるそれら成分・特性の変化および利用の実際
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]学部で学んだ野菜類に関する知識を復習し、疑問点等を整理しておく。
第4回
授業内容
野菜類等の成分と特性、利用過程におけるそれら成分・特性の変化および利用の実際
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]学部で学んだ乳類に関する知識を復習し、疑問点等を整理しておく。
第5回
授業内容
乳類の成分と特性、利用過程におけるそれら成分・特性の変化および利用の実際
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]学部で学んだ肉類に関する知識を復習し、疑問点等を整理しておく。
第6回
授業内容
肉類の成分と特性、利用過程におけるそれら成分・特性の変化および利用の実際
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]学部で学んだ卵類・水産物に関する知識を復習し、疑問点等を整理しておく。
第7回
授業内容
卵類・水産物の成分と特性、利用過程におけるそれら成分・特性の変化および利用の実際
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]学部で学んだ味覚に関する知識を復習し、疑問点等を整理しておく。
第8回
授業内容
味覚の機構と生理的役割,および味覚の視点からのQOL
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]学部で学んだ官能評価に関する知識を復習し、疑問点等を整理しておく。
第9回
授業内容
食品の官能評価法の理論と実際、および食品開発への応用
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]学部で学んだ物性評価に関する知識を復習し、疑問点等を整理しておく。
第10回
授業内容
食品の物性評価法の理論と実際、および食品開発への応用
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]学部で学んだ大量調理に関する知識を復習し、疑問点等を整理しておく。
第11回
授業内容
食品の大量調理における理論と実際
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]学部で学んだ食生活に関する知識を復習し、疑問点等を整理しておく。
第12回
授業内容
ライフステージに応じた食物・食生活
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]学部で学んだ食生活・食教育の現状に関する知識を復習し、疑問点等を整理しておく。
第13回
授業内容
食生活・食教育の現状と課題、将来展望
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]学部で学んだ食と環境問題に関する知識を復習し、疑問点等を整理しておく。
第14回
授業内容
環境汚染.破壊による食への脅威と,食による環境負荷
事後学習・次回事前学習
[事後学習]授業内容について配布資料や参考文献を参照しながら復習する。
[次回事前学習]ここまでの授業をすべてふりかえり、理解度が低い箇所を見つけ疑問点を把握する。
第15回
授業内容
まとめ
事後学習
[事後学習]ここまでの配布資料と参考文献を参照し、理解度が低い箇所を重点的に復習し理解を深める。

フィードバック
レポートの評価によって見出された理解不足の箇所について、資料や参考文献を紹介し理解を促す。
評価方法および評価の基準
担当教員からの授業資料の予習と、与えられた課題についてのレポートの作成を行う.2時間を目安とする.

教科書
推薦書・参考文献
【資料】UNIPA学内LAN上フォルダに電子メディアとして収納した資料を用いる。
【参考図書】授業の中で適宜紹介する。

履修上の助言、教員からのメッセージ